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我国塗装発祥之地

2015-02-06 16:50:52 | 日記
 今日は、横浜市西区の元町公園にやってきたのは、わが国塗装発祥之地記念碑があることが、分かったからであります。今までにない高さの記念碑であることにビックリしました。また、何故か支柱が二本あるのでその謂れが何かであります。
 公園からの帰り、横浜中央図書館行き関係書物を結索してもらったところ「碑もトーク」中区の歴史には次のような記述がありました。
 寛永6年2月(1854年)米艦来航に際し、米国使節接見のため神奈川宿に、交易談判所を急設してこれに洋風塗装を施工したことに創まる。幕府は、この工事を江戸の住人渋塗職町田辰五郎に命じた。命を受けた彼にとって洋風塗装は全く最初の試練であった彼は、苦心研究の末在来の色胡紛に桐または荏の油を以て艶出しを施したが成果は甚だしく予期に反した。此に於て人を介し資材を米艦に需め塗法を外人職工に学び遂に同年5月6日邦人最初の塗装を完了した。
 幕府は、彼の功を評価し、塗装資材買入の特権を与えたところ、彼は、居を横浜太田屋新田に移し、鋭意精励外国公館貿易商舎等の塗装に貢献する所多大であった。洋館建築の増設に伴い同業者は横浜中心として全国各地に排出し斯界は急速の進歩を遂げたが、多くは彼の系列に繋がるものである。
 現下我国塗装界の情勢は、各種の建築物を始め調度装飾に至るまで著しき進境を示し、今や外国を凌ぐ隆昌を見るに至った。これ偏に先人並に関係業者の研鑽努力の賜で邦家興業のため慶賀に堪えぬ所である。
 横浜開港百年祭を機とし塗装業者の発企により、我国塗装発祥の地横浜を相し記念碑を建設して斯界先輩の業績を景仰し、且つこれを顕彰すると共に将来業界の進運に寄与せんとする洵に意義深いと言うべきである。と記述されていたが、横に添えられている対の柱についての記述はなかった。

(元町公園見取り図)

(記念碑への道)

(記念碑への道)

(せせらぎ)

(記念碑)

(建立者一覧)

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