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釜利谷市民の森散策

2013-09-06 10:37:17 | 日記
 今日は、8月も終わり暑さも若干和らいで来ましたので、横浜市釜利谷市民の森へ行くことにしました。予報では、午後3時以降に雨が降ると云うことでありました。ところが、京浜急行金沢八景に着くや否やゲリラ的雨が降り始め引き返そうかと思っていたが、段々と小降りとなったので決行いたしました。
 釜利谷市民の森は、金沢動物園駐車場裏の道路から、市民の森の見取り図の立っている標識の脇から、ハイキングコースに入る入口がありました。
 コースに入ると直ぐ40°程の急な雑木林に囲まれた小道を上って行くと馬の背状態のコースを程なく登って行くと、そこには、馬の背広場でありました。10人程度のグループが利用可能な様にベンチを備えていましたが、雨は止んだもののまだ、ベンチが濡れていて、腰かけることもできませんでした。
 止むを得ず進んで行くと金杉谷広場があり同様に10人程度のベンチが備わっていました。更に進むと能見台方面からのコースと合流し、こがね台広場があり、雑木林の切れ目からは、杉の人工林が目に入って、この山は、誰が何時植林をしたのか、「大分県の中津江村の森林組合長の話では「なんでも百年以上経過しないと杉林とは、云わない」と云う事を」思い出し、暫く立ち止まって見入ってしまいました。それは、一家3代に亘って、人手で枝打ちや下草刈をして、育てた杉でなければ、節が散見され材木としての価値がないと云う事でした。
 暫く進むと車の音がするので、何かと見て見ると「横浜・横須賀道路」の「動物園の駐車場」があり、もうそこは「金沢動物園」でありました。
 動物園入口と反対方向に金杉橋があり、その橋を渡ると直ぐに右手に展望台がありました。眼下には、東京湾に浮かぶ夏島や八景の街並み、そして、遠くには、東京湾がどこまでも広がっていて、左手には、能見台のマンション群が連なって見えました。
 展望台を後にして、北谷方面へと足を進めると、そこからは、木々に、名札が掛っており、「バラ科」のヤマザクラ、「カバノキ科」のイヌシデ、コブシ、山栗等があり、小路に、「イガグリ」が転がっていました。最近のゲリラ的雨に打たれて落ちたものと思われます。
 間もなく浅間塚広場あり、そこを通り抜けると「塚」がありました。塚には、「富士浅間大神」と刻まれており、同じ場所に、横浜市が指定した名木古木「シの木」であり、何百年もこの場所であった出来事を、シイ木は、何も語らずひたすら記憶の上に記憶を積み重ね行くのだろうと思わず木の上の方を眺めてしまいました。
 富士浅間大神の「塚」には、「明治八乙亥九月再建之」とあり、やはり富士山は、信仰の山として、ここでも崇め奉られている証となっていました。程近くにお社もあり、周りは綺麗に清掃されていました。たぶん、「釜利谷市民の森愛護会」が定期的に清掃等の活動をされているのであろうと、感心して散策を続けると木陰の合間から、人家が見えてきて、そこは、釜利谷東5丁目となって、散策は、これで終わりかと初めて気が付きた次第でありました。
 横浜市は、この森に隣接する「横浜自然観察の森」「氷取沢市民の森」「瀬上市民の森」に囲まれて、「金沢自然動物園」が開園されており、動物だけではなく、滑り台やジャングルジムも備わっており、子供さん達が一日中満足して帰れるような施設が整備されています。
 また、ハイキングコースとして、この続きに、天園経由で鎌倉へと続くもので、年間、何万人いや何拾万人の市民が利用しているのだろうかと思いに耽って散策は終了となりました。
 家に帰ってから、「塚の(明治八「乙亥」年九月)が気になり」ネットで干支について調べて見ると、次のことがわかりました。一般には、十二支を干支と思われていますが、「甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、葵」で終わる「十干」と云うものがあり、これを含めて「干支」と云うそうであります。
 また、歴史上の大事件があった場合の呼び方に、干支が使われているそうでありまして、甲子園球場の名称もこの干支で、大正13年に竣工したことから、「甲」「子」を取って甲子園となった模様であります。ちなみに、今年。2013年は、葵巳年となっておりました。
 この外、陰陽五行説に基づく「木、火、土、金、水」の五行と陰陽の「兄、弟」に分けて、それぞれ繰り返し、前者の干支に割与えられている模様です。
 今回の散策は、「富士浅間大神の塚」について、勉強をさせられ小生の浅学が又しても露呈してしまいました。

(釜利谷市民の森入口ハイキングコース)

(馬の背広場)

(金杉谷広場)

(杉の人工林)

(金沢動物園方面)

(八景市街・東京湾を望む)

(能見台マンション群)

(北谷方面への小路)

(浅間塚広場)

(右横浜市指定古木シイの木・左富士浅間大神の「塚」)

(お社)

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