東中山への最後の登り
久しぶりの好天予報に、かねてから計画していた中山峠からの蓬莱山(980.3m)~幌滝山(996.7m)~東中山(1037.4m)の縦走往復へ単独でトライ。
当初は、厳冬期間は休業中の中山峠スキー場の深雪のゲレンデ斜面を滑り降りたくて、スキー場の下から登ろうと考えた。ところが昨日の白井岳と同じく、膝上以上のラッセルだった。諦めて、ノーマルルートのスタート地点である中山峠駐車場上の美術館のさらに上の除雪終点へ向かう。
昨日のものと思われるスノーモービルのトレースが、ずっと続いていた。普段は目障りなトレースだが、今日の膝上から腿ほどのラッセルにはスノーモービル様々だった。結局、予定ルートすべてがスノーモービルのトレースを辿る歩きだった。このトレースがなければ、体力的にも時間的にも幌滝山までが限界だったと思う。蓬莱山から先はアップダウンが続くので、シールを付けたままの往復で、剥がしたのは、蓬莱山からの下山時だけだった。
登りの蓬莱山の下で、朝早いのに、下山してくるスノーシューの夫婦連れに出会う。昨夜蓬莱山山頂にテントを張って過ごしたという。素敵な山の楽しみ方をしていると感心した。下山時には、蓬莱山まで往復したと思われる多くのスノーシューのトレースが残っていた。
8:15スタート、登り2時間45分、下り2時間、13:10ゴール
スタート地点から中山峠スキー場の上の電波塔が建つ蓬莱山を望む
反射板のある幌滝山(札幌市と旧大滝村の境界が由来)
幌滝山から東中山を眺める。ずいぶん遠くに見えたけど1時間10分ほどで着いた。復路はわずか45分だった。(帰りに撮影)
スノーモービルのゲレンデと化し、ズダズダに荒らされて興醒めした東中山の斜面と奥の頂上
かろうじてモービルに荒らされず、きれいなままで迎えてくれた東中山頂上部分
明日は、札幌の滝野すずらん公園のクロカンコースで練習でもと思っていたが、明日は札幌も雨予報なので、そのまま留寿都温泉に入って、帰ってきた。
詳しい山行記録は、下記にてどうぞ!
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