生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

ダイニングメッセージ

2019-07-06 16:01:03 | 日々の暮らし

あなたは死んでいく人のメッセージをどれだけ聴きましたか? みんな何らかのメッセージを残しているものです。 それを感じたのが小学校五年の夏休み。 仲間とお寺で野球していたら一人の運動万能なお茶屋の長男、土屋君が突然大きな石碑が倒れて下敷きで亡くなりました。 あの時聴こえた声は何もなかった。 しかし、夢の中で苦しそうな声が聞こえて眠れなかった。 人は死ぬものだと知り涙が止まりませんでした。 同じ頃、港の海で1人泳いでいたら目、鼻、口を魚に突つかれたおじいさんとぶつかりました。 警察に通報しました。 豪雨にあった川に流れてくるおじいさんを竿で引っかけて警察に通報したことが2件。 目の前で屋上から飛び降りした女性の声は何か叫んでいました。 買ったばかりのコートを血まみれの彼女に被せました。 私の車の目の前で急ハンドルミスしてオートバイの人が川底に転落していった時、驚きの顔して私を見つめていました。 仕事に悩み首をつって死んだ先輩を山で見つけた事。 夜釣りをしていたら伊豆沖で遭難した釣り人を浜で見つけた事。 そのような事が何十件もありました。 誰もが体験しているものではないと言われ気づいたのです。 私の役目はダイニングメッセージ(死に際のメッセージ)を聴く事なのかと。 それから神の言葉を聴く力を感じた気がします。 浮かばれない人の声も聴きなさいと。 誰もが突然、悩み苦しみに会うものだから。 私なんかにそんな力があるのだろうか? 涙が出て来ましたこれで失礼します。        合掌

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