老子の『水に学べ』の章より
「上善(じょうぜん)は水の如(ごと)し」
上善とは理想的な生き方のこと。
水は丸い器に入れられれば丸くなり、四角い器に入れられれば四角になる。
何事も従順で自由自在。
あるいはまた、水はすべての生き物に大きな恵みを与えながら、誰とも争うこなく、それでいて少しも自慢するところがない。
常に人の嫌がる低い所に位置し、そのあり方はきわめて柔軟で謙虚である。
それでいて、どんなに硬い岩でも打ち砕く力を持ち一見、主体性がないように見えるが、その実、常に低い所へ流れようと強固な意志を持つ。
何もしないように見えながら、万物に恵みを与え、必要とあれば水蒸気となり氷となって、その姿は臨機応変、縦横無尽の働きをする。
確かにその通りだと感じます。
私は水かも知れない。肩の荷が下りホッとした解放感と清々しい爽快感を与えてくれました。
老子はもっと楽しく、もっとゆったりと、もっと自由に、生きてもいいのだよ。
そんなメッセージを感じます。
皆様の癒しになりましたらありがたいです。