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定期入れを持ったままMRIに入った

 きのうのMRIの結果は異常なし。とりあえずひと安心。それはそれとして、きょうは出勤する。小生のJRの定期はICOCAだが、JRの改札は普通に通れた。出るのも普通に改札を出られた。ところが地下鉄の改札でひっかかった。定期を機械のスリットに入れるとキンコンキンコンと鳴って機械にとうせんぼされた。何度やってもとうせんぼ。しかたがないので駅員に定期を見せて改札を通過。降りる駅でも同じようにとうせんぼ。定期の期限は8月まである。どういこっちゃねんと、駅員に文句をいう。申しわけありません。なんらかの理由で定期が不良になりました。定期券売り場に持っていけば無料で交換します。とのこと。
 会社への道を歩いている時に「なんらかの理由」に思い至った。MRIだ。胴体のMRIなら下着だけになって検査を受けるが、小生の場合は足の検査。ズボンをはいたままMRIの機械に入った。そのズボンの尻ポケットに定期入れ兼財布を入れたままだった。うっかりしていた。MRIは強力な磁場を発生させる機械。定期は磁気カードだからダメになっていたのだ。
 被害は定期だけにとどまらない。銀行のキャッシュカード。クレジットカードもダメになっているだろう。関係各所に電話して交換の手続きを行う。運転免許証にもICチップが入っている。それも破損しているかも知れない。免許更新センターに問いあわせる。住所変更、本籍の照合などには不都合だが、ICチップの破損した免許証でも運転するぶんには支障はないとのこと。まったく、なんでも磁気だと、一つの失敗でえらい手間だ。磁気で記憶する文明の脆弱さを身を持って体験する。ま、小生がうっかりしていただけなんだが。
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コメント
 
 
 
MRI (giants-55)
2010-05-15 12:10:28
書き込み有難う御座いました。

MRIでの検査、異常無しという事で良かったですね。木村拓也コーチの一件以来、この手の検査を受ける方が増えているそうですが、健康在っての人生ですので不安になって駆け込む方が多いのは理解出来ます。自分もそろそろ受けた方が良いのかなあと思いつつ、費用が馬鹿にならないので二の足を踏んでいる現状。もう少し安くならないものでしょうかねえ。

ICOCAの不具合、途中迄読ませて戴いた所で「JR側の詰らないミスかな?」と思ったのですが、磁気が原因でしたか。キャッシュカードやらクレジットカードやら運転免許証と、普段は気にしていないものの、磁気に弱いツールを我々は日常的に所持している事、そして一寸した事でそういった物が使えなくなってしまう事を改めて認識。最早日常生活には必要不可欠といったこれ等のツールが、結構“脆弱な土壌”の上に存在しているというのも、一寸したトラブルでその機能が完全ストップしてしまう都市交通と似通った所が在りますね。気を付けないと。

P.S. 翻訳って「センス」も重要。逐語訳だとどうしても堅苦しくなり勝ちだし、だからと言って余りの意訳も興醒め。丁度良い匙加減、読み手をストーリーにぐっと引き込む様な意訳が出来る訳者は、やはりセンスが良いのでしょう。
 
 
 
giants-55さん (雫石鉄也)
2010-05-15 16:28:21
 定期やカードでよかったです。これがもし、大切な書類を入れたフロッピー〈いまどきそんなものは使わないか、USBメモリーは磁気にはどうでしょう)なら一大事です。
 おっしゃるように、今の文明は非常に脆弱な土台の上に存在しているのですね。
 翻訳は、ある意味、創作よりも難しいかもしれません。外国語と日本語、双方の知識、センスが必要ですね。
 
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