仙台ラーメン最強伝説

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一本勝負

2007年11月27日 | 仙台市泉区

K3100408 北環状線沿い「ダイシン長命ヶ丘店」の裏手にあります「一本勝負 本店」が12/2をもって閉店、移転するとのことで行って参りました。「美味しくなければ金いらぬ」の看板があまりにも有名なお店。看板のインパクトもさることながら店内を飾る絵やアイテム等々もなにやら怪しくて、テーブル上のお水のポットにもでっかい備長炭が入っていたりして、なかなかにいい感じです。


メニューも個性的で「長男ラーメン」(醤油ベース)/「次男ラーメン」(みそベース)/「三男ラーメン」(塩系)の3系統(以前あった「長女ラーメン」(カレー味)は嫁に行ってしまい作っていないそうです) 他にも「かくし子ラーメン」「長男の嫁さんラーメン」「いとこラーメン」「悪女ラーメン」「帰国子女ラーメン(次女がインド経由で帰国)」のほか「あれ」「それ」etc…って、もうなにがなんだか(^^; ただし全てに豚骨だとか醤油だとかつけ麺だとか解説があるので実際にはそんなに迷わないと思います。


ネーミングに飲み屋のノリが若干感じられますが(笑)ラーメン自体は九条ネギを毎日直送、麺は九州(ストレート)と札幌(ちぢれ)からの特注麺を使用するなどコダワリの本格派です。例の看板からは”ぶっきらぼうな頑固そうなイメージ”を受けますが所々に配慮やサービス精神が感じられて実は優しそうなイメージ有です。


18~19時頃行ったのですが、閉店の知らせを聞いてかお店の外までお客で溢れており常連そうな方も結構来ていた様子です。迷いながら「あれ(踊るとんこつラーメン)」750円(写真上)を注文。「あれ下さい」と頼むのがなんか面白いですね(^^; ラーメンができると太鼓でお知らせされるパフォーマンスも健在です。


運ばれてきたドンブリには盛大に九条ネギの刻みが盛られています。その他モヤシとバラ肉の炒め、キクラゲ、白ごまがトッピング。メンマが妙に白いですね。スープは豚骨ベースに甘めの醤油ダレをブレンド、油多めで多少雑味・荒々しさもありますが旨みはたっぷりです。スープ全体にすりゴマが施されてあり豚骨臭さを消しつつ甘めにフリながら、更に香ばしさの強いマー油を浮かべて最後まで飽きさせずにスープを楽しめる作りですね。九条ネギも生でトッピングすることでまた特有の甘みを一味加えて、甘みと香味を高いところできっちりバランスさせている印象です。麺は特に注文しなかったらストレート中太麺がデフォでした。若干やわらかめですが味が良くボリュームもかなりあります。


連れは「一本勝負」の看板メニュー「長男ラーメン」700円(写真下)を「ちぢれ麺」の「こってり」で注文。こちらも高級な九条ネギをふんだんにトッピング。スープを一口頂きましたがやはりベースは豚骨のようで甘めの醤油ダレブレンド。塩味は若干強め印象ですが動物系の甘みが強く非常に食の進むタイプのスープと思います。背脂も浮かべることでコクもありますね。力強い味わいのスープという印象です。


移転先は宇都宮だそうで、遠いなぁ(^^; 12/2(日)最終日は混雑するかと思われますので、その前に是非一回足を運ぶことをオススメします!ごちそうさまでした。


K3100407 (07/11/25)
一本勝負/仙台市泉区南中山1丁目31-1

コメント (2)
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