無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園3年目、夏野菜のはじめての収穫。

2013-07-25 09:02:33 | 自然菜園で自給できる喜び
本日、。ときどき

梅雨が戻ってきたような変な天気が続きます。
梅雨が短っただけにありがたいです。
天候不順は、森林破壊などに始まり、環境破壊で地球を傷つけてきた結果と思います。
反省し、持続可能な生活を心がけたいと思います。


長野市で、3年目になる自然菜園の実験畑。

農薬化学肥料を使っていた、重粘土の畑だったので、
はじめの2年間は作物を育てず、堆肥と緑肥作物によって自然に耕してもらい、土を団粒化してもらうことで、
養分持ちが良く水持ちと水はけが良い畑に改良していました。

去年の秋に育土の仕上げとして植えた無臭ニンニクも8mの畝からたくさん収穫出来ました。




無臭ニンニクは、通常の左のニンニクに比べ大きい、ちょっと変わったニンニクです。

ニンニクが植えた種イモと同じくらいに大きく育っているところをみると、
2年間の改良の成果が上場といったところです。

堆肥だけでは、土が一時的に豊かになったにすぎず、
緑肥作物だけでは、生き物は増えますが、土が豊潤になったとはいえず
この二つは、単独で行うよりも組み合わせることで相乗効果が発揮されます。

しかも最後にユリ科の野菜が充実して育つことで、一層菜園は熟畑になり、菜園として軌道に乗ることができます。



実際に、トウモロコシも順調に育ち、実をつけ始めました。


2つ着いたトウモロコシの実の一つは、写真の大きさで収穫するとヤングコーンでいただくことができ、
残りの1つの実がとても太く充実してきます。


トウモロコシの隣りに、カボチャやトウガンを植えたので、
ツルがトウモロコシにからみつき、仲良く育っています。


姫とうがんも実をつけてきました


西洋ミニ栗カボチャ


日本カボチャも順調に着果し始めました。


在来キュウリ「善光寺」も初収穫です。

キュウリは大きくなるのが早いので、十分収穫を楽しんだ後、自家採種用に採種果をつけたいと思います。

とりあえず、順調そうでなによりです。

自然菜園は、野菜の里山のようなもの。
植林(植え付け)、下草刈り(草マルチ)、間引きも行いながら、自然に山が育つように、
最小限の手を入れて、人と共生できる菜園に徐々に移行し、
持続可能な環境を整えていきます。


自家採種は、より自然に野菜が育つために必要不可欠な営みです。
そこで育った野菜から種子を採り、またそこに(蒔いて)降ろしていく。
それを続けていけたらいいなーと思います。


7月のAzumino自給農スクール(自然菜園実践コース)は、7/28(日)です。

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2 コメント

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アワノメイガ対策 (chaaboo)
2013-07-25 10:48:26
いつも楽しく拝見しています。
毎年トウモロコシを育てて、早めに雄花を除去したりとアワノメイガ対策を取っていますが、虫の方が上手で困っています。

トウモロコシのアワノメイガ対策はどのようにしてますか?
返信する
ご質問ありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2013-07-25 12:06:51
chaabooさんへ

そうですね。早目の雄花除去はいいですね。

植え付けた本数によって対策の仕方はずいぶん変わってきますが、

一番は、アワノメイガの卵をうみつける最盛期を避けることです。

つまり、周囲のトウモロコシよりも早くか、遅くに育てみんなと足並みをそろえないのが得策です。

最近では、周期がずれてきたので、完ぺきとは言えなくなってきたので、

以下のいろいろな対策を組み合わせながら、自分なりの対策にしてみてください。

はやっているののは、お湯で幼虫・卵の殺虫。
人工授粉後、雄花の除去。
ネットで物理的にアワノメイガの侵入防除などなど
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