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水分補給と脱水

2013-08-26 11:24:08 | 日記
 先日、水分補給と脱水について、「介護福祉施設はまかぜ」の栄養士さんの研修会があり参加いたしました。その内容を報告させていただきますので、なにかの参考になれば幸いであります。
1 体にとって大切な水用語
 体にとって水は、生命を維持していくうえで、酸素に次ぐ大切な物質であります。その役割として、次にあげる4つがあります。
① 栄養や酸素を運ぶ
② 体温の調節
③ 老廃物を排泄する
④ 体の様々な機能を維持する
 体から水分が脱水し水不足となると、これらの役割がうまく果たせなくなります。
    
2 1日に必要な水分量
 1日に大人が必要とする水分量は、2、500ccと云われています。これらの水分は、単に口から、水を吸収補給するわけではありません。
① 食事を摂るおりに水分を1、500cc程度補給される
② 残りの1、000ccから1、200ccは、直接水(お茶、コーヒー等)で補給することになります。従って、食事を摂れないときは、水を多く補給する必要があります。

3 水分不足の症状・チェック
 症状としては、① 頭が痛くなる ② 吐き気がする。 ③ 便秘、下痢等の現象あれば、体は水分不足になりますよと警告していると理解する必要があります。
チェック方法
① ここ3日間、食事量が減っている
② 発熱(37°C以上)が1日以上続いている
③ 何時もより汗が多くかいている。
④ 暑い場所に長時間いた
⑤ 下痢や嘔吐がここ3日間で3回以上みられた
⑥ 何時もより、排尿の回数や量が少ない
⑦ 便秘気味である
⑧ 唇が乾いている
⑨ 舌が乾いている、舌に亀裂がある
⑩ 脇の下が乾いている
⑪ 何時もより、皮膚の張りがない、または冷たい
⑫ 何時もより、意識がハッキリない
 脱水は、静かに進行しますので、早めの対処が重要であります。


4 脱水とは何か
 脱水は、体液が減少した状態を云います。水分だけが失われるだけではなく、同時に塩分(「電解質」ナトリウム、カリウム、)なども失っています。食事摂取・水分不足で、発熱、下痢、嘔吐などがあると脱水になります。
1日塩分は、10gは必要と云われている。普通の家庭では、12g程度は摂っている模様です。

5 水分の補給方法
 水分を補強する方法としては、一度に水を多量に補給しても体に全てが吸収されるものではないから、こまめに補給する事が大切であります。特に、子供や高齢者は、体の水分不足に対するコントロールが上手くできないので、十分気を付ける必要がある。
経口補水療法としては、4で示した「ナリウム」「カリウム」を補給する作り方としては、「水、1ℓ」に対して、「塩、小さじ1/2杯」「砂糖、大さじ4+1/2杯」であります。手作りの経口補水液は、あくまでも簡易的、一時的なものです。糖が含有されているため、清潔に作製しなければ感染源になります。

6 高齢者の脱水理由
 高齢者が脱水になり易い多くの理由は、次によるものがあるからです。
① もともと、体の水分量が少なくなっている。
② のどの渇きが感じにくい
③ 熱や嘔吐がある
④ 急に食欲が低下し、水分もとれなくなった
⑤ 下痢や浣腸剤を使用している
⑥ 利尿剤を使用している

7 人体の体の水分比率
人を子供、成人者、高齢者の3つに大別すると、これら区分者の体に含まれる水分比率は、次のようになります。
① 子供80%  ② 成人60%  ③ 高齢者50%
 従って、子供の肌はプヨプヨしているが、高齢者になる程肌は、カサカサになります。

8 高齢者の食事の補助方法等
 高齢者は、比較的歯が少なくなっている。場合によっては全くなくなっている。高齢者が食事をする場合に、口角が下がり飲み込めない。食事が体内に入るには、顎を噛しめるような状態で舌の上に乗った物が、喉奥に送り込まれる仕組みになっています。しかし、高齢者は、舌がスムーズに動かないため、飲み込むことに時間を要します。
食事の補助をする場合には、舌に乗せてゆっくり込みこませることが大切であります。
また、高齢者は、水のままでは飲み込みづらいので、ゼリー状のものに加工されたものがあります。加えて、糖分は飲み込み易いが、味噌汁は口角が下がり飲み込めない。更に、糖分は感じ易いが、塩分は感じなくなっている。

9 食事バランス
 食事のバランスは非常に重要で、野菜は、1日350g手のひら一杯。タンパク質は、肉、牛乳、植物タンパク等良質なものを摂取する必要がある。特に、高齢者は、食事量が少ないので考慮する必要がある。

10 その他
 夏は、水分補給と脱水について

1 体にとって大切な水
体にとって水は、生命を維持していくうえで、酸素に次ぐ大切な物質であります。
その役割として、次にあげる4つがあります。
① 栄養や酸素を運ぶ
② 体温の調節
③ 老廃物を排泄する
④ 体の様々な機能を維持する
体から水分が脱水し水不足となると、これらの役割がうまく果たせなくなります。
    
2 1日に必要な水分量
 1日に大人が必要とする水分量は、2、500ccと云われています。これらの水分は、単に口から、水を吸収補給するわけではありません。
① 食事を摂るおりに水分を1、500cc程度補給される
② 残りの1、000ccから1、200ccは、直接水(お茶、コーヒー等)で補給することになります。従って、食事を摂れないときは、水を多く補給する必要があります。

3 水分不足の症状・チェック
症状としては、① 頭が痛くなる ② 吐き気がする。 ③ 便秘、下痢等の現象あれば、体は水分不足になりますよと警告していると理解する必要があります。
チェック方法
① ここ3日間、食事量が減っている
② 発熱(37°C以上)が1日以上続いている
③ 何時もより汗が多くかいている。
④ 暑い場所に長時間いた
⑤ 下痢や嘔吐がここ3日間で3回以上みられた
⑥ 何時もより、排尿の回数や量が少ない
⑦ 便秘気味である
⑧ 唇が乾いている
⑨ 舌が乾いている、舌に亀裂がある
⑩ 脇の下が乾いている
⑪ 何時もより、皮膚の張りがない、または冷たい
⑫ 何時もより、意識がハッキリない
脱水は、静かに進行しますので、早めの対処が重要であります。


4 脱水とは何か
脱水は、体液が減少した状態を云います。水分だけが失われるだけではなく、同時に塩分(「電解質」ナトリウム、カリウム、)なども失っています。食事摂取・水分不足で、発熱、下痢、嘔吐などがあると脱水になります。
1日塩分は、10gは必要と云われている。普通の家庭では、12g程度は摂っている模様です。

5 水分の補給方法
水分を補強する方法としては、一度に水を多量に補給しても体に全てが吸収されるものではないから、こまめに補給する事が大切であります。特に、子供や高齢者は、体の水分不足に対するコントロールが上手くできないので、十分気を付ける必要がある。
経口補水療法としては、4で示した「ナリウム」「カリウム」を補給する作り方としては、「水、1ℓ」に対して、「塩、小さじ1/2杯」「砂糖、大さじ4+1/2杯」であります。手作りの経口補水液は、あくまでも簡易的、一時的なものです。糖が含有されているため、清潔に作製しなければ感染源になります。

6 高齢者の脱水理由
高齢者が脱水になり易い多くの理由は、次によるものがあるからです。
① もともと、体の水分量が少なくなっている。
② のどの渇きが感じにくい
③ 熱や嘔吐がある
④ 急に食欲が低下し、水分もとれなくなった
⑤ 下痢や浣腸剤を使用している
⑥ 利尿剤を使用している

7 人体の体の水分比率
人を子供、成人者、高齢者の3つに大別すると、これら区分者の体に含まれる水分比率は、次のようになります。
① 子供80%  ② 成人60%  ③ 高齢者50%
従って、子供の肌はプヨプヨしているが、高齢者になる程肌は、カサカサになります。

8 高齢者の食事の補助方法等
高齢者は、比較的歯が少なくなっている。場合によっては全くなくなっている。高齢者が食事をする場合に、口角が下がり飲み込めない。食事が体内に入るには、顎を噛しめるような状態で舌の上に乗った物が、喉奥に送り込まれる仕組みになっています。しかし、高齢者は、舌がスムーズに動かないため、飲み込むことに時間を要します。
食事の補助をする場合には、舌に乗せてゆっくり込みこませることが大切であります。
また、高齢者は、水のままでは飲み込みづらいので、ゼリー状のものに加工されたものがあります。加えて、糖分は飲み込み易いが、味噌汁は口角が下がり飲み込めない。更に、糖分は感じ易いが、塩分は感じなくなっている。

9 食事バランス
食事のバランスは非常に重要で、野菜は、1日350g手のひら一杯。タンパク質は、肉、牛乳、植物タンパク等良質なものを摂取する必要がある。特に、高齢者は、食事量が少ないので考慮する必要がある。

10 その他
夏は、O、157が活発に活動・増殖するため、手洗を丁寧にする必要があります。特に、指の股や爪の先などは、石鹸を泡立たせて菌を洗い落し、食中毒に掛からないよう細心の注意が必要となります。
 
 

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