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イチローズモルトを飲む


 イチローズモルトである。イチローは野球のイチローはまったく無関係。イチローは秩父の蒸留所ベンチャーウィスキーの社長肥土伊知郎さんの名前である。肥土伊知郎さんが精魂かけて作ったウィスキーだ。このウィスキー会社 2004年創業2007年秩父蒸留所設立というから新しいウィスキーである。
 日本のウィスキーはサントリーとニッカだけではない。このイチローズモルトモもサントリーの山崎と同じく世界的に評価が高いウィスキーだ。
 さっそく飲もう。ティスティンググラスに注ぐ。ごらんのように淡い琥珀色。バッファロートレースノブクリークワイルドターキーなどのバーボンに比べると、かなり色が薄い。スコッチのモルトマッカラン12年に近い色だ。色は薄いがこれでストレートである。水を入れてトワイスアップにはしていない。
 香りをかぐ。強い香りではない。でも決して弱い香りでもない。やさしいがしっかりとした香りがする。
 飲む。飲み心地も香りと同じくやさしい。ミズナラの樽で熟成された味わいは早春の野にわたるそよ風を思わせる。やさしい。どこまでもやさしい。非常に清楚なウィスキーである。

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