部長職のお仕事
管理職としての日々と趣味についてです
 



10月も下旬に入り、ぐっと気温も冷え込んできた今日この頃。
ペースを乱さないように今週も記事更新を頑張りますw

さて、今回から新しいネタに入ります。
お題は”オーラファンタズムの世界をネイキットエンジェルを使って創る”です。
バイストンウェルの世界を一番体現してるのって、オーラバトラー?、強獣たち??? それは多分フェラリオ。中でもミ・フェラリオではないかと。
それをネイキットエンジェルのキットを使ってリアル系で作ろうというのが骨子。
ファンタジーをリアル系で作るので、結構シュールな雰囲気が出ることは請け合い。

コンセプトはまだまだ検討中ですが、このようなイメージになります。
まさにシュールレアリスムの世界。


イメージソースはこの出渕さんのB‐CLUB別冊のビークラブスペシャル「オーラファンタズム」の背表紙イラスト。
めちゃめちゃそそられるイラストです。バイストンウェルの世界観をオーラバトラーを使わずに表現している、大好きなイラスト。

このイラストにイマジネーションとモチベーションをもらいながら作製を進めていきます。

使うキットはこの三つ。
まずベースとなる甲虫は、フジミ模型のカブトムシから。

このキット、すごいです。パチパチと10分もあればカブトムシ(しかも本物そっくり)が作れます。
夏の自由研究にどうぞ!ってのは確かにイケてるかも。

このカブトムシをバイストンウェルの甲虫として改修し、ミ・フェラリオがそれを使役する(?)という図になります。
イメージは冒頭の画像や、まぁこんな感じ。



続いてミ・フェラリオを演じてもらうネイキッドエンジェル達はこちら。
一人目は高橋しょう子さん


二人目は希崎ジェシカさん


ミ・フェラリオ役なので、あまり奇抜な服だと困る、裸足であること、使い易いポーズのキット、等々の諸条件があり、PLAMAXのネイキットエンジェルのWebを見ながら、あれこれ迷ってお二人に決めました。
他の候補としては天使もえさん、 戸田真琴さんのキットも良かったのですが、使いたいポーズが裸体Verだったので、今回は見送り。

ざっと基本組み立てをした時の画像です。

ネイキッドエンジェルのキットって凄いなぁ。
3000円程度でこのフィギュアが手に入るんだから。


さて、今日の記事はコンセプトと方針のお話だけになります。
実際の作製に関しては次回以降で。
まずはカブトムシが如何にバイストンウェルの甲虫になるのか? この作製過程のご紹介からとなります。








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さて、マックスファクトリーPLAMAX製ネイキッドエンジェル うしじまいい肉さんのボディBタイプを使用したビネット。
これが完成記事となります。

まずは完成画像各種から。

























このうしじまさんのビネットでグッドスマイルカンパニーとMAXファクトリーの合同プラモコンベンションに参加しました。


ネイキッドエンジェルのキットで参加しているモデラーさんは何人位いるんだろう?

今月末が審査発表なので、結果にかかわらず楽しみにしています。
MAX渡辺さんが直接審査されるということで、目に触れてもらえるだけでも嬉しい。
うしじまさんのボディA、ボディBと2体作製しましたが、ネイキッドエンジェルのキット、楽しいです。継続的に作りたいと思います。

で、このコンペはヨドバシカメラマルチメディア梅田店から参加。
今月末まで店舗展示されています。



最終的にはヨドバシ梅田からは10作品がコンペに参加してるようです。
ネイキッドエンジェルは私だけ(汗)

この作製記事は分割でブログアップしています。
・造形編(→こちら)、
・塗装編(→その1その2
・アイテム作製編(→こちら
何かのご参考になれば幸いです。


最後に、うしじまさんの作製の参考にしたバイブル図書のご紹介。

最初はダイレクトにうしじまさんの作例が出ている、アーマーモデリング2020年12月号「強くてカッコイイ女」

55頁からの田川弘さんの作例を首っ引きで塗りを進めていました。
自分の塗りと作例写真を見比べて絶望しか感じませんでしたがw

その田川弘さんの最初の書籍「PYGMALION女子フィギュア惑溺仕上げ」

そこまでテクニックを書いていいんですか???ってくらいに濃い内容。
本当に勉強になります。

女性フィギュアを塗るなら、まずはこの本でしょうというぐらいにお役立ちしてくれたアーマーモデリングの本。
「知っておきたい女性フィギュアのはじめかた」

これから始めるときはこの一冊があればまずOKだと感じます。

國谷 忠伸さんの「カロリー別女性フィギュア塗装レシピ」

自分がどのレベルで塗りを進めていくのか、その指針決めになるありがたい本でした。

ここ数年で沢山関連書籍が出ているので、手引書には困らないと思います。
一緒に勉強して、腕を磨きましょう!

最近の本ではこれは超お勧めです。
不定期での刊行ですが、01号から買ってます。特に今回に05号はフィニッシャー特集で勉強になりました。



さて、うしじまいい肉さんのビネット作製の記事はこれでお終いです。
また何かの機会に他のネイキッドエンジェルのキットを作ってみたいです。
フィニッシャーさんのような腕があればホント楽しいだろうなぁー







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秋晴れが続く中、最近では珍しく連投w

今日の記事は、ネイキッドエンジェルうしじまいい肉さんのビネットに使用するアイテムの作製についてです。

まずはうしじまさんを固定するベース。
もともとのキットがPLAMAXの脚立を前提としているため、うしじまさんの尻の凹みも手の位置も脚立形状縛りあり。

PLAMAX脚立の様子はグッスマHP内のこちらから → ミニチュア脚立

この脚立、一般市販はされておらず、グッスマでネイキッドエンジェルのオンライン予約時にプレゼントという代物。
今回の作製時、予約期間にヒットさせるのも難しく、結局自作することにしました。

いきなり完成画像ですが...

ネットから本当の脚立の図面を拾ってきて、あわせてPLAMAXのミニチュア脚立の寸法比率をざっと確認し(等角投影になってるので、寸法出しがやや面倒w)、両方をあわせて大体の寸法でなんちゃって脚立を作りました。
途中画像はありません(汗) オラザク作製とかぶってて余裕がなかった?ということで。

今回は定幅のプラ板棒から作ってます。プラ棒は何種類かストックがあると、こういう時に便利。
細部のデコレーションも適当です。それらしく見えることが大事w。

うしじまさんを座らせるとこんな感じです。

微妙に尻の形状と異なる点や、左手がつかむ脚立の位置、足の置き場等が異なりますが、お手製なので気にしないw


つづいて、ホースの作製。
キットのボディBはうしじまさんの自撮りポーズが基本となっているので、ビネットでもこのポーズをどう活かすかが課題でした。
で、ガルパン再放送を見てて、戦車を皆で洗うシーンにホースが出てきて、何となくこれだ!ということで決まりw
ホースをもってて急に水が噴き出した。あるいは相手がいて、水の掛け合いになって足元がびしょびしょ、おもわず脚を上げた...あたりで苦しいながらポーズのつじつまが合うかなと。
もともと濡れ透け塗装を試したかったこともあり、このシーンをビネット構想の基本にしました。

そこで問題になるのが、ホースと噴き出す水。
透明の曲がるプラ棒を買ってきたり、バイピング用の線を買ってきたり、何種類か試しましたが、曲がり加減や、太さ、水の表現の難しさ等々で行き詰まり。
その時に、ふと目に留まったのが、転がっていたただのリード線。
試しに丸めて先端を剥き、ワイヤに適当にカーブを付けると、あれ?これ水に見えるけど...無事に素材問題は解決。


まぁ問題があるとすると、シースが塩化ビニルなので、通常塗料を受けつかないのとワイヤ部分への水表現。
塩ビ等については、完成後に手でぐりぐり触るわけではないので、ワイヤもろともプライマーを塗りたくって下地としました。
ホース部分含めてコバルトブルーで全塗装し、水の部分をエナメルの白と水色でそれらしく。


その上から水表現のテクスチャー素材を塗って、水の飛沫が飛んでる感じを出しました。


さらにその上に透明性をつけるために、Mr.ウェザリングペーストのウエットクリアを軽く投入。
ベースの床にも同ウエットクリアで水濡れ表現を追加。


今回お役立ちの素材アイテム。


Mr.ウェザリングペーストのウエットクリアはホントお役立ちアイテムなので、一本常備しておくことをお勧めします。


仕上げはこんな感じです。



造形編(→こちら)、塗装編(→その1その2)はこれで終了。

次回、最後は完成編です。










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先週に引き続き、ネイキッドエンジェルうしじじまいい肉さんのボディBタイプの作製記事になります。
このところブログ更新も継続出来てて、偉いぞ自分w

さて、前回は塗装編と銘打って記事を書いてましたが、所用で時間切れ。
フェイス塗装は今回の記事と、分割になります。
前回のボディ塗装はこちらから。

今回のフェイスの大体の塗り上がりはこんな感じです。

素人、ビギナーの域を超えませんが、前回作製のボディAのフェイスがこれですから...

自分でもかなり成長したと思いますw

多少は慣れたのかなと思いますが、今回は最初から「道具」を投入。
「道具は大事」をスローガンに進めていました。

今回の作製では、最初からモデルカステンのアイフィニッシャーの専用筆を投入しています。

私見ですが、筆先の細さと塗料含みのバランスが良いように感じます。個人的には使い易いかな。
ある程度使うと割と早めに筆先に癖が付く感じですが、量販店で1000円を切る値段なので消耗品と割り切れば、その費用対効果は高いのではないかと思います。
筆先に癖が付くのも私の使い方が乱暴だからだと思いますし。
今回、1/20の目と瞳の塗装にメインで活躍してくれました。

あと前回記事でも紹介したガイアノーツのフィニッシュマスター。これが今回の秘密兵器w

際際のふき取りをギリギリまで攻めることが出来て、先端のコントロールもしやすい。ふき取り時の先端の当て方も、角度と方向で点、線、面が選べるので、大体の局面で対応可能。優れものです。

筆でもう一つ、今回の新兵器がゴッドハンドの神ふで極面相S。
瞳の中心の点を描くのに、私のような素人の腕前ではアイフィニッシャーでも太すぎる。
その時、超極細のこの筆に助けられました。

先端が細い分、筆への塗料の含みには注意が要りますが、慣れれば使い易いと感じてます。

で、その塗装過程ですが、まずは白目塗り。
前回はココを御座なりにして、あとで修正しようなどと考えて、結局汚くなってしまった経緯があるので、今回は慎重に進めました。

白目を納得する形まで追い込んで、クリアコート。

前回作製と今回の違いは「道具」と、もう一つ「クリア」のコート違い。
基本のベース塗装はラッカー、各部塗装はエナメルで進めていますが、エナメルは段どり毎にクリアーコートしながら作業してました。
つや消しだと滲むので、はみ出した時の拭き取りやすさを考えて、基本は光沢クリアーを使っています。
このクリアコートですが、自身はクリアコートと言えばクレオスの「スーパークリアⅢ」だったので、前回はこれを使ってました。
結果、モールドが埋まってしまって...途中から塗り難くくなって難儀してました。
今回はその反省を踏まえて、コート用に通常のNo.46クリアーを投入。

圧倒的にこちらの方が中間コートがし易い。極細吹きもし易いし、スーパクリアーⅢに比べるとコントロールが圧倒的に楽。
知っている人には、そりゃ当たり前だよーってなると思うのですが、初心者はこうやって物事を覚えていくのですwww

閑話休題。

作業の続きの話。上のアイラインと眉毛を入れてます。

フィニッシュマスターで、適当な細さになるように何度もふき取り調整しています。

唇にピンクを投入して、全体印象を作りつつ、調整の繰り返し。


瞳のベースに青を置いて、瞳の大きさをひたすら調整。


瞳の大きさを確定して、下のアイラインも少し強めに入れています。

さらに目尻に赤を置いて、表情を引き締めています。

クリアーオレンジとクリアーグリーンを混色して、クリアーで1:1に割ったものを青い瞳の上にコート。


ネイキッドエンジェルは、ビギナーが作業し易いように瞳の部分に座繰りを入れてくれています。
ここをガイドに、瞳はそこに塗料を流し込めば良いのですが、瞳が凹んでるのが角度によっては丸わかり。
どうしても違和感ありありになるので、クリアを何度か流し込んで出来るだけ凹みが目立たないようにしています。

この画像、左目が凹んでるのが分かりますか?

髪の毛が目の周りにかかっているので、いったん瞳や目をクリアーでコートした後で、髪を慎重に塗り分け。

合わせて、神ふでで瞳に黒を置いています。

首輪を塗り分けあとで、仕上げ前のこの時点でつや消しクリアを塗布。
塗料が滲む状態を作った後で、頬や目尻に慎重に赤を置いて、ぼかし塗装。

唇回りもぼかし塗装しながら再度調整。

このあともいろいろと微調整しながら、冒頭の画像となりました。


今回、ボディーを含めて塗り分けにつかったタミヤエナメルは全部で15色。意外に使いました。



塗装編はその1,その2でボディ、フェイスを説明し、これで終了。
次回は小物アイテム作製編です。








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連続投稿です。珍しいw
さて、前回の造形編(→こちら)に続いて、Bタイプの塗装関連のご紹介。
塗装については以前に作製したAタイプと流れは同じです(→Aタイプについてはコチラ

塗装のスタートはこの画像から。
着衣改造が終わったところ。サフはタミヤのピンクサフです。


まずは肌色の単調さを避けるために、赤のラッカーで斑点塗装をします。

ここは先達フィニッシャーの皆様の真似です。
正直この斑点は自分の腕の関係で、塗装の最中に埋もれてしまうので、それを活かせる状況にはありませんが、いつか表現として活きてくることもあるだろうと思っています。
筆に結構シャバシャバ状態にしたラッカーの赤塗料を含ませて、筆先をはじくことで斑点を付けています。
狙ったところにいかないので、ばくちみたいなものですwww

その上から血管を書き込みます。
エナメルの青系でしこしこ書き込んでます。少し血管としては太くなってますが、先の斑点と同じで、今の自身の塗装スキルでは作業を進めていく最中で見え難くなってしまうので、自分の塗装の腕に合わせてだんだん書き込みを細くしていけばいいかなとw この辺り、正直適当ですw


さて、肌色の基本塗装ですが、使ってる塗料は下記の画像。

ガイアノーツの肌色系塗料+アルファです。
メインベースはノーツフレッシュピンク。ガイアさんの設定では影色ということのようですが、日本女性の肌にはこれがあっているような気がします。

ノーツフレッシュピンクでの1層目。クリアーで半分以下に希釈して塗装しています。


ノーツフレッシュで2層目。これもクリアーで割ってます。


ノーツフレッシュにピンク系塗料を混ぜて、シャドー吹き...の気分で、影になる部分にややピンクの色合いの濃いのを吹き付け。


ノーツフレッシュホワイトで明るい部分に少し色を乗せて、クリアーで大幅に割ったノーツフレッシュで全体を調整しています。

血管を消さず、見えすぎず、の感覚的調整で何回か吹き付け修正してます。


これを本体のベース色として、以降は着衣部分の塗装。

まずは肌色との境目を今回新投入のマスキングゾルでカバー(マスキング画像はありません...忘れた)
使ったアイテムはコレ。

ガイアノーツのマスキングコートRです。
以前の(他社の)マスキングゾルは使いにくくて、決まった位置に塗れないとか(下手なだけですが)があり、ゾル拒否派でマスキングテープ一辺倒でした。
今回は塗り分け曲面が多く、マスキングテープではやり難いため、初めて本格的にマスキングゾルによるコートを導入。
ネットでの評判を見てガイアのコートRを選択採用しました。

使ってみた印象は...GOOD! 
塗りやすいし、ムラ(や穴)もなく、剝がし易くということで、初めてでしたがノートラブルで綺麗に塗り分けることが出来ました。



下の画像で肌色と体操着の境目をコートしてます。

体操着はニュートラルグレーⅠで表現。

今回の裏テーマは「水にぬれた服が透ける」の表現にトライすること。
そのポイントがこのニュートラルグレーⅠの塗り方。
まず、グレーⅠをクリアー割して、隠ぺい力を出来るだけ下げています。
そのうえで、透ける部分と透けない部分を明確に意識しながら、慎重にブラッシング。
どうしても透け量を遠慮してしまい、この時点でまぁ良いかーってところで、上から薄く全体吹きして整えました。
上記画像ではまぁまぁいい感じに透けているのですが、この後の工程でさらに上からクリア系が乗っかってくるので、最後は透け量が減ります。
もっと透ける感じで途中工程は終了すべき、というのが教訓。
ここ、忘れないように自身へのメモで残しておきます。
「透け加減を減らす調整は後でも出来る。調整余地を残して次の工程に行くべし。工程毎での最適解は、全体最適ではない」

閑話休題。

袖はエナメルで塗り分け。まずは境界を中心にあたりを付けています。
タミヤのロイヤルブルーを使っています。

この時にふき取りに大活躍したのが、画像右に写っているガイアノーツのフィッシュマスター。これも今回初導入。
以前は筆に溶剤を含ませてチマチマふき取りしたり、綿棒を使ってああっ???って言いながら悪戦苦闘したりでしたが、このフィニッシュマスターを使えば大幅に作業効率が改善します。超お勧めアイテム。






ぷれでたーらっとさんの体操着の記号である二本線については、事前にマスキングで下地の白をカバーしておくことで表現しています。


こんな感じになります。


スパッツも同じくローヤルブルーで塗り分け。
ここの二本線は後から描きこみしています。



さて、ブログ更新も時間切れ。
顔の塗装についてのご紹介は次回に持ち越しです。
次回は塗装編その2です。








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10月に入りました。仕事上は早や下期に突入。
合わせて大阪に引っ越してもう6か月。
コロナ禍の緊急事態宣言やまん防下での生活でしたので、大阪での模型生活は”満喫”とは程遠く、展示会や交流会には全然参加できない半年でした。
ようやく緊急事態宣言が全国的に解除され、秋からぼつぼつと外部への模型活動が活性化していくと良いなぁと思っています。

さて、そんな中での作製状況。
オラザクへの投稿が8月末で終わり、9月は表題のネイキッドエンジェルうしじまさんのキット作製に注力していました。


キットには立像のボディAと座像で裸体仕様のボディBの2種類が入っています。
今回はボディBタイプを使用した作製です。

ボディAタイプの作製記事はコチラから。

先に作製したボディAタイプを使ったビネット同様(→記事はコチラから)、Bタイプでもマシーネンとのコラボでビネットを作製し、来るべきマシーネン関連の展示会に備える予定でした。
しかし、9月中旬にグッドスマイルカンパニーとMAXファクトリーの合同プラモコンベンションが開催されることを知り、急遽ターゲットを変更。
うしじまさん単体でのビネット作製とし、このコンペに参加することにしました。


大阪ではヨドバシカメラ マルチメディア梅田店が受付店舗。
やや突貫で仕上げた作品で、持ち込み締め切り1日前に持ち込み完了しました。


10/2午前中時点で参加作品は5つでやや寂しいw もっと増えてると良いなぁ。



さて、作製過程のご説明ですが、塗装の流れはAタイプとほぼ同じ。
今回のBタイプ作製の大きなポイントは、元の裸体仕様に対して、着衣改造したところ。
冒頭のようにマシーネン展示会を想定していたので、裸体だと刺激が強すぎて展示会に持ち込めないリスクもあることから、着衣改造を選択しています。
また、単に着衣では面白くないので、前提として、
・うしじまさんの服飾ブランドであるPredator Rat(ぷれでたーらっと)の衣装を着せること。
・マシーネンの水洗い(ガルパンの戦車洗浄シーンのイメージ)の場面を想定し、水濡れ透け表現にトライすること。
の2点を設定しました。
選んだ衣装は、体操着ハーフ丈とTバックスパッツ、です。

今回は造形編ということで、改造を中心にご紹介します。

まずはキットの素性。ざっくり撮りのために分かりにくくてすみません。

当然、裸ですw

まずはあたりを付けるため、マスキングテープでイメージをつかみました。
下半身のご紹介。

スパッツの太ももの部分、ぷれでたーらっとさんの商品紹介画像を見るとそれなりに太ももへの保持締め付けがあるようなので、両際を彫り込んで、食い込んでるような表現をしています(拡大画像はありません...手落ちw)

あたりを取った部分をパテで置き換えています。この部分はタミヤのラッカーパテを使いました。また腰の紐(?)部分はマスキングテープをそのまま活用しています。


上半身の体操着部分もマスキングテープであたりを取っています。
上半身はパテなどで服そのものを作るのではなく、体に密着した体操着ということで、キットに服のしわや裾の部分の記号を付けることで密着を表現しています。


マスキングテープであたりを取ったところを徐々にエポパテに置き換えていきます。


この時のエポパテですが、最初はロボットキャラクター系改造に良く使用しているMR.HOBBYのエポパPRO-Hを使おうとしてましたが、上手く行かない。
べたべたし過ぎなのと細かな造形には食いつきが悪く、綺麗にしわの形が決まらない。
で、模型生活十数年ですが、初めてタミヤの造形パテを使ってみました。

いやぁビックリした。フィギュアの改造に皆さんこれを使ってる訳だ。めちゃめちゃ使い易い。細かい造形にはこれだ!と一つ経験値が増えました。
知ってる人には、今頃何言ってんだ?!という感じでしょうがw

しわにペーパーを当てながら形状を調整して、出来るだけ自然に見えるようにしていきました。





最終的にサフを吹いた時の状態。


体操着の袖はぷれでたーらっとさんの実際のものに対しては少し長すぎたかもしれません。裾の折り返しの部分は少し幅が足りなかったかな...ちょっと後悔。

次回は塗装編となります → こちら








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