行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

トモエソウそしてオトギリソウ

2021-08-09 20:00:39 | 花,植物
6月~7月に写したオトギリソウ科オトギリソウ属の花を4種。
トモエソウ、オトギリソウ、コボウズオトギリ、ビヨウヤナギです。


7月12日の長池公園にて、トモエソウの花。
オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草です。
7~9月、径5cm、5弁の大きな黄色の花を茎や枝先に咲かせます。
雄しべが多数、その中心に雌しべが一つ、花柱の先が5裂して反り返ります。
花が巴形にゆがんだような形になるのが名の由来だそうです。


6月下旬、薬師池公園でもトモエソウ。
山地、丘陵の明るい草地、林縁に自生する植物です。
これら公園のトモエソウは多分移植されたものでしょうが、
完全自生のものはなかなか見られないので喜んでレンズを向けました。
葉は対生、披針形で基部は茎をなかば抱くようについています。


7月12日の薬師池公園にて、
オトギリソウの花も見つけました。
日当たりの良い山地や丘陵地に生える多年草、
花期は夏から初秋(7~9月)、
茎頂の枝先に径2 cm程、トモエソウに比べると小さなの黄色の5花弁を次々と咲かせます。
花は日中だけ開き、1日で終わる1日花。


草丈は30~60 cmほど、
葉は対生、広披針形で、裏面から透かして見ると、
黒い油点(黒点)が多数確認できます。
また、花にも油点と黒腺がはっきりと見られます。


6月下旬のコボウズオトギリ。
ヨーロッパ西部〜南部原産の半常緑小低木です。
オトギリソウ属、主に園芸用に使われ、直径2cmほどの黄色い花がつきます。


7月上旬、花が紅い実となっていました。
花よりもこの実のほうが面白みがあり、
観賞用として人気があります。
実はやがて赤から黒に変わります。
コボウズの名は、この実の形から。


6月初旬、道路の植え込み、
ビヨウヤナギ(未央柳、美容柳)が咲き出していました。
中国原産、オトギリソウ属の小低木、
花が美しく、庭木や公園などの植え込みによく使われています。


花期は6~7月、
花は直径5センチ程の黄色の5弁花、
多数の雄蕊が長く伸びた姿が魅力です。
コメント
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