野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

いきるってしなないときめてたのし

2014-04-16 18:40:18 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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”いきるってしなないときめてするあそび”と色紙に書いてツルを縫うシリーズのお皿に飾った。

文京区で花の店野草(イエツァオ)を営んでいたころの呪文で私が考えた。

落ち込んだ時唱えるとすぐ開き直れる。

今回開いた第10回クラフト展(イエツァオグループによる)は昨年8月1日に亡くなった内村セツ子さんの遺作展も兼ねた。

すぐ下に飾った気球が空を飛んでいるセツ子さんのコラージュ作品と合わせた。

セツ子さんはどこへ行ってしまったのかわからないが遠い場所でも一瞬のうちに行ったり来たりできる身分になった気がする。

展覧会前より金生町へ来て手伝ってくれていた気配だったが今はどこへ行ったかいない気配だ。

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セツ子さんのコラージュ作品”なんの木の花かしらねど匂うなり”や”拉致”には妹のきんかんとの茶系のコラボベストや布バッグ、セツ子さんのコラージュ作品に向かいながら作ったテーブルセンターを合わせた。

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ブルー系のコラージュ作品にはブルーの糸を使った妹のきんかんとのコラボベストやセツ子さんの作品と向かいながら作ったテーブルセンターを合わせて飾ったがコラージュ作品とテーブルセンターを合わせて飾るのは少し無理な気もしたがセツ子さんの作品と向かい合いながら作り上げたことで急にどこかへ行ってしまった彼女への思いの区切りを少しつけることができたので一緒に飾りたかった。

毎年セツ子さんがどんなテーマでどんな作品を出品してくれるのかと楽しみにしていたがもうかなわぬことになった。

遅かれ早かれ確実にセツ子さんが行ってしまったところへ行くが”いきるってしなないときめてするあそび”を歌詠みのおじさんが”いきるってしなないときめてたのし”と添削してくれたがそんな気持ちで暮らしていきたい。

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ハナシバを切り倒して

2014-04-15 23:00:56 | 山小屋整備

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ピンクアセビの前に生えるハナシバの木が大きくなりすぎてピンクアセビが日影になり始めた。

春いちばんに咲く花で差し上げることも多くたくさん咲いてほしいしもっと大きくなってもほしい。

今日はハナシバの木を切り倒しに行った。

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枝から切り杭や階段になる枝はとった。

 

残った幹の部分はかなり大きくピンクアセビの後ろへ続く椿とヒバ類の林の中へ椅子としておいた。

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幹の椅子からのながめだが写真には写ってないが新緑越しに法皇山脈が遠望でき見上げると大きなカンピザクラの枝に覆われている。

満開のころ幹の椅子に座っての花見が楽しみだ。

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近くの場所は斜面なので杭を打ち枝で階段を作っている。

この辺りは5年ほど前に整備したので杭や階段も朽ちているのがあり切り倒した枝で階段を作ろうとして驚いた。

杭として打ち込んだネズミモチの枝が枯れることなく杭の状態で芽吹いているのだ。

根ずけば朽ちることはないがおおきく育つと困る。

山小屋で作業しているとハラハラドキドキすることが多く作業は大変だけれど楽しい時間だ。

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それにうれしい発見も多い。

 

今日はグミに花が咲いていた。

 

野性なので一か月ほど前接ぎ木をした。

それで乗っ取られると困るので花を咲かせたのかと思ったりすると楽しい。

じみだけれどいい花だ。

どんな実がなるのかとても楽しみだ。

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ふと見上げると青空をバックにヤマザクラの赤い芽吹き雑木の柔らかい芽吹き、本当に生きている喜びを感じる。

ほんの数日だが里山の美しさは各別の時期になる。

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ワカメも

2014-04-14 22:28:25 | 日記・エッセイ・コラム

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山菜とりにも時期が大切だが海の草だっておんなじだ。

海には潮の干満、大潮や小潮があり陸の山菜とりより制限がある。

今日は大潮。

干底だとひじきが簡単にとれる。

天気は上々。

何年もとってないアオサも今年はとるつもりで行ったが生えてない。

アオサはひじきの上に生えるので大潮でなくてもとれ広範囲に生えるので今回とらなくてもどこかでとれる。

ヒジキをとっていたらひじきの下に大量のワカメが漂っている。

毎年ヒジキとりにきているが今回初めて発見。

悔しいことに微妙なところで手が届かない。

潮は干底だ。

どこかに手が届く場所があるはずだとテトラポットの上を歩いていたらあった。

ヒジキはずっしりと重いがワカメはさほど重くない。。

ヒジキとりも今年で6回目。

6年たつと生まれた子供は小学生になる。

少しは海の草たちに対する目も育ってきたようだ。

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生だと茶色のワカメも湯がくときれいなグリーンになる。

明日も明後日もいい天気だそうな。

まずは洗濯干しに干した。

明日は洗濯ものは干せないが一年分のワカメを干しているのだからしかたがない。

カメノテやイボニシもとってきた。

海岸へ着いたのは4;40分。

帰ったのは5:40分。

一時間で一年分のヒジキとワカメがとれた。

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雨が降っても

2014-04-13 20:50:15 | 日記・エッセイ・コラム

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先日やっと釣れたサバを一匹持ってきてくれた釣り師がサバは釣れなくなったが自分はまだ釣ってないが大きなアジが釣れ始めたと話をしていた。

サバを釣る時より釣糸を長くする話をして帰ったと思ったら今日32センチもある大きなアジが届いた。

今日は朝から雨で寒い。

本当なら少し山奥へヤマザクラ見物へ行く計画だったが中止したのにと思たが釣り師としては雨の日はいい場所がとれる穴場の日だったようだ。

釣り師が行く釣り場は今や釣り場情報雑誌に載って有名になり朝早くからやってきた釣り人でいい場所はなかなか取れないらしい。

寒くて雨が降っても早く釣って自慢話をしたかったようだ。

私は新鮮で大きなアジをいただき釣り師は自慢話ができこんな幸せなことはない。

夕食は半身はアジの刺身、あらにネギとワラビをトウガラシを入れて煮た。

後の半身は塩をして冷凍。

雨が降ってもいいことがあった。

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第10回クラフト(イエツァオグールプによる)展番外編

2014-04-12 21:24:09 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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内村セツ子さんの遺作展も兼ねた今回のクラフト展(イエツァオグルループによる)には遺作をさがし送ってくださった妹さん達も来てくださった。

やっぱし妹さんたちもものつくりが好きなようで一人の妹さんはブルーのリボンをつなぎ合わせ手の込んだ作りのミニバックでチャックには可愛いハート型の取っ手がついているのを妹のきんかんのために持ってきてくださった。

いただいた妹のきんかんは大喜び。

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もう一人の妹さんは焼き物のマグカップを3個持ってきてくださったうちのまず初めにきんかんが選んだカップ。

 

おしゃれに2色の釉薬がかけられていた。

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私には2個くださると言われたが私の家にお客様が来られる度に張り切って魚を釣り持ってきてくれる釣り師にプレゼントすることにした。

 

緑の釉薬が美しい大きめのカップ。

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私は少し小ぶりだが姫路旅行で思わず気に入った備前焼のお皿にぴったしのカップ。

 

備前で焼かれたお皿と東京で焼かれたおカップがセットのようで感激。

 

自分の気持ちの整理のための遺作展だったが仲間たちに協力していただきはるばる東京よりやってきてくださった妹さんたちも作品を見たりセツ子さんの思い出話をすることで一つの区切りが付き来てよかったと言っていただいた。

無事終えて本当によかったと思っている。

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男の子

2014-04-10 22:14:41 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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ネットで知ったと小学6年の男の子とお母さんがやってきた。

とても楽しそうな親子でこちらまで楽しくなったが男の子の動きが気になる。

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やっぱしイヌビワの皮で作った花器に生けているサイフリボクの枝に体が触れたらしく落っこちて床がびしょ濡れになってしまった。

 

木の皮で作った花器は水を入れたぺットボトルを入れないと安定しない難点があるがおこちても壊れない。

 

お母さんがあわててきれいに拭いてくれたが男の子もびっくりしてお母さんに言われるまんまコロコロ椅子に座らされた。

 

今回より同じく流木で作ったウサギの足が椅子として仲間になったが子供にはコロコロ椅子が好評だ。

 

座らされながらいろいろとお母さんにくってかかる。

 

ここで親子喧嘩をされると私が困ると仲裁に入るとおさまった。

 

”お母さんは47歳”と突然言う。

 

”若いね”と言ったらとてもうれしそうな顔をする。

”お金があったらソルトを買ってあげたい”と言う

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お母さんはゆっくり見て妹のきんかんとのコラボで作った指なし手袋とソルトも買ってくれた。

 

男の子はうれしそうにお母さんと手をつないで帰っていった。

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カラシナは採れなかったが

2014-04-09 21:38:55 | インポート

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第10回クラフト展(イエツァオグループによる)参加作品の返送や買っていただいた作品の引き渡しも終えやっと一息ついたのでカラシナの菜の花を採りに河原へ行った。

10日ほど前東京からやってきた参加作家の綾子さん親子が採集した時が菜の花漬けにするには一番いい時だった。

途中小豆島へ一泊するので2人で大量に採ったカラシナはこちらで塩漬けにして昨日作品と一緒に送ったので今日は手元に届くだろう。

漬物にする時期は過ぎていたが個体性もあり遅咲きのまだつぼみの個体より少し採集できた。

カラシナはグリーンだと思っていたが紫色の個体もあった。

この種を蒔けば紫色のカラシナがふえるかと思ったが野生の植物はそんなに思ったようにはいかない。

去年ここら辺りでは立派なタシッポが大量に採れた。

今年はほとんど芽吹いてない。

細いタシッポの先をてんぷら用に少し採ってきただけだ。

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今年の春は金生川の水量がとても多い。

 

毎年来てくれていた内セツ子さんがクレソンをお土産用に採っていた場所へ遺族の方を案内したかったのに水量が多くて行かれなかった。

 

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1キロほど下った場所だがここら辺りは去年の大水の時でもヨシの根元に生え流されなかったクレソンが茂っている。

 

カラシナのつぼみはあまり採れなかったので漬物用にクレソンのつぼみを採ろうと来てみたがやっぱし水量が多くて採れなかった。

 

今日はいい天気で製糸工場の巨大煙突の煙がまっすぐに上がっているがまだまだ水量は減りそうにない。

 

2~3日中に別の場所に採りにいかなくては・・。

 

畑の草も容赦なくどんどんのびている。

 

クラフト展(イエツァオグループによる)は無事終えたが又忙しい植物たちとのかかわりが始まった。

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やっぱし花見へ・・

2014-04-08 22:12:40 | インポート

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今日は第10回クラフト展(イエツァオグループによる)の出品作品を送り返す予定だが畑ではフキ、山ではワラビなどがたくさん生えている。

東京より出品してくれた人たちには荷物の中へ入れて送ってあげたい。

3人の荷作りをするのは大変だけれど山小屋まで行って採集の予定だったが切山のヤマザクラが見ごろだと思うと足を延ばさずにはいられない。

天気は最高。

寒い日が続いていたがやっと暖かくなった。

途中足におもりをつけてもう何年も毎日切山まで歩いている男性に声をかけるとサクラがきれいに咲いた状態がこんなに長く続いたのは初めてだと教えてくれた。

今日は最盛期の70パーセントだと言っていたがヨシノザクラとヤマザクラの競演には心躍る。

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ほんの2週間ほど前までまだ梅が咲いていた重要文化財真鍋家あたりも満開のサクラの郷に変身だ。

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サクラの花越しに見える柔らかい芽吹きも花並みに華やかだ。

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山につけられた道路のため満開のヤマザクラを見下ろしたり目線上で見られる箇所に出くわすと得した気分になる。

 

小さな花や大きな花、葉が多いのや少ないの、花付が多いの少ないのとそれぞれ個性的なヤマザクラを愛でながらバイクで走ってきた。

 

山小屋付近ではたくさんのワラビを採集。

 

池の土手ではカンゾウ採集。

 

畑ではフキや大きな葉に育ち始めたウイキョウなどを採集。

 

作品のパッキン代わりに荷物に詰めて発送。。

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第11回クラフト展(イエツァオグループによる)には・・

2014-04-07 22:18:22 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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”曲がって花器”だが妹のきんかんはデンデンムシだという。

そういわれればそうだ。。

別名”デンデンムシ”にした。

いい具合にビーチグラスなどを使って作った写真立ての中にデンデンムシに似た貝を使っていたのがありそばに置いて飾った。

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くっついて花器”は”テーブルセンター草木染”の上に置いた。

今日買った作品をとりに来てくださった人が生前お父さんがモミジの枝にロープを巻きつけていたのが枝に食い込み”くっついて花器”のツルと同じ状態になったのを持ってきて見せてくれた。

お父さんが巻きつけたということで愛着もありそれを面白いと思う人のようだ。

彼女とあったのは今回で6回目。

5回は展覧会に来てくれて会った。

なんとなく話が弾む。

都会生活が長いが帰ってお父さんが残してくれた果樹園などを引き継いでやっているようだ。

自然いっぱいの中で心動かされる素材があり創作したいがとっかかりがないように感じた。

自然が好きで共通することは多いが私にはないいい感覚を持っていそうな人だ。

作品を見せていただいたが柿の種を使っているのがあった。

私が梅の種を使ってるのを見たからかしらと言っていたが私ももみじの枝にロープがくいこんだ状態の枝を見せていただき成長の速い木にいろんなものをくいこませて素材が作れるんだときずかせてくれた。

来年の第11回クラフト展(イエツァオグループによる)の参加をお願いした。

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花を生けることから。。

2014-04-06 21:41:56 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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柱の花はキブシと白アセビと雪柳の3本を生けた。

すぐ下には黒い綸子のコラボベスト。

今回の第10回クラフト展(イエツァオグループによる)は内村セツ子さんの遺作展も兼ねているので白と黒の取り合わせにした。

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展覧会期間中は時期的にサクラをはじめいろんな花が咲く心せわしい時期だ。

桜沢孝枝さんのコーナーだが初めに生けていたのは左側の瓶の花器に生けていたサイフリボクだけ。

残念なことにサイフリボクは咲いてくれなかったがギャラリー作唯の周りの花壇に咲き始めた濃いピンク色の花を生け、右側の花器に生けていたピンクアセビは色あせたので畑で今を盛りと咲き誇っているクサイチゴを生けた。

クサイチゴの茎が面白く曲がっていたのでその部分にすらりと伸びたヤマブキの枝を絡めて生けた。

目ざといお客様は茎の曲がりをほめてくれた。

クラフト展(イエツァオグループによる)でヤマブキを生けたのは初めてだ。

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手前に写っているのはクスノキの新芽で右側あたりにアカメがしわの赤い芽吹きの葉が見える。

この時期は花と競うほどの鮮やかな芽吹きも生けられる。

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左手前に写っているのは山繭だ。

展覧会2週間前に芽吹く前の落葉樹にくっついているのを採ってきた。

2~3日前より芽吹き始めて驚いた。

ひろったことはあるが枝についているのを採ったのは初めてでもちろん花材として使ったのは初めて。

興味をしめしてくれる人が多くてうれしかった。

今回は初めて2人のお客様より花をいただき今までで一番多く花を生ることができた。

私の造形は花を生けることより始ている。

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ピンク、黄色、ブルー

2014-04-05 21:35:46 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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内村セツ子さんのコラージュ作品”天空のあわいで”より今回のテーマカラーをお母さんはサクラのピンク、おばさんは菜の花の黄色、セツ子さんはブルーの作品が多いこともありブルーと決めた。

妹のきんかんが糸部門、私が布とデザインを受け持ってのコッラボベストはテーマカラーをそれほど意識しないで作っていいときんかんには言っていたがピンク、黄色、ブルーのコラボベストがが出来上がっていた。

サクラをイメージする淡いピンク地の布ではピンクのコラボベストができるのは想定内だけどライトブルーに個性的な色合いの布を菜の花のイメージにしたのには驚いた。

ブルー地にグリーンなどの模様の布ときんかんが選んで編んだ糸部分とを仕上げると全くセツ子さんのイメージになっている。

迷わず3枚並べて飾った。

キブシの黄色、ピンクアセビを間に生けた。

妹さんが”姉は東京にはいません、愛媛へ行ってます”と何度も言われたが来て手伝ってくれていると本当に思った。

病気と分かり4か月足らずで突然話もできない所へ行かれ納得できず自分の気持ちの整理のための遺作展だったが同じ気持ちでやってきた妹さんたちには一つの区切りがついたと言っていただけセツ子さんをしのんでの数点の作品もできた。

私も一つの区切りとしなければと思っている。

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花のプレゼント

2014-04-04 21:59:22 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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文京区で花の店野草を営み花を売っていても花をプレゼントされると嬉しかった。

金生町でのクラフト展(イエツァオグループによる)も今回で6回目になるが初めて2人のお客様より花をいただいた。

まずは新聞紙でおしゃれにくるまれたキンカンと長い柄のヤマブキの花。

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今まで生けてなかった木の又を使った花器に生けた。

 

木の又を利用すれば長い枝でも行けられる。

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同じく木の又を使った花器に生けた。

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キンカンを生けるまえはやっぱし柄を使って生けていた。

 

キンカンの接ぎ木を2回失敗している。

 

いただいたきんかんの柄を使って3度目のつぎきに挑戦した。

 

もし成功すればいい思い出になると思っている。

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長い柄のヤマブキは玄関の花として生けた。

 

一緒に生かっている桃の花も今回いただき始めて生けた。

 

いただいた素材を使うと思わぬ自分の世界が広が花をプレゼントされることは豊かな気分になれる。

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ソルトフラワー ソルトスパイス

2014-04-03 22:00:56 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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中根繁子さんは同じ自然物を素材にしながらバスケタリー作品とはとはかなり雰囲気の違うソルトフラワー、ソルトスパイスを出品してくれている。

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左はソルトフラワー、きれいな色の小花や花びらをバランスよく見えるように塩で固定している。

塩の白さが花びらやスパイス類を生き生きと容器の大きさが全体をかわいらしく見せてくれる。

早々とやってきた93歳の母が華やかに見えるソルトフラワーを買ってくれた。

右はソルトスパイス、スパイス類を同じく塩で固定している。

いろんな香辛料の香りがする。

芳香剤としてもいいみたいだ。

繁子さんはもう何年も前より塩を使うことは考えていたようだが5年前にワークショップを開きつい最近の2月6日より11日、スカイツリーの東京ソラマチ5階でのワークショップ後商品化したものでギャラリー作唯で東京と同時期販売できるとはうれしいことだ。 

それにしても93歳の母は流行に敏感???か。

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画廊の周りの花壇にはソルトフラワーに入っているような黄色の原種に近いスイセンとツルヒメ日日草が咲いていた。

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遺作

2014-04-02 22:26:40 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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内村セツ子さんのこの作品はコラージュを作り始める前の作品だと思うが左側のサイカチの実に古代文字で克己復礼と書かれたのを反対に使っているのはセツ子さんが買ってくれた私の作品だ。

素材として組み込まれて私のもとへ帰ってきた。

どの素材よりこの作品を作ろうと思ったのか聞きたいが聞けないのが残念だ。

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左に写っているブルーのボックス作品”春光のひと”は”天空のあわいで”を作るきっかけの作品だと思っている。

2月にお母さんを亡くしその思いを込めた作品で3月の搬入時に間に合わず彼女が持ってきた。

その時は書かれてなかったがガラス面に菜の花をイメージした黄色がほどこされている。

出来上がった作品にも気の向くままに手を加えているようだ。

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”谷間の読経”はセツ子さんの生前最後の作品だ。

 

第9回クラフト展(イエツァオグルプによる)が始まる前日に送られてきた。

 

からだに痛みを感じながら作ったと思う。

 

私が送った漁網のきれっぱしが素材として使われている。

 

これが送られてきた遺作の中に入っていた時はうれしかった。

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左上の作品”なんの木の花かしらねど匂うなり”にも私が送った漁網と浮が素材として使われている。

 

その素材を私は使えず洗濯干し場に置いたまんまだ。

 

懐かしい作品がたくさんある。

 

妹さんは全部写しましたと言っておられた。

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内村セツ子遺作展

2014-04-01 22:35:37 | クラフト展(イrツァオグループによる)

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第10回クラフト展(イエツァオグループによる)は内村セツ子さんの遺作展も兼ている。

彼女の思いの整理のため遺作展を開くことにし、送られてきた遺作に向かいテーブルセンターコラージュを13枚作った時点で少し整理ができ楽になった。

思いがけず妹さん2人がはるばる東京より来られ2泊してくれた。

彼女たちは遺作展を見セツ子さんの創作の世界を知ることにより気持ちの整理をするためにやってきたと思うので毎回クラフト展(イエツァオグループによる)で金生町にやってきてくれたセツ子さんが素材集めに必ず行く場所も案内した。

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展覧会は10:00分からなのでそれまでに帰る計画でまずは山小屋へ。

 

セツ子さんは一度も遭遇してないコブシの満開に感激してくれた。

 

よく一緒に採ったワラビを初めてだと喜んで妹さんたちは採った。

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同じく早苗出池の土手に芽吹いたカンゾウも採った。

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2日目は城山公園へ。

 

四国中央市を遠望し見ごろのヨシノザクラも楽しんでもらった。

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毎回必ず行く流木がひろえるポイントでは妹さんたちも流木を拾っていた。

 

夕食時には2日とも妹さんが持ってきた思いっきりいい顔で写っているセツ子さんの写真を飾って思い出話をした。

 

身内として、友達としてセツ子さんの話の交換でより彼女をお互い知ることができた。

 

金生町へ来ることにより一つの区切りがつきましたと妹さんに言われたが私も妹さんたちに会え同じ気持ちになっていた。

 

セツ子さんのことが頭から離れず作らざるを得なかった”からだ”と伯虎絶筆”を”天空のあわいで”と並べて展示した。

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