雫石鉄也の
とつぜんブログ
5月22日(木) QC活動は会社の業務だ
トヨタがQC活動に残業代を支給することになった。当然のことである。トヨタはこれからのQC活動だけでなく、今までのQC活動に関わった従業員全員に、過去の分もさかのぼって残業代を支給すべきだ。これによってトヨタは利益を得てきたのだから、従業員に還元するのはあたりまえのこと。
QC活動とは、職場の改善改革工夫を、その職場にいる従業員が、小集団をつくり、自主的に話しあい知恵を出し合って、より良い職場を作り、より良い仕事をしようというもの。これは、あくまで現場の従業員が自主的に行う活動とされているから、残業代は出ない。
QCはまごうことなき、れっきとした会社の業務である。建て前は「自主的な活動」となっているが、実態は全く自主的ではない。強制である。そして会社は従業員にタダ働きさせて、その成果で利益をあげている。
小生も、今は亡きK電気時代に、資材部のQCサークルのリーダーをやっていた。もちろん好き好んでQCのリーダーなんかやったわけではない。松葉の串カツとビールで課長に押し付けられたのである。昨年の9月21日の日記にも書いたが、もちろん残業代も出ないし、それどころか発表会で使うOHPのシートのイラストを、小生の個人的なSFの友人に依頼した。もちろんタダではない。松葉より上等な居酒屋でおごった。小生の自腹である。
自分の時間をこのQCのためにかなりつぶされてしまった。この時の発表会では確か、社長賞とやらをもらった。賞状と「幻の酒やで、めったに手には入らん酒やで」とさんざんもったいをつけて越乃寒梅の一升瓶をもらった。そんなん、メンバー6人で飲んだら、利き酒にもならない。
トヨタに限らず、日本の製造業はたいていこのQC活動を導入している。それが、ま、日本の製造業の品質の優秀さの原動力となっているのだが。
自社の従業員には「自主的なQC活動」と称して、残業代も払わずに時間を吸い取り、知恵を吸い取り、下請け企業には、やれ「かんばん方式」だのジャスト・イン・タイムだのといってさんざん好き勝手いう。吸血鬼のようなことをして、過去最高の利益を上げる。その利益を従業員の給料に還元しない。また、さんざん搾り取った下請け企業の加工費、単金にも反映しない。
では、その「過去最高の利益」はどこにいったのでしょうね。
QC活動とは、職場の改善改革工夫を、その職場にいる従業員が、小集団をつくり、自主的に話しあい知恵を出し合って、より良い職場を作り、より良い仕事をしようというもの。これは、あくまで現場の従業員が自主的に行う活動とされているから、残業代は出ない。
QCはまごうことなき、れっきとした会社の業務である。建て前は「自主的な活動」となっているが、実態は全く自主的ではない。強制である。そして会社は従業員にタダ働きさせて、その成果で利益をあげている。
小生も、今は亡きK電気時代に、資材部のQCサークルのリーダーをやっていた。もちろん好き好んでQCのリーダーなんかやったわけではない。松葉の串カツとビールで課長に押し付けられたのである。昨年の9月21日の日記にも書いたが、もちろん残業代も出ないし、それどころか発表会で使うOHPのシートのイラストを、小生の個人的なSFの友人に依頼した。もちろんタダではない。松葉より上等な居酒屋でおごった。小生の自腹である。
自分の時間をこのQCのためにかなりつぶされてしまった。この時の発表会では確か、社長賞とやらをもらった。賞状と「幻の酒やで、めったに手には入らん酒やで」とさんざんもったいをつけて越乃寒梅の一升瓶をもらった。そんなん、メンバー6人で飲んだら、利き酒にもならない。
トヨタに限らず、日本の製造業はたいていこのQC活動を導入している。それが、ま、日本の製造業の品質の優秀さの原動力となっているのだが。
自社の従業員には「自主的なQC活動」と称して、残業代も払わずに時間を吸い取り、知恵を吸い取り、下請け企業には、やれ「かんばん方式」だのジャスト・イン・タイムだのといってさんざん好き勝手いう。吸血鬼のようなことをして、過去最高の利益を上げる。その利益を従業員の給料に還元しない。また、さんざん搾り取った下請け企業の加工費、単金にも反映しない。
では、その「過去最高の利益」はどこにいったのでしょうね。
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