李白「夏日山中」
●
五言絶句の全文です。
嬾揺白羽扇
裸袒青林中
脱巾挂石壁
露頂灑松風
こちらに説明があります。
●
今までに撮った写真ではなくて
新しい写真を
どこかへ撮りに行きたいのですが
何しろ暑くて。
李白「夏日山中」
●
五言絶句の全文です。
嬾揺白羽扇
裸袒青林中
脱巾挂石壁
露頂灑松風
こちらに説明があります。
●
今までに撮った写真ではなくて
新しい写真を
どこかへ撮りに行きたいのですが
何しろ暑くて。
裸袒青林中
李白の詩「夏日山中」より
●
写真は以前、大船フラワーセンターでの撮影。
ちょっと変わった木でしたが、名前を忘れてしまいました。
日本の木ではなかったと思います。
●
もう一つ、同じ葉っぱの
別バージョン。
裸袒青林中
李白の詩「夏日山中」より
●
詩の全文をご紹介。
嬾揺白羽扇 白羽(はくう)揺(ゆる)がすも嬾(ものう)く
裸袒青林中 裸袒(らたん)す青林(せいりん)の中(うち)
脱巾挂石壁 巾(きん)を脱して石壁に挂(か)け
露頂灑松風 頂(いただき)を露(あら)わして松風に灑(そそ)がしむ
口語訳は一海知義先生によれば
白羽扇を動かすのさえ、めんどくさい。
みどりの林の中へいって上半身裸になってやった。
おまけに頭巾も脱いで、石の壁にかけた。
頭のてっぺんのまげをむき出しにして、松林を渡る風に思う存分吹かれよう。
ということだそうです。
「白羽扇」というのは白い鳥の羽で作ったうちわとのこと。
この「コラ書」にも
涼しい風が吹き渡っているといいのですが。
裸袒青林中
裸袒(らたん)す、青林(せいりん)の中(うち)
李白の詩「夏日山中」より
●
暑い夏にぴったりの李白の詩から
あんまり暑いので、みどりの林の中で上半身裸になってやった
という意味の句。
「袒」は、「片肌脱ぐ」という意味。
まあ、蚊がこなければいいんですがね。
宮沢賢治「真空溶媒」より
●
この写真も、2008年に、栄光学園の運動場で撮影したもの。
枯れ枝は、ソメイヨシノ。
見事な夕焼けは、やはり冬に多く、魅了されました。
最近は、学校からはやく帰ってしまうので
こうした景色も見なくなりました。