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魚沼地区生コン組合と地元自治体が協定

2017-07-08 | 17'魚沼市のニュー...
火災時の水利ミキサー車で


 魚沼地区生コンクリート協同組合と、南魚沼市、魚沼市、湯沢町が「災害時及び火災発生時の応援業務に関する協定」を締結することになり6月30日、南魚沼市役所で締結式が行われた。
 この協定は、災害・火災発生時に、災害対策・消火活動用資材の運搬などの応援業務を同組合から行ってもらうもの。糸魚川大火の際、消火用水が不足したため、延べ400台を超える生コンクリートミキサー車が現場に水を運んで消火活動に貢献したことから糸魚川市、柏崎市でも同様の協定が結ばれている。
 締結式では南魚沼市の林茂男市長、魚沼市の佐藤雅一市長、湯沢町の田村正幸町長と魚沼地区生コンクリート協同組合の上村一布理事長が協定書に署名し握手した。
 林市長は「山火事の際に沢の水を汲み上げるのは大変であり、平場でも冬は水が不足するので、今回の協定は大変ありがたい」、佐藤市長は「当地は山林を多く抱えており、消防だけで為しえないことがあることが糸魚川の大火で感じられた。市民の安全を担保する上で欠かすことのできない対応策です」、田村町長は「火災に備えることは極めて重要。また、災害時の素早い復旧にはコンクリートが重要になる」と述べ、上村理事長は「地域の企業人として地元に貢献できないかと考えていた。課題を克服しながら微力ながら地域に協力したい」と話した。
 同組合は魚沼地区の16社により構成され、組合全体で約60台の大型コンクリートミキサー車を所有。大型ミキサー車では一度におよそ4立方㍍の水を運ぶことができる。

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