良寛のお椀

休みの時、ある定食屋で食事を頂いたら珍しい木のお椀が出て来ました。
良寛さんを思い出しました。
良寛さんが托鉢の帰り道、竹林に落ちていた
泥まみれで欠けたお椀を見つけました。
谷川で洗って持ち帰りました。
そのお椀でお粥を食べていたのです。
ある日友達がやって来ました。
そのお椀にお粥を入れて出しました。
欠けたお椀に気づいた友達は訳を聞きました。
良寛は竹林で拾って来たことを説明しました。
友達はこれは、有名な中国の詩人が使っていたお椀に違いないと言ったので良寛が大喜びした。という話を思い出しました。
私もいつの日か良寛さんのお粥をごちそうになりたいです。
物にも言葉にも魂があります。気になった言葉を二本指で宙に書いてください。願いが通じてあなたを守ってくれます。例えばお椀と書けばお椀にで会うように。「あなたの願いを宙に刻んで」合掌してください。
神様に届きますように。