無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

日本みつばちの飼い方〈越冬)

2008-12-21 23:31:17 | 日本みつばち
本日。一番日が短い冬至です。ゆず湯は最高のアロマでした。

今朝は、知人と、松本市内曹洞宗のお寺「瑞松寺」にはじめて座禅をしに行きました。

宗教には相変わらず無関心ですが、坐禅の後のお粥がとてもおいしかったです。曹洞宗は噂どおり、ライトな座禅でした。たまには、時間を止めて自分と向き合う時間はいいかもしれません。

去年から日本みつばちを飼っているのですが、蜂蜜を絞ったあと、蜂蜜の代わりに砂糖水を一時給仕して越冬をしのぎます。

人間が蜂蜜を食べ、蜂は、砂糖水ではやってられません。

最近知り合った日本みつばち養蜂家のかたは、砂糖給仕をしないそうです。

まだ貯めたばかりの蜂蜜の一部を写真のように巣箱に戻します。

うちでも見習って、来年からはより自然な形で養蜂できたら素敵だと思いました。

明日も降り続ける大雨が雪でないので、今年はまだまだ暖かいのかもしれません。

野菜や、養蜂、養鶏を通じて過ごす毎日は、微妙な気象の変化に気付きやすくなりますね。

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ハウス栽培で混播(こんぱん)栽培

2008-12-20 20:15:24 | 自然菜園の技術 応用
本日。いよいよ明日冬至です。

今日はいろいろありました。

リンゴの注文&ギフトの発送31件。裕子さんは2時間しか寝ていない過酷な発送になりました。

というのもせっかくの自然栽培のリンゴ、お手紙を添えて届けたい。
そんなことで、夜を徹して手紙を書いていたから、寝たの深夜2時。起きたの4時。

うちの大家さんは、30年間無除草剤で、減農薬特別栽培で林檎を育てています。知人友人から注文もあり、1kg箱などをリンゴに合わせて自作したり、自分たちで詰めたりでいっぱいいっぱいでした。

無事午前中で発送も終わると、今度は軽トラのバッテリーが切れて立ち往生。二人で車を押して、移動させたりドタバタ。


奇特な友人が助けに車で来てくれたので、車をそのまま駐車場において帰宅。
いろいろあるけど、ナンクルナイサーで無事OK。


2か月前、ハウスの中で混播〈種を幾種類も混ぜて播く方法)で種まき。

混ぜた種類は、小松菜・ターサイ、レタス、大根、ホウレン草、野沢菜、春菊などなど、寒さに強いの、弱いの混ぜて播きました。

ハウスの踏み込み温床跡地に、混ぜて播いたのが、今ようやく発芽してきています。

混ぜて播くことで、単体で蒔く時よりも、うまくいくことがよくあります。

アブラナ科、キク科、アカザ科、いろいろな根が絡み合い、お互いに助け合い、水分、寒さを分散し、色とりどりの菜園になればと思います。

ハウスのような不自然な環境では、混播がお薦めです。
どれかはうまく育ちますし、単体よりもうまく育つからです。
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自家製乾麺(パスタ&うどん)の感動の巻

2008-12-19 23:55:53 | 自然栽培で自給できる想い
本日
産まれた日だ。こうして生きていろいろできるのも両親をはじめ多くの方々のお蔭だと本当に思う。感謝の募る日だ。ありがたいです。

今週は、今年度最後の『自然栽培やさいギフト』の発送のだ。

2006年度から続く、『自然栽培やさいギフト』も今年で3年を迎えた。

年々充実していく野菜たちに加え、プレゼントできる加工品も充実しつつある。

今年は、いろいろなアイテムのなかでも、自家製のユメアサヒ小麦を使った、乾麺シリーズには、自分のことながら感動した。

地元松本市梓川にある丸西製粉所の協力で、オリジナル乾麺ができたからだ。

オリジナル乾麺を作ってもらうには、玄麦で70kg以上ないと乾麺は作ってもらえない。

毎年20kg前後しかなかった小麦を今年は、198kgも育った。

嬉しくて、嬉しくて140kg分の乾麺を仕込んでもらった。

それに、去年育てた在来の玄蕎麦もあり、はじめは蕎麦の乾麺を発注したのだが、さすがに慣れない粉では無理だと断られた。原因は、そば粉や小麦粉によって粘性などがちがいリスクが高いことなどだ。

そこで、妥協案で、そば粉30パーセント、70パーセント小麦で、しかもつなぎやすくするために平麺で注文したところ、やってみますとの前向きな返事。

そこで出来上がったのが、写真左の蕎麦パスタ。

イタリア北部では、小麦が採れずそばのパスタがあるという。

8分前後、パスタ同様塩で茹でると、蕎麦の素朴さが生きたおいしいパスタが茹であがる。それをクリームソースやボロネーゼソースで和えて食べたところ、最高の出来。

製粉所の粋な協力で、うどんとパスタができた!!!

これから1年くらい乾麺を買わなくてよくなりそうだし、プレゼントにも喜ばれている。

味をしめた僕は、来年も違う品種の小麦で乾麺を作ってもらい、自分好みの乾麺を追及していこうと企んでいる。

自給できるアイテムが、また一つ一つ充実していくのはたまらない~
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柿酢づくり

2008-12-18 11:35:40 | 菜園食堂 Deva Cafe レシピ(New)
本日

冬至も近く、とても寒い日が続きます。

先日、柿酢を仕込みました。

柿酢は、手作りできるお酢の中で最も簡単で、やわらかい使いやすいお酢です。

作り方は簡単で、柿と容器があれば作れます。

【柿酢の作り方】
1)プラスチックや鉄製以外の酸に強い容器を用意します。
2)容器をよく洗い、熱湯+焼酎でよく消毒します。
3)熟れた柿(どんな種類でもかまいません)の表面を濡れ布きんで、汚れを拭きます。
4)ヘタを取り、柿を逆さに、何層にも重ねていきます。
5)ほこりなどが入らないように、和紙やさらしで蓋をして半年間保存。
6)途中、カビなどを取り除きながら放置します。
7)うちでは6月末に、柿酢を絞り、一升瓶などに移します。
8)あとは、使いたいときに食べます。

3年間熟成させた柿酢はとても味が丸く、おいしいです。
水やお湯で割って飲んでも、酢の物に使用してもおいしく、毎年少しずつでも仕込んでいこうと思います。
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寒くても鶏は元気です。

2008-12-17 08:40:39 | 自然自給養鶏
本日

半分、雪になったような雨のような寒々した天気です。

畑の野菜は、あとキャベツ、白菜を取り込んだらほとんど終了です。今年は、来年の菜花になりそうなアブラナ科の野菜を多く育てたので、来春は、菜の花がきれいでしょうし、野菜がないころに菜の花をおいしく頂けると思います。

早朝に、友人を駅まで見送ってきたのですが、道端に珍しくキツネが車に轢かれ死んでいました。タヌキはよくそういう事故にあうのですが、キツネは珍しく、かわいそうでした。

やっぱり近くにキツネの巣があるのは確かです。

そのあと、鶏を見に行くと、元気に餌をついばみ、瞳を輝かせ寄ってきました。嬉しい瞬間です。

毎日獣にヤラレテいないかチェックするのですが、数がちゃんといるとホッとします。

本来鶏は寒さに強い動物ですが、うちの鶏は寒さに弱い系統らしく、寒さが増した11月には混乱もあったものの、今は落ち着いてきています。

寒くなってからの餌の増量と、ハイカロリーな内容にしたのがしたのがよかったのかもしれません。鶏が元気だとホッとします。

鶏ほど朝早く起きれない自分ですが、今朝久々に早起きして気持ちがよく、明日から早起きする習慣をつけたいと思います。

写真は、研修生と完成させた鶏小屋の第1プレイルームです。透明なトタン屋根と金柵をつけたことで雨・雪・害獣対策が改良されているので、いつでも24時間外で餌を食べることができるのが売りです。


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干し芋&干し柿

2008-12-16 16:23:01 | 菜園食堂 Deva Cafe レシピ(New)
本日

今日は、商工会議所で知り合ったITコーディネイターの先生が、自宅でWebコンサルしてくれました。

より多くの方が自然栽培でカンタンに、楽しく菜園ができるように、ホームページの活用法の紹介や、自分では気付けなかったビジネスの手法など2時間でしたが、目から鱗でした。

さて、今日から新しいパソコンからのブログの書きこみです。
新しいパソコンは、速くて、きれいでそれだけでも嬉しい感じです。

うちでは、裕子さんを中心に自給した野菜を加工して楽しみを増やしています。

その一つが、干し芋・干し柿に代表される天日干し加工です。

うちでの作り方をご紹介いたします。

【干し芋の作り方】
1)サツマイモを掘ってから、2~5日程度天日で干した後、寒くない風通しのよい場所で1か月間保存。そうすることで甘味がのります。
2)サツマイモを洗い、蒸し器で30分以上蒸します。
3)まだ熱いうちに、皮をむかず5mm程度の厚さでスライスします。
4)天日干し用の3段ネットに並べて1カ月弱、風通しの良いところで干します。
5)食べてみて、乾燥が十分になったら、天気の良い日に取り込みます。
6)あとは冷暗所で保存し、炙っていただきます。

【干し柿の作り方】
1)柿が色ずき、また固いうちに枝ごと収穫します。
2)ヘタの枝をT字に残し、皮をむきます。
3)皮をむいたらすぐに、荒縄など丈夫なひもでT字の枝に縛っていきます。
4)風通しの良い、雨の当たらないところ〈軒先など)に吊るしておきます。
5)時々、柿を手でモミ柔らかくします。
6)柿が真っ黒によく乾燥したら、晴れた日に取り込みます。
7)取り込まれた干し柿を、段ボールなどに入れ暗所で保存すると「真っ白」に粉を吹き一層おいしそうになります。

冬の晴れ間と乾燥した風を利用して、甘味を作り出せることは、自給的生活の醍醐味です。


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日本みつばち講座に参加してみました。

2008-12-15 10:37:52 | 出張菜園教室
本日
ここのところ寒い日が続きます。旧暦の72候ですと「鮭魚群がる」そんな季節です。

最近、最新のパソコンを買いました。NECのノートです。
現在のパソコンは、電源を入れてから10分は始まるまでにかかるスローなもので、トイレ、お茶の準備、そして本まで読めるゆとりのある(笑)ものでした。

ところがごく最近、動きが更に遅くなったような気がするので、大奮発して買うことにしました。大きな投資のような買い物です。

パソコンも買ったことですし、これからは一層パソコンでのお仕事が出来ると思っています。冬期にホームページを作って、Webを使った菜園教室が出来ないか思案中です。いいアイディアがある方はコメントください。


さて、先日松本市内の両島公民館で行われた日本みつばち講座「日本みつばちあれこれ」に参加してきました。

日本みつばちとは、うちでも飼っていますが、日本在来の東洋蜜蜂の亜種で、北海道を除く全域に自生しています。

うちでは、待ち箱と呼ばれる日本みつばちの木の巣箱を準備し、気に入ってくれそうなところに設置して、在来蜜蜂が入ってくれるのを待つやり方です。

今回参加した日本みつばちの飼い方は、どちらかというと、春先に分蜂(ぶんぽう)と呼ばれる巣分けをするタイミングで集まっている蜜蜂(分蜂郡)を、自分の巣箱に取り込む方法でした。

しかもその巣箱が、ダンボールやリンゴの木箱といった身近なものを再利用する作り方や、独自のメソッドが盛り沢山の講座で、ハチミツ100ccもついてお得な講座でした。

いろいろなやり方を学び、独自の工夫を凝らし、生き物を世話するところが、醍醐味で、菜園の楽しみに通じるなーと思いました。

私も来年、分蜂郡をゲットしてみたいと思いました。
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自給農菜園スクールの忘年会

2008-12-14 17:31:42 | 日々の自然菜園
本日

先日、松本市梓川で主催していた『あづみの自給農菜園スクール』の忘年会を地元の温泉宿で行いました。

3年も継続している会員さん中心の集まりで、気心しれた菜園仲間と行う忘年会はとても楽しく、いいものです。

来年から、自宅のそばで形を変えて行う予定の菜園スクールの構想を話したり、今まで感じたこと、お互いへの感謝や労い、思い出を語り合いました。

世代も職業も異なる大人が、菜園スクールを通じて新たなつながりを持ち、自分の趣味を広げ、交流が深まりとても、菜園スクールを主催してよかったと思える一時でした。

若輩の自分を講師として迎えてくれ、支えてくださった会員さんや地主さん、地域の方々に感謝・感謝です。本当にありがとうございました!

今年で、現在ある「あづみの自給菜園スクール」は閉校し、来年からは、形は代わります。しかし今回学んだことを活かし、一層菜園教室が充実し、楽しいものになるよう今ある全てに感謝しながら準備をしたいと思います。

詳しい内容は、冬期に製作するホームページやブログやDMでもお知らせいたします。

これからも宜しくお願いいたします。



(追伸)
訃報です。良いことがあれば悪いこともありました。
2週間前から体調が良くなかった鶏が今日亡くなりました。

現在話題の鶏インフルエンザではなく、
衰弱死でした。静かな最後でした。

山桜の下に埋め、冥福を祈ると共に、
その場の落ち葉の腐食層を持ち帰り、鶏舎に敷きました。

原因は分かりませんでしたが、生きた鶏が亡くなることで、一層残った鶏が快適に過ごせるよう、気を配ろうと思いました。
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鶏の餌箱

2008-12-13 12:10:31 | 自然自給養鶏
本日

ぽかぽか陽気で、布団を干す片脇で、乾燥野菜たちが日向ぼっこしている。


今までは、地べたに直接餌をあげていました。

ところが、最近困った状況が発生したので、

最近、鶏の餌箱を作ってみました。(写真)

というのは、

1)廃鶏なので、くちばしが半分しか元々ないのに、その半分が更に減っているからです。たぶん、土をつつくときに磨り減ってしまったと思われます。

2)食べ残したちょっとの餌を翌日無視して新しい餌しか食べないことが何度も合ったからです。

3)お菓子の箱などでは、鶏が入って滑ったり、うまく食べられなかったり調子が悪かった方です。

そこで、今ある廃材でヤマギシ式の餌箱を作ってみました。
まだまだ改良の余地はありますが、すごく調子がいいです。

ヤマギシ式養鶏の完成度の高さを痛感しました。

ヤマギシ式餌箱の利点
1)一斉に横に並んで食べるため、全ての鶏が安心して餌にありつける。
2)餌の量が減った。(効率よく食べるため)
3)鶏が餌箱に入らないため、こぼしたり、フン等が入らず衛生的な感じ。

また一歩自然養鶏を学んだ気がします。

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大根の保存方法(寒冷地版)

2008-12-12 23:07:23 | 自然菜園の技術 応用
本日

暖かい日が続きます。明日はいよいよ満月です。

先日、大根の埋め戻しを行いました。
大根は、春先まで3段階で保存しています。

1)年内用
2)年越し用
3)長期保存法

1)は、よく晴れた日に収穫し葉を切り、洗って乾くまで日陰でそのまま乾燥させます。その後、ダンボールに並べて積み重ね、一番上にビニールその下に新聞紙で蓋をします。その後冷暗所で保存します。
2)写真のように、50cmくらいの穴を掘り、一番下に藁を敷きます。その上に大根が逆さになるように並べ、土を被せます。そして藁をかけ、更に土をかけます。1)が食べ終わり、春先に掘って食べます。
3)長期保存法は、タクワンや切干大根に加工し、いつでも食べたいときに食べられるように保存します。

冬の大根はちょっと多めに栽培して長期間にいろいろな食べ方をし楽しみます。
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