年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

蜘蛛の巣

2011-07-21 00:00:00 | Weblog
 朝起きて新聞を取りに行く。玄関のドアを開きポストまで行こうとするといつも蜘蛛の糸に顔が引っかかる。気持ち悪い感触。ベト~と頭に張り付いていく感じ。あわてて手で払いのける。よく観ると木の枝から隣の木の枝まで夜中に頑張って蜘蛛が糸を張ったのだ。今年も蜘蛛の巣が多いですね、と毎夏隣の人と話す。蜘蛛の巣が多い家は、貧乏のイメージもあるが,それは自分も受け入れることができる。昨年も一昨年も,両隣の人と、今年は異常なほど蜘蛛が多いですね・・などと毎年話しているようだ。蜘蛛の巣が多いことは虫が多いことでもある。虫を捕食するために蜘蛛の巣を張る蜘蛛は,行動パターンとして自分の性格向きではない。よく観察していると,蜘蛛の巣を立て横の一面張り巡らして,飛んでくる虫を捕まえるのに,蜘蛛のやつは目立たない隅っこの方に居座って,網に引っかかると猛スピードで捕まえにいく。なにかしら、夜、黙って罠を仕掛けて自分は動く努力をせず,相手のミスを誘い、罠にかかると蜘蛛のやつはニヤリと笑って、暴れん坊将軍に出て来ては悪巧みをする悪徳商人越前屋のように振舞うのだろう。特に今,甘い香りを醸し出すフウランの純白の花の周り一面に張る蜘蛛は性質が悪い。人様の甘いものを利用して,飛んできて罠に陥る虫をやっつけるなど,確かに頭を使っているとは思うけれど、労をいとわずやっつけるなら昼間堂々と相手とぶつかり合い死闘でもなんでも喧嘩をして食うか食われるかの生きざまを示して欲しい・・・などと蜘蛛に訓示をたれてもしょうがない。
                                            
 で,今日の午後は,人様に訓示をたれるものではないけれど研修用にあわてて作った資料、そして他の職員に応援して作ってもらった資料(求職者が面接に行き,不採用になった理由をデータにしてもらった)を、職場の目の前にあるホームセンターで買ってきた大きな袋にどさっと入れて自転車の籠に入れ,出向いた。行き先は、元佐世保重工、来島ドック元社長であり弟の通院する病院の理事長でもあった坪内さんが作った仮釈放者が一時期住まう施設である。