10/9発売「Aldious(アルディアス)」の新譜「Dominator/I Don’t Like Me(両A面)」今聞いてますが、コレかなり良いです。
前作「White Crow」(曲名クリックでyoutubeに飛びます)がYoshiとトキの速弾きツインGとツーバスの疾走感で押しまくる歌謡メロディックスピードメタル(いわゆるジャパメタ的な)だったのに対して
新曲「Dominator(ドミネーター)」(曲名クリックでyoutube)では激しいドラムソロから始まるイントロ、疾走感のまま行くのかと思わせつつドラマチックに展開するリフでメリハリをつけ、大甘のサビではタメを効かせる大技も。Arutoのドラムも超上手くなってるし、間奏のチョッパーsoloが若干くどいけどサワ(bass)の笑顔が可愛いから許した(^^;
誰の趣味なのか曲中にNWOBHM風なリフをちょいちょい織り込んでくるのもまた一味あって、やや懐古的なフレーズが”Re:NO”(リノ)の儚げなボーカルとピタッとハマってます。
「愛が無いのなら震えるこの手どけてよ(by.リノ)」
# そんなセリフ言われてみてぇ(笑)
普通にシャウトを使えた前ボーカルRami(ラミ)から、ファルセットも危うい新ボーカル”リノ”への交代はある意味博打でしたがAldious(アルディアス)のサウンドがよりメロディアス志向になって”リノ”のブリリアントな声質が映えてますね。ここまで親和性が高いとは予想以上だったのでは。
あとは”リノ”の”つけまつげ”がどこまでデカくなるのかについて(笑)今後も要注目です。
さて前置きが長くなりましたが、
こちらメタラー御用達ラーメン店「ヘルズキッチン」だとAldious(アルディアス)ってあまり趣味じゃなさそう?…かな。
ヘルズで新潟のご当地ラーメンの一つ”燕三条系インスパイア”を出していると聞いて早速来訪です。それにしても”青森煮干し系”に続いて燕三条系とは趣味が良い。
「燕三条系煮干ラーメン(背脂・タマネギ増し)」730円(写真上)
背脂に刻みタマネギをトッピングした見た目は正に燕三条スタイル。仙台でこれが食べられるのは「ラーメン元(はじめ)@仙台ラーメン国技場」以来かな。磯海苔を乗せるのは「酒麺亭潤・らーめん処潤」の系列に似ています。
ガラベースはあっさりめ。油量が多めで背脂もたっぷり。背脂は燕三条系というより二郎系っぽい仕上がりで、やや甘めの豚脂メインに煮干しをギッチリ効かせて燕三条らしさを演出。ミネラルを伴う磯系の塩味もたっぷり効いてます。元ダレは薄口醤油っぽい風味で、燕三条系「杭州飯店」とは趣が異なり、潤系列「滋魂」で食した時の物に近い印象。
背脂増しで頼んだ分、元ダレが弱く感じたので卓上の醤油ダレを少し足して頂きます。アルティメッ豚骨用のだから一寸違うかもしれないけどまぁいいや(笑)
タマネギが良いアクセントなのも燕三条の特色。ネギ増しであちらの標準程度? もうちょっと量が多いと嬉しいかな。
逆にチャーシューはヘルズのアルティメット系メニューと共用だと思いますが、しっかりと味付けのされた力の入ったもの。実に美味しい仕上がりですが燕三条系のスープにはオーバースペックかも。(ちょい脂が強い印象。)
なんか比較ばかりしてしまいましたがヘルズ流の燕三条系インスパ、普通に美味しい一杯です。割とマイナーな(失礼)燕三条系を取上げてくれたのが何より嬉しいですね。
←こちらは再食(前回)の「バイオレンスニボ」750円
煮干し大量投入+濃厚白濁豚骨を合わせたヘルズキッチン流”青森煮干し系”インスパイア。大人しめな見た目とは裏腹のスープのインパクトに圧倒されること必至。
”ダサい丼”に騙されると火傷するぜっ!
(↑ ヤケドっても丼が熱いと言う意味ではないです)
(↑↑ や、ヌルいとか言うディスりでもないです(笑))
青森煮干し系を仙台にインポートしてくれてサンキュー!とヘルズをリスペクトしたくなるマスターお薦め度☆☆☆☆☆的マストな一杯。←言い方がダサい(笑)(13/06/16食)
スイマセン取り乱しましたが(汗)
個人的に大好きな”青森煮干し系””燕三条系”を立て続けにフィーチャーしてくれた「ヘルズキッチン」とは良い酒が飲めそうなそんな気がします。…そんなコネ無いけど。
「あなたを飲み干すほど愛しているから(by.リノ)」
わかる、好き過ぎるとスープ飲み干してしまいますよね。
ごちそうさまでした。(今日はグダグダでスイマセン)
(13/09/05)
ヘルズキッチン/黒川郡富谷町あけの平3-6-16