仙台ラーメン最強伝説

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加樫家

2012年04月05日 | 仙台市青葉区

120317191517 今回は大学病院近く国道48号線の裏通りにある新店「らーめん道 加樫家(カカシヤ)」です。一女や尚絅の概ね近辺で、地図で見ないとちょっと難しいとこにあります。


入店すると店主らしき男性の威勢のいい声で迎えてくれます。小柄な女性店員さんがラウンドしてるんですが、カウンターが明らかに高過ぎて何か…何だか大変そうです(笑) 間違いなく居抜き出店でしょう(^^; でも店員さんの意気込みと丁寧さは感じますし、狭い店内ながら清潔感もありますね。


メニューは「旨とろ味噌」「節系とんこつ」「あっさり鶏中華」そして「旨コク味噌つけ麺」の大まかに4種。看板メニューは味噌系のようです。


←今回は手堅く「旨とろ味噌」700円を注文。味玉100円も付けちゃいます。


早速のスープはドロっとした口触り。でも豚骨等ガラ系っていう感じではなく天一のトロミとも違い、なにやらラーメンのカテゴリーを超えた超個性的な風味がします。ふわっと白味噌が香っては来ますが普通の味噌ラーメンとは異次元の味わいで??? そのヒントはメニュー表の中に書いてありました。


# 加樫家の旨とろスープは野菜で作ったペシャメルソース入りなので胃もたれの心配もなく体に良いスープです。


なるほど確かに牛乳系の味が入ってます(後で雑誌で見たら自家製生クリームを投入しているらしいです。) トロミは流行のベジポタ系で出してペシャメルソースを加えたという感じでしょうか。しかしながらそれを味噌メニュー系で出すというこの感性は驚愕というか素敵です。例えるならTVチャ○ピオンで「今まで食べたことのない味噌ラーメンを作れ!」との命題に名人が苦悩してひねり出した味噌ラーメン的だったり、あるいは「ミスター味○子」で…以下略。


そして実はこのスープ、このままではまだ下味しかつけていないような感じです。カレーのルーを溶かす前の野菜たちにホワイトソースと白味噌を入れてしまったような感じ? そこでテーブルに調味料がいくつか並べてあり好みで混ぜるようになっています。詳しくは「旨とろ味噌の食通談義」なる指南書が各テーブルに置いてありました。


# 其の壱、ネギ、もやし、麺を混ぜ合わせて食すべし。
# 其の弐、特製醤油タレ、辛味噌を入れて食すべし。
# 其の参、にんにく、ラー油、酢を好みで入れて食すべし。
# 其の四、残ったスープにライスを入れ最後まで食すべし。


最初、辛味噌とにんにくを少量だけ入れてみたのですが少しパンチが足りないので思い切って醤油タレを入れたら劇的に美味しくなりました。醤油タレは入れた方が俄然味わいが増して美味しいですね。



↓写真下は連れの注文した「旨コク味噌つけ麺・大盛(650g)」850円+味玉100円


ちなみに「つけ麺」の並750円に対し「メガ盛950円」なんてのがあり、噂では1kg(!)だらしいです。並にプラス200円で爆盛りですから完全にサービスメニューではないですかっ。欠食児童な方は是非チャレンジを!


とろっとろの食感なのにあっさり系で滋養たっぷりという不思議な風味は多分「加樫家」でしか食べられないユニークさ。ラーメン界にピレネーの風を吹き込む一杯になるか!? ごちそうさまでした。


120317191544_2 (12/03/17)
らーめん道 加樫家/仙台市青葉区広瀬町5-6


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