年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

「格闘する者に○」

2013-03-31 20:56:17 | Weblog
   3男の結婚願望が強くなっておる。昨年から。で、今日は3男の結婚相手のご両親と6人で昼ご飯をご一緒しようと3男が計画した。場所は道後山の手ホテルのレストランである。これから長い間のお付き合いになることで大切なことは、飾らないこと、素の私ども夫婦の話をすることがいいだろうといつもの調子で、私は相手かまわずのおしゃべりとなった。恥ずかしながらエエ恰好する材料がない自分たちが、良いところを垣間見せることもなくLUNCHを平らげた。食後のスイーツもたらふく食べ尽くした。帰りの車の中で妻が、オトーさん一人で好きなことをしゃべっていた・・・と好評の?まとめをしてくれた。しかしまたいらぬ余計なことをしゃべってしまったといつものクセで後になって深く反省をしておる。たとえば新婚旅行をどこかほかの地に行って、そこで挙式をついでに挙げるのもいいなぁ、こちらは旅行ができるしなぁ・・などと。私の実家にとりあえず住むことになるけれど以前両親が住み弟が住み嫁ぐ前まで妹が住んでいた家は何も片づけてはいない。生活道具一式があるので3男も二人でそのまま居抜で使えばいいと考えている。3男が好きになったA子さんは、ランニングを趣味とする飾らない野の花のような女性である。3男にも春が来た。
  三浦しをん「格闘する者に○」を読む。大学卒業前の就活の話。本人は政治家の娘であることを利用して希望する出版社に入ることを拒否する。あくまで自分の能力で入りたいと考えているがすべてうまくいかない・・また、お付き合いしている70歳の老人とも別れる・・さてこれからどうしようか・・と続く。

朝湯の会

2013-03-30 22:32:49 | Weblog
 朝早く目が覚めるのは昨日今日に始まったことではないが、きっと年齢によるものだと思う。4時過ぎには目が覚める毎朝である。先月までの寒さと違って相当の冷え込みもそれほど気にかかるものでもなくなった。で、今朝は鷹の子温泉に行くことにした。朝の5時から10時までが朝湯の会といって少し割引になるからである。湯客も少ないだろうと思いきや、老人は朝が早いのだ。結構いくつもある浴槽にはそれぞれお湯につかっている人がいて、数えてみると20人は超えていた。これが5時過ぎであるから、みんな布団の中で朝をやり過ごすのがしんどい人たちかもしれない。しんどいから布団を抜け出すのもなんだか矛盾しているようではあるが、起きて動いている方がまだ楽なのである。湯けむりの中でそれぞれ観察していると圧倒的に60歳以上のお年寄りで、しかも痩せている人よりお腹の出っ張った人の方が多い。お腹の大きい人もきっと私と同様に動く方がじっとしているより身体が楽なのかもしれない。でも、私はお腹なぞ出ていないぞ。
  ECCA理事会に出席する。次年度に向けての計画や今の事業の推移などと次年度の役員のことで5月に予定している総会の準備といったところか。久しぶりに会う役員さんの顔を見ているとなぜか心が穏やかになる。キャリアコンサルタントの人たちは、豊かな感情を持っていることにあらためて感謝。

カワセミ

2013-03-29 00:00:00 | Weblog
 
 平岩弓枝「御宿かわせみ」を愛読していた。今は主人公の一人(東吾)も軍艦でなくなり女将の(るい)の周辺の人物が出てきている。カワセミと聞くとついつい文庫本を思い出す。
 
 実は先月から小野川そばにある畑に行くと、よく魚を獲っている人に出会う。網に仕掛けている。そしてこのウグイは大きすぎる、とかぶつぶつ言いながら何度も網を引き揚げている。何をやってるんですか?とお聞きすると鳥をおびき寄せるために獲っているんだと答えてくれた。エッ、とり?と言うと、彼はそうですカワセミのエサですと話しかけてきた。確かにこの川には羽の美しいカワセミがやってきて目を楽しませてくれる。どうも45才位の人がのめり込んでいるのは、カワセミの写真らしい。葦の中にタライを入れていかにも自然の中に在るように見せかけ、止まり木も作りカワセミが魚を食べにくるように仕掛けているとか。カワセミの美しさに魅入られている人である。翡翠色の羽は水の色によっても変化するんだとか、小1時間ほど愉快にカワセミの話をしてくれた。水しぶきを上げる姿、魚を獲ってくちばしでその魚を絞める姿、大きく羽を広げて枝にとまる寸前の写真など見せていただいた。いずれの写真も気に入るものは、1000枚撮って1枚くらいしかいい写真が撮れない・・・などと話してくれた。大事な写真を記念に1枚差し上げます・・といって私に頂いた。もったいないと思う。

夢は叶う

2013-03-28 00:00:00 | Weblog

 今日の訪問先は、地域リーグで昨年後期優勝したマンダリンパイレーツ・星企画である。社長のY君との付き合いも50年近くになる。Y君が学生時代に持っていた将来の夢は、就職することではなく自分で事業を起こすことであった。しかも広告業界で会社を立ち上げたい夢である。しかし大学卒業後四苦八苦しながらやっていたのを私はハラハラしながら傍で見ていた会社も今は従業員を数多く抱える規模にまで成長し、しかも野球球団を抱えることになった。だからY君も超多忙の様子で会うにもアポを取らねばならない有様。今日の用件は「こころ塾」スタッフのAさんが営業に行くことで同行することになったのである。10時に約束していた。私達を迎えるのに階段を降りてきたY君は、私に申し訳なさそうに、「スミマセンが今から記者会見があるので申し訳ないですが部長に話を聞いてもらいます。専務と常務がごあいさつに参ります。」などと話しかけてきた。いつも律儀なY君である。

 Y君は苦労人である。今、華やかなところにいてカメラで写されテレビ画像で見かけることも多くなったけれど、彼はいつも舞い上がることはない。いつも静かに居てみんなを気配り観配りしながら社長室にいる。しかし、私の印象は常に苦しんでいるY君の顔しか浮かんでこない。唯一良かったと私が思えるのは、彼が二十歳のころ私に語ってくれた将来の夢が少し実現領域の近くに来ているなぁ・・と思うことである。夢は叶うってこと。

昼のラーメン

2013-03-27 00:00:00 | Weblog

 我が家の近くに住む叔父は若いころ船乗りであった。オイルタンカーのファーストエンジニアとして外国航路、主に中東から原油を運ぶ船に乗っていたが途中で船を降りた。そこの後妻でもある叔母は中学校の英語教員をしていたが、これまた校長と意見が合わず定年を迎えることなく途中、教壇から50歳の半ばで去った。そして今外国から来日する人に日本語を教える仕事をしている。北欧から、東アジアから、豪州から来日する人にマンツーマンでの家庭教師である。その中で最も多いのが中国からくる人である。叔父と二人で昼の時間に叔母が教えている中の一人であるその人のお店に行った。中国吉林省からやって来たという家族である。日本語のいまだ理解ができない両親が厨房に入り教え子である娘さんがウェイトレスとしてお店を回していた。昼休みが終わっている時間帯でもあり客はチラホラであったが注文した台湾ラーメンと水餃子はうまかった。お店は11号線沿いの「昇龍」。

H牧師からの案内

2013-03-26 21:17:25 | Weblog
 「こころ塾」の所在地は城山ロープウェイ乗り場に続く道にある。春の陽射しが高まるにつれて観光客が多くなり、塾の前の歩道には、隣にある女子中高生の登下校や城北地区にある二つの大学生が街に行く姿に交じって団体観光客の歩く姿が目立つようになってきた。そういえばもう学生さんたちは春休みに入っているのか・・・

 自殺予防センターの理事長であり久万高原教会の牧師さんからお便りが届いた。その封筒の中にマザー・テレサのメッセージもあった。

   ☆それでもなお☆


人は不合理、非論理、利己的なものです 
気にすることなく、人を愛しなさい

あなたが善を行うと
利己的な目的で
それをしたと言われるでしょう
気にすることなく、善を行いなさい

目的を達しようするとき
邪魔立てする人に出会うでしょう
気にすることなく、やり遂げなさい
 
善い行いをしても
おそらく次の日には忘れられるでしょう
気にすることなく、し続けなさい

あなたの正直さと誠実さとが
あなたを傷つけるでしょう
気にすることなく正直で
誠実であり続けなさい

あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう
気にすることなく、作り続けなさい

助けた相手から
恩知らずの仕打ちを受けるでしょう
気にすることなく、助け続けなさい

あなたの中の最良のもを
世に与えなさい
けり返されるかもしれません
でも気にすることなく
最良のものを与え続けなさい


                  マザー・テレサ

オ~我が家がストリートビューに

2013-03-24 23:04:43 | Weblog
 昨日妻と4男が車で行き最寄りの大学近くのアパートに着いたのが午後2時ころであった。自宅を出たのがまだ暗い午前5蒔半であったから、8時間以上もかかっておる。妻一人で運転したので大丈夫かと気にかかるも電話口の声の妻は大丈夫よと答えるのみ。それより家財道具などを設えるのが大変みたいで、ニトリと大学生協から取り寄せた電気製品やベッドなどの家具、はたまたカーテンを取り付ける作業に手間取っている・・・などと言っておる。
 グーグルのストリートビューで散歩をしているといつのまにか我が家が出ているではないか。住所を打ち込むと玄関正面に立っていた。この映像は夏だろう、桑の木の葉っぱも樫の木の緑も繁っているから。こんな地方の田舎道までビューの車が走っていたのかとびっくり。

 妻は午後1時過ぎに現地を立って自宅には夜10時半に帰宅した。それほど疲れた顔も見せず、むしろそのパワーにこちらがびっくり状態。私の方は一日中立ったり横になったりして背中腰の痛みに耐えている。

旅立ち

2013-03-23 00:00:00 | Weblog
 
 先日病院で診断された際にDr.Nから云われたことが引っかかっておる。筋肉が破壊されている・・って話。やっぱり背中、肩、腰が随分長い間痛みがあり、あまり手入れをしていないからだろうか、近頃整体院や鍼灸院に行くこともなく、ただただガマンガマンの日々を送り、そして背中を妻に踏んでもらい、たまに顔を合わす4男に少しの時間マッサージをしてもらうのが関の山。昨夜はこれから頼むこともないだろうと4男に背中をマッサージしてもらうことにした。少しは楽になったかと思うが、翌日になると元の木阿弥状態。今朝はあまり眠れてない。雨の中50kgの衣類などを圧縮して布団袋に入れて二人で運送屋さんに持って行ったのが堪えたのだろうか。痛い。その重さの一塊を運送屋さんの若いドライバーさんは、軽々と一人で持ち運んだけれど、すごい力である。その姿を見ながら、私がいくらハローワークにいて50歳くらいの求職者を運送会社の求人に紹介しても採用にならなかった理由がわかった。

 朝の5時半4男と妻が生活道具などを入れ込んだ車で出発した。佐田岬の港からフェリーで九州にわたり、先日契約したアパートに行った。入学式は4月3日だと聞いている。さて、医学への学びが成就できるだろうか4男は。とりあえず、さっそくサッカー部に入り九州山口地区の医学部対抗戦に出たいなどと言っておったが、何しに行くんやろうか・・・

今日のサクラの話

2013-03-22 15:43:44 | Weblog
 ちと早いようだ。桜の花が満開になるのが。木の種類によってはすでに満開状態から散り始めているものもある。ここ、刑務所内の中庭に植えている桜の木、ソメイヨシノの花も3分咲から4分咲の状態であろうか。このいまから旬を迎える桜の花を本日の講話の題材に選ぶことにする。


3月22日 松山刑務所講話骨子

    「就労について」

① 暖かくなってきた。花が咲き始める。桜の開花が例年より早い。桜花の思い出について。
 たとえば、ここ松山であれば堀之内にもお弁当を広げる風景、友達同士、夫婦連れ、子供どもと一緒の家族連れがある。道後公園の桜の下では会社員のグループや仕事仲間のグループがワイワイと酒を酌み交わす景色が見られる。私の今までの思い出は、島根県木次町と三刀屋町の間の川の土手に先並ぶ夜桜の風景が忘れられない思い出である。なぜならそれを見る二日前に私の病気がわかり、一切カロリーの高い食べ物や酒を飲むことを禁止されていて、旅館から出された花見のお膳や酒を飲もうか飲むまいかとグラグラ気持ちの中が動いていたことがあった。食いたい気持ちと食べちゃいけない気持ちが自分の中でケンカしていた。結局、はしを持たなかったので、今がある。危ない橋を渡るかわたるまいかの自分の中での葛藤であった。
桜の下での各人の思い出はどのようなものがあったか
下向く花が好きである。エゴノキの白い花、今咲いているのにクリスマスローズがある。白や赤紫や緑色の花も下を向いて咲いている。一方で上を向いて咲く花の代表はひまわりがある。チューリップもある。
 はたして皆さんはどちらに向かってこれから咲きたいか
>   

 今大相撲をやっている。8勝7敗で勝ち越す。15勝全勝のような就職や仕事など桜の花が満開になるような聞いたことがない。

② 私の前職は本屋さんである。いろんな本を出版していた。その中にいわゆるハウツーの本が多かった。○○の仕方とか、人生こうすれば成功するとか、金持ちになる方法とか
そのような本を作り売っていた会社である。現実はそれを見て成功したなどの話を聞いたことはない。買う人は何とか金持ちになり有名になりたいとか思うのかもしれないが。
考えてほしいのは、こうすれば魚が釣れるなどの本や、ゴルフの本にしても、こうクラブを振ればベストスコアが出るとか、子供をこう育てると立派な子に育つとか、参考にはなってもうまくいった話を聞いたことはない。私の周りには。

③ うまくいった人の生き方だけが参考になる。
 失敗の繰り返しの中から頑張った人、何回も何回も倒れても這い上がって頑張った人がうまくいっているように思う。

④ うまくいった人には必ず自分のやり方やルールを持っている。
 それは、自分の経験から割り出したものが多い。
 こうすればうまくやれる、という経験
  振り返って自分の経験の中からうまくいった何があっただろうか、失敗の方が多いのは当たり前。
  高知新聞に声の欄がある、読者からの投稿である。むかし89歳のおばぁさんが書いて出した記事があった。高知県の山奥に住む人であった。その人は、今まで振り返って見て、楽しいこととつらく苦しかったことの割合は、楽しかったことが1割で後の9割は苦しかったと、つまり山奥にいて生活を守ることの苦労が多かったといっていた。それを私はいろんな人に意見を聞いたが、ほとんどの人は賛成であった。
  ここに入るまでの仕事の中で、つらいことの方が多かったと思う人は?

⑤ 仕事のルール
 人と話すときのマナー、しかも上司との話し方とかお客さんとの話し方のマナー、電話でのマナー、ご飯を食べる時のマナー、などたくさんある。働く事業所によってさまざまなルールが作られている。しかし、いちいち覚えてやるのは面倒くさい。
  何が最も大切であると思うか?
 あいさつに始まりあいさつで終わる、人に話すときには目を見て話す これが重要。

⑥ 求職の方法 それぞれの特徴
 知人や身内の人の縁故による就職・・自分を知っている
 情報誌 新聞による就職・・自分が開示しない限り相手はわからない
 ハローワークを通しての就職・・職員との相談によって開示非開示で求人情報をたくさん持っている。

⑦ ハローワークでの求職活動の方法
 求職票→受付→刑余者担当者→相談→面接→定着指導

⑧ まとめ

今日の相談

2013-03-21 00:00:00 | Weblog

 今日は「こころ塾」での相談が待っている。人生の途上にて、それほど芳しい成績や名声が裏付けられるような実績、経験はない。ないから欲しいと思うこともない。少しあれば欲望もフツフツと湧き上がるものを・・と思うが。それより背中が毎日痛いので困っておる。薬も切れたことだし、かかりつけの病院に仕事帰りに行くことにした。尿検査やら血液検査などがいつものパターンである。そしてやおらDrから・・・が悪いですね、とか血圧が高いですねとか云われるが肝心の血糖値においては安定をしている。しかし、今日宣告されたのは、CPKが異常に高いですから経過を監視することにしましょう、となった。Drが云ったのは、筋肉が壊れ始めている・・というものである。突然に頭にかすめたのは筋ジストロフィのこと・・。どうしようかしら。

 本来は「うつ病」で苦労している人の社会復帰を目指してプログラムを組み利用者さんのためにやろうとしているが・・今日の相談者は男女問題で抜き差しならないところにいて、どうすればよいか・・の相談者であった。少しづつこのような相談者が増えている。しかし、ここはそのような人生相談室でもないから、さっさとお引き取りを願った。自分はこの手の相談にはふさわしくないと思っている。
 そこそこでおひき取りを頂いた後は珍しく塾長がいる。ちょっと打合せをする。人手が足りない、相談相手となるカウンセラーをどう確保しようか・・と。またまた、人のことで頭が痛くなる。