癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

江差「北前のひな語り」

2016年02月11日 | 道南の風物詩

「壱番蔵」の天井近くまで展示されている15組の7段飾りは圧巻

 江差町のいにしえ街道沿いの「歴まち地区」一帯で、民家の玄関先などにひな人形を飾って祭る「第5回北前ひな語り」が開催されている。期間は、2/1~4/3で、その間、いろいろなイベントが開催される。

 今年度は180組のひな人形が64ヶ所で飾られているという。各家庭のものや全国各地から贈られてきた物が多いらしい。天候も良いし、妻も休みなので、ドライブがてら観に行ってきた。

 なお、なぜ「ひな祭り」でなく「ひな語り」なのか、気になって調べてみたら、次のような活動が基盤になっているらしい。

 「百人の語り部事業」~商店街が主体となり、いにしえ街道沿道約110戸の住民や地域に詳しい住民を巻き込んで、一人ひとりがおもてなしの心を持って「得意なテーマ」を切り口に、「独自の語り部」で地域の歴史文化を紹介する語り部となり、来訪者との対話の中で江差町の魅力 を伝え交流を深めるという手法でおもてなしの協力体制を構築する活動。


拠点会場の一つ、明治時代の蔵を再利用したカフェと観光案内所になっている「壱番蔵」


「壱番蔵」の入口の上の棚にも飾られている


「壱番蔵」で、圧巻のひな飾りを見上げながら、ケーキとコーヒーをいただく


やはり、拠点会場のひとつ「遊工芸紺屋」のひな飾りと吊るし飾り


「遊工芸紺屋」入口の右手前が、昭和初期の木目込み人形のひな飾り、
左側が、江戸時代後期の江戸の町民が生み出したひな飾り


靴屋さんの店先


「岩崎商会本店」の店先


「中村家」の昔の店先の土間部分

 
「中村家」の店先と奥に展示されているもの


昔の?酒屋さんの窓辺


個人住宅の窓辺


江差一番人気の、蔵を再利用した手打ちそば屋「やまげん」

 
昼食に食べた、天ざるそばと花巻そば(すべて海苔で覆われている)

 
1923年(大正12年)創業の浅野屋菓子舗で、お土産に買った「幣子岩最中」と「江差の繁次郎まんじゅう」