生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

冠は心にある

2018-07-29 00:58:28 | 日々の暮らし
人は浅い眠り(レム睡眠)と、深い眠り(ノンレム睡眠)を交互に繰り返して睡眠しているといいます。

レム睡眠の時に気になる夢を見るといいます。


「杞憂(きゆう)」という言葉があります。

余計な心配をすること。
取り越し苦労をすることをいいます。

昔、中国の周の時代に杞の国という小国がありました。

大変気の小さい男がいて、天地がいつひっくり返るかと、そればかりを考えて恐怖にとりつかれて、物もろくろく食べないありさまでした。

そのうち夜も眠れなくなってしまいました。

友人が心配して訪ねて来ました。

こう言って恐怖の種を取り除いてやったといいます。

「天は気体の集まったもの。

われわれはその中で呼吸をしたり、体を動かしている。

地というのは、土のかたまりで世界の果てまで続いている。

われわれはその上を歩き回っているわけだ。

そんな天と地が引っくり返るはずがないではないか

男はそれを聞いて安心したという。」

この時、杞憂(余計な心配をすること)という言葉ができたといいます。

さて、今日目覚めた私の心に響いた言葉は

『若い女は美しい、

しかし老いた女は

もっと美しい。』

(ホイットマン・草の葉の美女の一節より)

『冠は心に在る。

頭にはない。

ダイヤモンドやインド石で飾ってもなければ

目に見えもしない。

わたしのは「満足」

という冠だ!』

(シェクースピア・ヘンリー四世より)

『君の路を行きつくと

よき満足がある。

しかし初めに満足する者は

先へ進まない。』

(リュッケルト・ドイツの詩人)



冠は心にある

いい言葉ですね。

皆様の力になれば

ありがたいです。

合掌
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