生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

自立を目指す

2022-08-27 04:20:06 | 日々の暮らし

「イエスは、わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。
(聖書マタイ福音書)

自分のしたいことをするのは子ども。
自分のすべきことをするのが大人。
魚の欲しい人に魚をあげる事ではない。
魚の欲しい人に「魚の釣り方」を教えることだ。
自立を目指すそのことが大事だからと説いています。

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慈悲の衣

2022-08-27 02:01:43 | 日々の暮らし

中国の古典で作者不詳の言葉に
「生年(せいねん)は百に満たず常に千歳(せんざい)の憂(うれ)いを懐(いだ)く。昼は短く夜の長きに苦しむ何ぞ燭(しょく)をとって遊ばざる」があります。
生きられるのはせいぜい百年に過ぎない。
それなのに千年先のことまでも心配している。
昼は短く、悶々とする夜は長い。
いっそのこと、灯りをつけて、夜通し遊ぼうではないか。
不安や苦しみで寝つかれない夜はあるものだ。
眠れない夜は、暗いことではない、明るいことを考えればよい。
誰にもあるものです。不安や苦しみ。
それが人生なのです。だからそんな時こそ遊んだり、楽しいことを考えていれば乗りきれるものです。
月を眺めて下さい。
月明かりは仏様の明かりで照らしている。
これを「慈悲の衣」といいます。
気を楽にすることの大切さを説いた言葉です。
悩んで寝つかれないときは椅子に座り明かりをつけてみましょう。たいした悩みではないことに気づきます。
心が休まれますように。

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