癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

生殺しの11月?

2008年11月05日 | 日常生活・つぶやき
 昨日、初雪が舞った。平年は11月2日だそうだから、だいたいこんなものだろう。しかし、昨年は11月15日と遅かったのに、その後やたらと厳しい寒さが続き、11月中にもかかわらず真冬日やらどんと積雪やらが続き、結果的に非常に早い冬の到来だった。

 先日の道新の「卓上四季」に作家・渡辺淳一の「11月は生殺しの季節」というフレーズが紹介されていた。内容は忘れてしまったが、自分勝手に解釈して、実に納得できるフレーズだと思ったことが記憶に残っている。

 自分は「寒い」のは好きだが、「寒々しい」のは嫌いだ。11月はまさにこの寒々しい季節で、寒さにまだ体が慣れないせいか、どうも中途半端な季節に感じてしまう。それだけに、この時期の小春日和のポカポカ陽気は貴重だ。しかし、今年は本州の山旅から帰ってきて以降、ずっと雨絡みのスッキリしない寒々しい天候が続いている。

 例年、この11月は山に積極的に向かう気になれないし、1年で一番運動不足になる季節のようだ。スキーマラソンに備えてジョギングもしなければと思うのだが、ついつい億劫になってしまう・・・。まあ、体が鈍ってしまう恐れを感じながらも、それに対する努力も意欲も湧いてこない季節・・・これが、私にとっての「生殺しの11月」なのである。

 ほかのみなさんにとって、11月というのは、どんな月なのだろう?