例年7月第1土曜日は、副会長を仰せつかっている北海道スキー指導者協会の集いが、各地区加盟団体持ち回りで開催されている。今回は、自衛隊スキー連盟が主管で、札幌のホテルライフォートを会場に開催。
朝6時に、札幌での遊びと劇団四季の観劇をして夜行バスで帰るという妻を乗せて出た。
午前中に事前打ち合わせを終えて、14:00からの開会だが、今日のメインは、札幌のフランス歯科医院院長佐々木ミッシェル氏の「咬み合わせって何だ?」という演題の講演だった。
自分の役割は、この講演の謝辞だった。我々スキー指導者に対してどんな話をされるのか、興味津々だった。しかし、「日本顎咬合学会の次代を担う10名の若き歯科医師」に選ばれているだけの貴重な内容の講演だった。しかも、本人が小樽生まれで5歳からスキーをしていて、若い頃に1級を取り、今はご子息がJr技術選で全国の大会で活躍しているだけに、最後は、スポーツに関わる話で締め括った。
咬み合わせは、運動器として、身体のいろいろな機能と結び付いていることを知った。専門的な解説からいろいろ貴重な内容の話だったが、ストレス社会と高齢者社会の中で、これから益々の重要な課題になるらしい。昔からよい意味で言われてきた「歯を食いしばる」とか「しっかり咬みしめる」は、弊害の方が多いとのこと。これからは、「力まないで生きていく」ことが大切だが、そのためにも「バランス良く均等に力まないで咬む」ことが肝要とのことだった。そんな内容を含めて謝辞を述べさせていただいた。
夜は、全道各地からの参加者の交流がメインの楽しみな懇親会。余興として、札幌自衛隊のヒーローズというバンドの演奏と歌があった。懐かしいGSの楽曲が多く、我々年代は楽しく聞くことができた。
抽選で当たった自衛隊色のザック