部長職のお仕事
管理職としての日々と趣味についてです
 



5月も最終日。ただでさえ早い月日がコロナによりさらに加速しています。明日から6月。1Qの最終月(汗)

さて、記事の新ネタは300円ガンプラを作るのその2となる、300円グフ。
再販時にいったんは購入をパスしたグフ(だってあまりに難易度が高すぎるような気がしたから)ですが、やっぱり欲しくなって確保。

確保するとそこは漢グフ。どうしてもすぐに作りたくなってさっそく切り刻みましたw

作製にあたっては、旧キットからグフを作るとなると誰しもが参考にする、旧キット作製のバイブル本を参照。

この号は本当に神号。
岡プロのグフ作製も素晴らしく、劇中のグフのイメージそのままです。
この作例があるので作製イメージが持ちやすく、本当に助かりました。
記事は1/100旧キットですが、記事内容と自分の作製過程を比較すると1/100グフと1/144グフのスケールバランスは同じかなと。もちろん操縦席ハッチの部分とか細かいところではバランスが違うのですが。

で、本題です。
作製は頭部から。
まずはキットの頭部。




このままだと流石に厳しいので、モノアイ部分をくりぬいて、あちこちプラ板追加してイメージ合わせ。



鼻筋も0.5mmプラ板で角度を変えながら少し延長。後頭部も1.3㎜程度延長。
こんな感じになりました。



まずまずのイケメンw

続いて加工は胴体。
胸部がのっぺり巨大なので、まずはここから。
胸部とハッチを切り出して、中央で折り曲げて前に突き出させました。その分幅寸法が小さくなるので、その隙間は胴体側で左右約1㎜程度プラ板追加。

これでキットのままでは細い印象だった両サイドも拡張もできます。

左右部分の上からプラ板0.5mmを貼って、両サイドイメージを強化。

切り離したハッチも中央で曲げて、やや前に突き出した形に加工してます。

あちこちへ並行作業しているので、なかなか流れに沿った適切な画像がありませんが、スカート部分もフンドシをばらして、下部や左右の厚みを強化したりしてます。


各部加工で発生した隙間等はプラ板でつじつま合わせをして、いったん合体。


元キット胴体と比較。


胸部がまだまだ大きく、胸ばかりが目立つので、やや背丈は低くなりますが上部をカットして胸のバランスを変えました。

さらに胸の上部分は段落ちさせて、頭部とのメリハリがつくようにしています。



続いて肩の作業。上の画像ではすでにショルダアーマーが胴体にかぶさって取り付けられていますが、キットのままではそうなりません。
まず第一の理由はにブロックとショルダアーマーが一体成型になっているから。このあたり最初期のキットの味があるところなんですけどね...

作業は肩ブロックとショルダアーマーをまずは切り離しました。
つづいてショルダアーマーを幅増し。全体としては1.3mmプラ板をかませ、胴体側の縁にもう一枚小さく1.3mmプラ板を追加でかませて、八の字に幅増ししています。
あとは切り取った肩ブロックのパーツをゲージとして、プラ板で肩ブロックの再生。

さらに画像が無いのですが、胴体の背中側をいったん切り離して、ショルダ―アーマーの幅増し加減と相談しながら背中側の厚み削減(幅詰め)をしています。

肩ブロックとショルダ―アーマーの感じはこんな風になります。


肩ブロックにアーマーを被せると割といい感じになりました。

グフはやはりショルダ―アーマーが胴体にかぶるのが「記号」だと思います。ここは頑張って作業して良かった点。

上半身胴体の加工は基本ここまで。
続いての作業は下半身というか脚部。

まずは様子見。
キットの脚部をそのまま取り付けると...

このままで良いかな?と思えるような出来。
ただ、やはり太ももがやや細身なので、スカートとの間に隙間ができてやや弱弱しい印象を与えます。

で、作業は...ここからが難産w
まずは太ももパーツを上下に分断。


分断した上部を楔形に幅増し。上側が大きく開くようにして、全体のイメージを変えずにスカートとの隙間を埋めようとの魂胆。


この時点で両脚を比較するとこんな感じ。


スカートに突っ込むと隙間はなくなって、むっちとしたグフらしい太ももになりました。


実際には両脚をスカートに突っ込むと、スカートと幅増しした太もものがそこらじゅうで干渉してまともに入らないwww
あちこち干渉部分を削りまくってるのが実際ですw


つづいての課題は足首。脚を広げて立つと足が全く接地してくれません。
足の甲を切り離して、基本的な部分での接地性改善に努めました。
かなり試行錯誤だったので画像はほとんどありません。
一つは脚部の脛の先端(足側)のところに1mmのプラ板をかませて、楔形に脛を開けました。
二つ目、ふくらはぎの裾を裏側で削りまくり。
三つ目、足とふくらはぎの裾の干渉部を足側で削りまくり(作業前にパテで十分裏打ちしています)
これでようやく接地性が確保できました。


いったん接地を確保したうえで、今度は足の甲の加減を見ながら、裾の前面の隙間をプラ板でふさぎます。

これが無いと正面から見て足の裾がスカスカに見えます。

脚部加工はこんなところ。
続いては腕の部分。

まずはキットの腕をそのまま取り付け。

ちょっと太くてむっちした感じですが、これはこれでありかな。

問題はこれ。

流石にこのままでは使用は難しいので、改修します。
やり方はバイブル本を参考に。


岡プロのプラパイプ作製案を参考に作業。


ちょっと手抜きでこのような感じに。


長さ調整や形状調整して、このあたりで妥協。


で、全体バランスを確認するとこのような感じです。



ツイートで昨夜流しましたが、皆様からの温かいコメントをいただくことが出来て、嬉しいと同時にホッとしています。
引き続き作製を頑張ります。


















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本来なら今日は静岡ホビーショーのはずでした。
来年の開催を楽しみにしています。

で、お題はいわゆる300円ガンプラの作製。
個人的にはガンプラといえばこの300円シリーズを指す世代です。ガンプラブームど真ん中世代。
キットシリーズのベストメカコレクションって呼び名は当時からあったかな?

5月の再販で我慢しきれずやっぱり買いましたw




今回作製してみてるのは、ガンプラブーム当時に買えなかった旧ザク。


HOW TO BUILD GUNDAMを眺めて、当時を懐かしみつつ作製。


作製に当たってはモデグラバックナンバーの神号の一つ、これを参照。

曲りなりに旧キットが作れるのは岡プロの記事のおかげです。

懐かしいパーツ構成。

やはりこのくらいのパーツ数が私には最適。これ以上多いと最初から気持ちが萎える。

まずは仮組。
これがガンプラです! 懐かしいー


作製は定番の肩の八の字切から。

ついでに胸のディテールも切り取り分解。

胸の部分は中央で凸させて少しメリハリを付けました。
その分、胴体パーツと隙間が生じるのでプラ板で調整。


強度確保と位置決め用の梁を付けて、以降の作業性を確保。


腰を捻るのと、スカートを加工する必要のあるポージングを前提としているので、腰を切り離して別パーツ化。


スカートのボリュームを後ろ側で増強。


フロントスカートを切り離して、フンドシの増量。


再構築でボリューム感アップです。


続いて東部。
旧キットらしい愛嬌のある(?)独特のフォルム。



このままでは流石に使いにくいので加工します。

まずはモノアイとモノアイレールを切り取り。




鼻面を切り離し。


頭部側で約1mmほど、ほんの気持ち程度で幅を切りつめ。
後頭部で1.3㎜程延長。
鼻筋をかるく削り込みとエポパテでライン変更。


鼻穴もプラ板で作り直し。

旧ザクの支柱を取り付け。



割とイケメンになりましたw

頭をのせるとこんな感じで、まずまずかな。


続いて下半身の作業。
サイドスカートを切り離し。


ポージングの範囲を取るために足の甲を切り離して別パーツ化。


ポージングはこの片膝立てをする前提。全部の加工はこのためです。



ポーズを作るためにプラ板二枚で太もも延長。
左足は脛を2mmほど切り飛ばして短縮。
膝裏はポーズ優先でめちゃめちゃ切り飛ばしています。

ここまでのポーズまとめ。


切り飛ばしている脚部加工部分のつじつま合わせ。
プラ板とエポパテを駆使w




スカートも各部の切り離しを進め、ポーズに合わせて再構築。
片膝立ポーズはこんな感じに。


続いての作業は上半身に戻り、肩、腕の調整。
キットの腕を無理やり様子見するとこんな感じ。



とにかく肩のボックスがデカいです。
どのくらいデカいかと言うと、先行で発売されているザクと比べて...

明らかに肩ボックスがデカい。

デカいw

で、肩ボックスを幅長さともにザク程度の大きさへ短縮。

まぁ良い感じかな。

バズーカを小脇に抱えるポーズで検討。
バズーカの握り部分をいったん切り離し、角度をこまめに調整してポーズが決まるように調整。
握りこぶしもやりすぎない程度に掘り込みでディテールアップ。


で、現状はこんな感じです。




もとがこれなので、結構頑張ったかなと。


このあといったんサフを吹いて様子見をします。





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GW連休も終盤。
今年のGWは例年の静岡HS向けの作製がないため、いつになくのんびりと思いつくまま手を動かせて過ごしています。

さて、お題は初めてのスケールモデルのディフォルメ。
山下しゅんや先生の待望のプラスチック・エンジェル2を発売日に入手。

掲載イラスト「オープントップクリスマス」のディフォルメされたキューベルワーゲンを作ろうと思い立って作製スタート。
出来たらフィギュアにもトライしたいけどこれは難易度超高w
野望はあります。野望は.....

キューベルワーゲンですが今回は1/48をチョイス。

当然1/20フィギュア作製も視野に入れての1/48です。
※フィギュア作製はあくまで野望w

さて、作製ですがまずはボディの短縮加工からスタート。
キットは当然4人乗り。

イラストはツインシートの2人乗り。

まずは真っ二つに分断します。


ザクっと見るとこのようになります。


エンジントランクからシートにかかるラインをイラストに合わせます。鉛筆であたりをつけてるラインです。

正確にはイラストと異なりますが、カット技術と強度の関係から多少アレンジ。

上記をライン変更した仮組状態。


プラ板でカットしたエッジ部分を調整。




シャーシも車体に合わせてカット。


接合。


キットのままのフロントシートだとイラストとイメージが異なるので、延長と幅増し実施。


さらにはエポパテでイラストに合わせて形状変更。

こんな感じ。


続いてイラストと大きくイメージの異なるタイヤ。
ディフォルメなので、キットのままのタイヤ厚みでは何とも様にならない。


いろいろやり方はあるでしょうが、できるだけキットを利用するのが筋と考え、タイヤを直接厚み増ししました。
真ん中で真っ二つに割って、2倍の厚みへ。
プラ板をサンドイッチ。

形状出しは万能のエポパテでw

トレッドも軽く(?)彫り込んで、こんな感じです。5本のやるのはさすがに疲れました。本来なら複製したいところ。


ここまでを借り組み。





割といい感じ。

タイヤを太くしたので、シャーシの軸長さが合わなくなって、軸長さ調整。

後輪は車体と当たるため、干渉部分をがりがりとナイフのカンナ掛けで削りまくりました。

幌の開閉機構も短縮が要るので、適当に加工。



実際にはこのあとさらに加工しています。

つづいてフロントの艤装。
ディフォルメのためヘッドライトをはじめ各パーツを大型化しないといけませんが、ここだけは各パーツを細かく幅増し・大型化する気力も技術もないため、/1/35パーツを流用。すまん、1/35キットw




取りまとめるとこんな感じです。






まずは作製記事第一弾はここまでです。
フィギュア作製をどうしようかなー









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