雫石鉄也の
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怪談
監督 小林正樹
出演 三国連太郎、新珠三千代、仲代達矢、岸恵子、中村賀津雄
小泉八雲原作の怪談4編を映像化した。オムニバス映画である。「黒髪」「雪女」「耳無芳一の話」「茶碗の中」の4話の映画化である。
いずれも昔の日本の民話伝承が元にある話で、いまどき風にいうなら、ホラー・ショートショートというところか。でも、今どきのホラーのように、物理的に目や耳を刺激するホラーではなく。かような感覚器官を素通りして、感性に直説うったえかける、情緒的なホラーとなっている。ここはやはり、ホラーなんてミもフタもないいい方よりも映画のタイトルどおり「怪談」といいたいものだ。ともかく、映像と音響がすばらしい。ある意味、映画の醍醐味を味わわせてくれる映画だ。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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怪談という嘘話を宮島義勇のカメラのリアリズムで撮影しているのですから、作り方の方向性が間違っています。
中川信夫監督の新東宝の『東海道四谷怪談』では、予算が全くなかったので、全体を幻想的にしていて成功しています。
宮島の映像と武満徹の音楽は本当に素晴らしいのですが。
ウソをリアリズムで撮る。いいんではないでしょうか。
私は、ねっからのSFファンです。すぐれたSFは、大ボラを極めてまじめにリアルに表現してるのです。
筒井康隆さんは「ハードSFなんてもんは、まじめな顔してヨタ飛ばす。あの面白さだ」なんていってます。
『怪談』は、肩がこるところが嫌です。
『ゴジラ』の田中友幸も、ゴジラが出てくるまではリアリズムで行けと言っていますが、これは最後まで全部リアリズムなので詰まらないと思います。
要は偉そうなのです。そこが嫌いな理由です。
小林正樹という人は相当に偉そうな人で、私は苦手です。
ま、ようするに、さすらい日乗さんは、小林正樹が苦手ということなんですね。
映画とか小説なんてものは、だいたいがウソでつくりものです。それをどう表現するかが大切なんではないでしょうか。ウソをウソとして、めくるめく大ウソで表現するのも楽しいですし、ウソをうんとリアルに表現するのも面白い。私は両方好きです。
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