中華そば まるたけ

「小泉さ～ん、小泉さ～ん、好き好き～♪」

この歌ってシャ乱Qの「ラーメン大好き小池さん」のオマージュだよねって思ったけどそもそもは水森亜土の「すきすきソング＠秘密のアッコちゃん」でしたっけね。はーよーいと♪

新・ラーメン大好き小池さんの唄／シャ乱Q - Dailymotion動画

ちなみに番組中で流れてる「ラーメン大好き小泉さん」の主題歌はハロプロ研修生から誕生した「こぶしファクトリー」が歌ってるんですよ！って特に求められていない情報をちらり。

主演の元モモクロ青・早見あかりの初主演と公式では記録されてますが「アゲイン!!」ってほぼ主演だったような気がします（クリックで過去記事へ）

美山加恋って懐かしい。草なぎ主演の「僕と彼女と彼女の生きる道」や実写版「ちびまる子ちゃん」（のりPがお母さん役でしたっけ）のたまちゃんとかの元子役の娘ですよね。あれから○○年。はぁあ歳とる訳だ…（汗）

ツインテール古畑星夏も可愛い。人気モデル？なんか人気出そう。

こんな面白いドラマが全4話で終わってしまうってのは勿体ない。シーズン2に期待しちゃいますね。なんか原作と違うって賛否両論らしいですけど、自分は原作読んでないんで特に違和感なく楽しめてます。ラムちゃんの髪がなぜ緑色なのか？とか太古の昔からあるこの手の問題はまぁ仕方ない。

 

さてラーメンラーメン

今回は利府街道沿い岩切エリアの新店「中華そば まるたけ」から

煮干しを前面に出した”こってり””あっさり”な中華そばを看板メニューに今年5月にOPENしたばかりのフレッシュ店。煮干し系と聞いたらニボラーとしては要チェックしかないですね。

 

「煮干中華そば こいにぼ」700円（写真上）

麺の固さ、味の濃さを調整できるとの事でしたので”麺固め・味濃いめ”でオーダーです。

おーっと、これ見よがしにお麩を乗せちゃいましたね？青森煮干し系インスパイアと受け取りますよ自分は勝手に(^^

そんな早速のスープですがベースは鶏ガラで清湯かな。丸鶏か。豚脂はあまり感じず鶏油が浮いていてあっさりながら必要十分な動物系を醸します。

そこに主役たる煮干しがこれでもかと投入されていて煮込みの出汁と魚粉で入っていてとんでもない色合いのスープになってます。インパクト十分。どうやら”味濃いめ”にしたので魚粉が増量されている模様。

煮干しは片口鰯主体っぽいですが苦味は少なく雑味も少し感じる程度。濃厚な魚介系の旨味をしっかりと抽出できてますね。豚脂でコクを出したりせず、あくまでも主役の煮干しの旨味を際立たせたバランス印象。美味しいです。

醤油ダレはやや控えめで味を整える程度。加水率が中～低程度のストレート細麺はザクザクとした噛み応え。小麦の風味が強いもので今時新進のラーメン店で見かけるタイプで、麺自体はあまり青森っぽく無いですが、何でもこちら「まるたけ」店主は「本竈」「しずく」出身の方だらしいので、そちらの影響を色濃く感じる麺になってます。これはこれで良いと思います。

チャーシューは厚めにカットされた肩ロースで国産豚使用との事。柔らかすぎない食感で味も上々、クオリティが高くこちらも修業先の影響を感じます。

他にはメンマとネギが乗っかり必要十分。煮干しを味わうためにはこれだけで良いという美学を感じます。ネギはやはり長ネギが良いですね。

 

「煮干し中華そば あっさり」680円

こちらは濃厚さを排したあっさり煮干しスープ。

こちらも麩が乗ってる時点でほぼ青森煮干し系インスパスタイル。

いや逆に濃厚な煮干し系にお麩を乗せるのはここ数年のトレンドであって、元来あっさり系の煮干しラーメンや津軽中華系にこそお麩が乗るものなので、こちらの見た目の方がしっくりきますね。

まぁそんな感想はどうでもいいですね(^^;

見た目麗しく鶏ガラに鶏油を軽く浮かべたあっさりした動物系ベースはおそらくこってりと共通のもの。

そして一見普通の鶏清湯ラーメンかな？と思わせつつ、スープを一口すするとビックリ。見た目を裏切るレベルの煮干しがきっちりと効いています。おー強い強い、いい感じです。これくらい強ければ”煮干しラーメン”って感じしますね。

このスープにお麩を浸してハフハフッと頂くのが醍醐味ですね。肩ロースのチャーシューもしっかり仕上がってて美味。

勿論ニボラーには煮干しが物足りないですが、たぶんこっちの方が常識的なスープバランスです（笑）普通に食べやすくて美味しい仕上がり。

「玉子かけごはん」160円

ライス100円でもよかったんですが、蔵王滋養卵を使った卵かけご飯と60円しか違わないのでつい頼んでしまいました。専用のタレも付いてきて美味しく頂きます。

 

さて「あっさり」の普遍的な味わいも悪くないですが、ニボラー的に注目したいのはやはり「煮干中華そば こいにぼ」でしょう。

青森だと「最高の極煮干し＠まる鐵二代目（青森県弘前市）」（クリックで過去記事へ）辺りと近いかな。動物系と元ダレを品よく抑えめにバランスさせて煮干しの旨味を突出させたようなスープ組立に感じました。魚介系のミネラルな塩気もしっかりと出ていて実に食欲を掻き立ててくれるスープ。絶品です。

700円と言う値段設定も好印象ですね。宮城の濃厚煮干しラーメンを出す既存店と比べても最安でリピートしたくなる価格になってると思います。

個人的にはネギだくを頼めると最高になるかなぁ。まずは下手にメニューを増やさずこのまま煮干し道を突き進んで頂ければと思います(^^

(15/07/04)
中華そば まるたけ／仙台市宮城野区岩切字今市東293