部長職のお仕事
管理職としての日々と趣味についてです
 



ブログ、放置しすぎた(汗)書き方を思い出すのに一苦労(笑)
3月末から完全放置状態に入って、もう12月。
継続的に更新していかないと、作製アーカイブとしてのブログの価値がさがるし、いったん溜め込むと更新がどんどん難しくなるなぁ。
22年度作製の作品に関してはほとんど作製記事を作ってないので、後追いで記事を書くのもかなり難しいかな...

というわけで、とりあえず気を取り直して、22年の振り返りだけはやっておこうと言う記事になります(汗)
2022年は、私にとって大当たりの年になりました。
中京AFVの会で金賞。ナゴモ ファイナルで大賞をいただき、出来過ぎとも思える結果を残せた一年になりました。
皆様、本当にありがとうございました。

今年の一番最初の作品は1月完成の「The Story of Bystone Well AURAFHANTASM」 No.1


B-CLUBスペシャル AURA BATTLERSの裏表紙の出渕誠さんのイラストをモチーフにして、PLAMAXのネイキットエンジェルをミ・フェラリオに見立てて、バイストンウェルの世界を表現する試み。
こののち、No.2、No.3と連作し、10月のモデフェスに持ち込みました。また、ナゴモ ファイナルで大賞をいただいた「バイストンウェル物語」の一つでもあります。
ネイキットエンジェルをフェラリオに見立てるのは何人かのモデラーさんも挑戦されていますが、素材としては非常に使い易く、MAX FACTORYに感謝です。
独自の世界観を表現できたのではと自画自賛(笑)

二つ目は3月完成の旧キット1/100ザク。


会社で大変お世話になった元上司からリクエストをいただき、ご退任のお祝いとして作製。
1/100のガンプラを作るのは子供の時以来。1/144との勝手の違いに戸惑いながらも感謝を込めて作製したつもりです。
ガンダムやガンプラは知っているけど、自身ガンプラは作らない元上司にお渡しするので、わかりやす作品が一番。
量産型ザクがマシンガンを構えている「わかりやすいザク」を目指しました。
緑の基本色で塗ることを前提としていたため、補色に近い紫を下地に使って、その上から白をB&W塗装し、機体色の緑を上塗りする手法で塗装。
ハイライトやシェードを追加しながら、綺麗なザクを目指しました。

三つめは5月完成の静岡ホビーショー 合同作品展向け作製のSDザク。


頭身を上げる今時のスタイルではなく、BB戦士らしいスタイルで作るというコンセプトで作製。
大河原先生のザクリアルタイプのイラストのザクをイメージし、頭部の大幅改造、左右の腕や足のバランス変更などを実施。
BB戦士フォーマットでのリアルタイプのザクとしました。

この作品をもって、実に3年ぶりの静岡HS モデラーズクラブ合同作品展に参加。倶楽部ディフォルメ屋のブースで展示いたしました。




やっぱり静岡HSは良いなぁと実感。23年も無事開催されることを願っています。

つづいて四つ目の作品は静岡HSから1週間後に東京で開催された装甲騎兵祭に参加したジオラマ作品「逡巡」


WAVEのスタンディングトータスをタートルに改造するという暴挙(笑)に出た作品。
今なら素直にスナッピングタートルを使えば良いのですが、この作製時点では計画も案内されてない状態。
バックパックの形状変更や、足回りの大幅改造とスワンピークラッグのスクラッチ、降着姿勢のポジション改造など、タートル作製だけでもかなりの工数を使いました。
そのうえで、メインフギュアをTORI FACTORYの各種フィギュアを採用。慣れない3D出力タイプ品の扱いや1/35の女性フィギュアの塗装など、四苦八苦。
さらにはジャングルの作製等々、金と時間をかけた豪華な作品(笑)です。

5月末の装甲騎兵祭に、以前作製のダイビングビートルを主役機にした「掃討」と対にして展示参加しました。




会場では沢山のボトムズ大好きモデラーさんと交流できて、本当に楽しい時間を過ごせました。
このような単一テーマ展示会に参加できる機会はなかなかありませんが、熱量が半端なく、本当に楽しい。開催されたら次回もぜひ参加したいと思います。

五つ目は8月に開催の中京AFVの会に参加した作品「BLUE NIGHT」

ずっと以前から構想を温めてきた、雪の夜の焚火の風景。
雪の月夜、青い闇に焚火の温かい光が漏れているというシーンをずっと作りたかったのですが、なかなか腕が付いてこない。
焚火塗りの作品の作製をいくつか行い、だいぶ表現がこなれてきた今回、思い切ってチャンレンジしてみました。
焚火塗りは今までの集大成と言える感じでまとまったのですが、課題は夜の雪の表現。タミヤの情景テクスチャーペイントをベースに雪を作ってみましたが、痛感したのは雪は白いから雪に見えるのであって、色を付けた瞬間、それは雪ではない別の何かに見えてしまうということ。
足跡とか、ぬかるみとか、やや説明的な表現があるから何とか苦しくても雪かな?というレベルで見てもらえるにしても、直感で雪の柔らかさは感じ取ってもらえないなぁという点が今後の課題。

課題はあるにしても、3年ぶりに開催された中京AFVの会に参加しました。


結果、なんと金賞をいただくという望外も望外の受賞。
真面目に腰を抜かしそうになりました。


投票していただいた参加モデラーの皆さま、審査員の皆さま、本当にありがとうございます。感謝感激です。
アーマーモデリングのAFVの会レポートのページでも大きく取り上げていただき、また生放送時にもコメントいただいたりして、本当に嬉しい受賞でした。



六つ目は同じく9月に神戸で行われた関西AFVの会に参加した作品「Umbrella」


大阪に引っ越して1年半、コロナ禍の影響で軒並みリアル展示会が中止になる中で、初めて大阪での展示会デビューとなりました。
初参加で新作無しというのは駄目だろうということで、1週間の突貫作製。
雨と傘のシーンは以前から作りたかったモチーフなので、短期決戦とはいえ、アーマーモデリングの雨特集をじっくり読みながらトライ。
地面での雨の跳ね返り表現や、傘から滴る雨だれ表現など、初めての表現にトライしてみましたが、もっと習練して練り込まないといけないですね。
傘はハセガワの1/24のレースクイーンフィギュアのキットから持ってきました。大きさが違い過ぎるので、傘の端を切り取って、1/35相当に改造して使用しています。


七つ目はオラザク向けに作製した旧キット1/100ドムのビネット「ATTACK」


MGでリニューアルされたドムのパッケージ画が超カッコ良くて、パケ画の雰囲気を再現するために、手持ちの旧キットのドムの仕掛放置品でトライしてみました。
頭部切り抜き別パーツ化、モノアイ十字の改修、胸部ラインの変更等の、スタイル変更に合わせて、上半身をのけぞらせてヒートサーベルを振り上げて襲い掛かるポーズを作るため、腰の切り離しと角度変更、踏み出した脚に対応するためにスカートの分割と別パーツ化など、各部に改修の手を入れています。
塗装もハイライトやシャドー部分を意識しながらの基本塗装の上に、1/100に合うレベルでチッピングやウェザリングを行っています。
1/100ガンプラはこれで2作目。1/144に比べて大きさによる楽しさ追加を味わった気がします。

あっ、オラザクの結果は切手でした(笑)


八つ目は10月のモデフェスに参加するために作製したビネット作品。1月作製のオーラファンタズムの連作2作品目となります。
「The Story of Bystone Well AURAFHANTASM」 No.2


サーバインはMAX FACTORYを使用。ビネットの関係で、首は捻りたかったのと、剣の角度も変えたかったので、設定画を意識しながら首周りを大改造しています。
うち襟に顎が干渉して、設定画通りにはいかないのはわかっていましたが、もう少し横を向きたかった。
あと塗り分けしやすくするため、肩から腕の各関節を切り離す作業をしています。
塗装は紫を下地に全塗装し、そのうえに色をB&W風のグラデ塗装。その上からガイアのオーラペールブルーをクリアでガンガンに割って塗布。クリアで全体をいったんくるんでクリア層を作ってから、クレオスのムーンストーンパールでパールを乗せています。最後はトップコートで保護。
面倒なエングレ部分はタミヤエナメルのチタンゴールドでふき取り対応。上からクリア保護して使っています。

ミ・フェラリオはPLAMAXのネイキッドエンジェルの戸田真琴さんを改造。
シルキー・マウ風の衣装の着せています。肌の上に服のエッジだけをエポパテで作り込み、服の布部分はキットの肌のままというお手軽作製。
翅は0.2mmの透明プラ板を翅形状に切り出し、ざっとペーパヤスリで白濁させて、クリアを様子を見ながら塗り上げる簡単塗装。
ネイキットエンジェルは色々なシーンに使えますが、フェラリオにもばっちり。是非皆さんもトライしてみてください。


九つ目。今年最後の完成作品ですが、オーラファンタズム連作3作品目。これもモデフェス展示作品。
「The Story of Bystone Well AURAFHANTASM」 No.3


ミ・フェラリオは同じくPLAMAXのネイキットエンジェルから。戸田真琴さんと天使もえさんです。
工法はNo.2と同じ。
キノコは石粉粘土で作製しています。
ベースはNo.1で作ったガーゴイル部分のみをお湯丸君で型取りして、石粉粘土で複製。No.2ともどもそれを使っています。
周りの魔法陣は石粉粘土で適当に作製(笑)

で、この「The Story of Bystone Well AURAFHANTASM」 3連作を10月末のモデフェスに参加展示しました。
初めての一人個人卓での展示会参加。
ドキドキしましたが一人卓だと、卓自体にテーマを持たせて自分の表現が出来る点は非常に良いですね。
ひな壇部材の準備や運び込みなど、一人でやらないといけないので、ホント大変でしたが、充実した展示になりました。
テーマはもちろんオーラファンタズム。
前述の3連作を中心に、過去作のバンダイ旧キット1/72ズワースとレプラカーン、COSMIC PLASTICのamonさん原型のデフォルメズワウス、ビルバイン、ガラバを持ち込んで、オーラファンタズムの世界観を自分なりに表現してみました。


沢山の方に見ていただき、ご感想やコメントももらい、さらには沢山のモデラーさんとお知り合いになれました。
本当に楽しい時間だったなぁ。


で、今年を締めくくる展示会が11月開催のNaGoMo ファイナル。
3年ぶりの開催、しかもファイナルということで、前述の「The Story of Bystone Well AURAFHANTASM」 3連作を「バイストンウェル物語」として、ファイナルのコンテストに参加。


結果、本当にびっくりしましたが、大賞をいただくことが出来ました。
大賞は初めて、かつファイナルでの受賞とは出来過ぎの結果ですが、本当に皆様には感謝です。今年一番の嬉しい出来事になりました。ありがとうございました。



あと今年の活動トピックスとしては、名古屋から大阪に引っ越して1年以上経過して、今年になって大阪の作製会などに参加するようになったことですね。
摂北の池田市での夏/秋の小さな展示会・作製会に参加したり、T&A&F&イデオン作製会にも参加し、大阪でのお知り合いを増やすことが出来ました。


長かった2022年の振り返りもこれで終了です。
作品数は全9作品。かなり頑張りましたね。
受賞の中京AFVの会の金賞、NaGoMoファイナルの大賞と、凄い賞をもらって感謝感激の結果になりました。

来年の展示会も精力的に参加したいと思っています。
また当然、それに向けた作品作りや他にも作りたい内容の作製など、来年も頑張っていきたいと思います。

皆さん、今年もお世話になりました。ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。




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