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電気発祥の地について

2016-03-23 16:41:25 | 日記

 関内から、ベイスターズ通りを海に向って1丁ほど歩いて行くと神奈川県電気発祥の地という碑が建立されていましたので、「横浜もののはじめ考 編集・発行横浜開港資料館」によると次のような記述がありましたので、投稿いたします。
 明治22年7月横浜の田沼太右衛門が発起人となり、横浜共同電灯会社の設立計画に基づき出願され、11月に関内と居留地を営業区域として許可された。役員選挙の結果、初代社長には高島嘉右衛門が就任し、翌年、常盤町一丁目に火力発電所を建設。電柱の設置や電線の架設など工事が進められ、9月に完成して試験送電を開始した。開業したのは10月1日からであった。12月には、関外を営業区域として設立許可を得乍ら、まだ事業に着手していなかった横浜電灯会社の営業権を吸収している。26年から横浜電気会社と社名が変わり、大正10年東京電灯株式会社に合併された。
 また、「市史稿」によると、高島町遊郭の移転にともない、明治17年、神風桜も真課金町に新築移転するが、これを日本人用とし、外国人用として、神奈川7軒町埋立地碧海橋祭に建物を移築、これに「自家用の発電所」を設え「煌々たる電光 は構内停泊の艦船に乗り組む人々の魂を刺激した」という。黒沢正尾の談話によると、この自家用発電所が明治29年、附近一帯への供給権を得て独立し、神奈川電灯会社になったという。34年市域拡張によって神奈川が横浜市に編入されたのを機会に交渉が進み、明治40年横浜共同電灯会社に合併された。
 一方、東京では、明治11年3月25日、工部大学校で、英国人教師エアトンの指導によってアーク灯が点火された。これが日本で最初の電灯点火とされ、この日が電気デーになっている。
 明治15年、大倉喜八郎らが米国デラッシュ商会の勧めで電灯事業を計画し、11月1日には、同商会から派遣された技術師により、事務所が置かれた銀座の大倉組の前で「公開実物宣伝」が行われた。この8月11日付け「東京横浜毎日新聞」に、「ブラツシ電気灯会社代理店」ウォルシュ・ホール商会が、「工事及ヒ其他一切ノ場所ヘ電気灯布設セット欲スル御人ハ下名ヘ御来談アラン事ヲ迄フ」という広告を出していることからみて、ウォルシュ・ホール商会が仲介したものと思われる。
 会社の設立は、明治19年7月5日開業した。架空電線による配電が開始されたのは、20年11月のことであった。21年には神戸、22年には大阪・京都・名古屋にそれぞれ電灯会社が設立されている。「東京電灯株式会社史」による。という記述がありましたので、併せて投稿いたします。

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