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きんかんの甘露煮

 
 いつものスーパーに立ち寄るときんかんが売っておりました。思わず買い求めました。わたくしとしたことが、衝動買いをしてしまいました。
 さて、このきんかんをどうしましょう。そうですね。甘露煮にしましょう。お正月も近いことですし、お重のメンバーに加えてもいいですね。
 まず、きんかんを水で洗いましょう。へたを取り、包丁で切れ目を入れます。深めに切れ目を入れると中までやわらかくなりますよ。
 たっぷりのお湯で煮ます。そうですね、3分ほどです。煮たら、実をつぶさないように、そっと取り出します。
 ボールに水を入れて、1時間ほど漬けて置きます。渋みを抜くためです。時間待ちの間にシブミを読みながらきんかんの番をするのも一興かと存じます。
 鍋にきんかんを並べ、ひたひたの水と砂糖を入れます。砂糖の量は、きんかんの重量の半分ぐらいが、美味しく保存するのにも都合がいいです。
 フタをして、フタをちょっとずらして、隙間を作って、コトコトと弱火で煮ましょう。皮がやわらかくなり、汁にトロミがついたらできあがりです。
 甘くておいしいきんかんの甘露煮のできあがりです。風邪の予防にもなるでしょう。
 
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コメント
 
 
 
名エッセイ (まろ)
2011-12-18 04:29:29
飴色に輝く「キンカン煮」美味そうです!
お世辞ではなく、この「料理レシピ」は一遍の名エッセイという感じがしますね。文章にそこはかとないユーモアと品がありますし、先日の「とんこつラーメン」や「ひじき煮」もそうですが、何より食への「愛情」が感じられます。お見事です!
わが公園にもキンカンが鮮やかな実をつけています。「キンカン煮」に挑戦したくなりました。
 
 
 
まろさん (雫石鉄也)
2011-12-18 09:09:34
ありがとうございます。
私、食いしん坊で、食べるのも大好きで、作るのも好きです。
ただ、調理方法や調味料の塩梅を書くだけではなく、私なりに考えて書いているつもりです。
きんかんの甘露煮、おいしいですよ。甘くて、種のまわりが少ししぶくて。
 
 
 
作ってみよう (もぐら)
2011-12-21 23:13:42
そう思って、今日きんかんを買ってきたのに。
食べてみたらあんまり甘いので全部食べちゃいました。
また買ってこないと。
宮崎産のきんかんで大きくて甘かったです。
「たまたま」ではないですけどね。
 
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