生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

心の浄化

2018-12-17 04:22:46 | 日々の暮らし
イタリアの英雄
ロベルト・バッジョは
ワールドカップアメリカ大会のブラジルとの決勝でPKを外し負けてしまいました。

彼はその時
『PKを外すことが
できるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ』
と述べています。

もちろん、イタリア国民も納得しいます。

たとえ失敗したとしても、彼の実績が否定されたわけではないからです。

皆さんも、
プレッシャーがある場面に出会うかもしれません、挑戦する勇気が
大事だと気づきます。
たとえ失敗しても
次回の糧になるのです。


さて、最古の仏教言葉に

「おのれこそ、おのれ
のよるべ」

があります。

何を頼りに生きているのか。

それは何者でもない、
自分自身だと説いた言葉です。

世の中は思い通りにならないことばかり。

他の人に依存していると、思い通りにならずイライラします。

自分を頼りにするということは、すべての原因を自分の中に求めるということです。

自分で自分の問題を解決するのですから、

相手に対してイライラすることがなくなる。

自由とは、人のせいにしないこと。

すべての原因を自分に求めることと説いています。

「答えはすべて

あなたの中にある」

(ジェームス・アレン著)

の中に、「穏やかさは、人格のもっとも尊い要素です。

その心に触れる誰もが、安らぎと平和を感じずにはいられません。

自分の弱さを克服した強さは、他の人達を救うための強さでもあるのです。

穏やかな心は、偽りや侮辱の言葉を目の前に山積みにされても、

冷静さを失いません。

穏やかさは、セルフコントロールが咲かせる見事な花です」

とあります。

回りを平和にするには

自分を頼りに

苦悩の炎をくぐり抜けた心の浄化なのだと思います。

すべての答えは

自分の中にあるのですから。


「おのれこそ

おのれのよるべ」

年の瀬に自戒の言葉に

したいと思います。

合掌
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