野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

桜の花見NO6

2008-03-31 19:42:53 | 日記・エッセイ・コラム

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千鳥が淵の花見は桜の下を歩きながら北の丸公園の土手の桜を眺めるという桜の二重構造なので豪華さが際立つ。

1984年花の店野草(イエツァオ)を開店したのが神保町で千鳥が淵へは歩いていける場所だった。

人のいない葉桜の頃、知り合って間もないきふじさんと真ん中辺りにあるベンチで話し込んでいると近くのホテルから花束を持った人が現れいただいた思いでもある。

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近くに住みながら花見に行く余裕のなかった人に花見に行くよう薦めたところ、電話がかかってきた。

お堀の隅に浮かぶ桜の花びらを眺めながら泣いていると。

実況中継だった。

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満開のときは9時前でもスムーズに歩けない。

少しずらすと静かな場所だ。

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桜の花見NO5

2008-03-30 18:28:43 | 日記・エッセイ・コラム

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桜は満開と紅葉が特に目立つ。

でもその時期は一瞬だ。

信号まちをする近くの遊歩道の桜のとてもきれいな紅葉に一度めぐり合った。

それ以後気をつけてみているが見ごろに出会ったことはない。

今回その木の満開に出会えた。

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北の丸公園では満開の桜の下で愛犬と楽しんでいる人がいた。

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一ケ所、華やかに咲く桜の近くで食事をしていた。

とてもいい雰囲気だった。

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桜がまばらに咲いている場所は人もまばらだ。

桜は一本でも周りと調和してれば美しい。

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桜の花見NO4

2008-03-29 17:02:53 | 日記・エッセイ・コラム

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東京都国立博物館方面から上野公園へ歩いていくと大木のけやきの芽ぶきと満開の桜が目につく。

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宴会用に敷かれたブルーシートにはまだ人がいないが通路は人でごった返している。

人ごみの中へ入る気はしないので引き返した。

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噴水も夏ほどの水量ではないが花見気分を盛り上げていた。

30年ほど前になるが公園内にある精養軒で花を生ける仕事をしていた。

その頃の花見時は夜になると上野の山中にワーン!!という騒音が鳴り響いていた。

今はそれほどでもなさそうだが・・・。

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桜の花見NO3

2008-03-29 15:57:25 | 日記・エッセイ・コラム

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東京国立博物館、春の庭園開放の28日応挙館でお茶会があり3時より整理券が発行されると聞き、3時チョット過ぎにいったら終わっていた。

思い切って店を早仕舞いしていったのにとても残念だった。

いつも早仕舞いしていくのは6時で今回は3時間も多く遊べる。

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まずは庭園をゆっくり散策した。

背の高い桜が多く、暗くなってライトアップされた桜は古い木造建築と木々の中でとてもいい雰囲気だった。

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緑青の吹いた表慶館の屋根をバックの桜もいい。

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平成館で開かれている「薬師寺展」はゆったりと工夫された展示で古い仏像や絵を新鮮な感覚で見せてくれた。

ロビーの窓からは満開の桜が絵や写真のようにみえる。

ドキッとする風景だったのに写真で上手に撮れないのが残念。

庭園の夜桜も撮れなかった。

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国宝室では狩野長信の「花下遊楽図屏風」が展示されていた。

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桜の花見NO2

2008-03-28 14:11:04 | 日記・エッセイ・コラム

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又今年も花見に谷中墓地へ来た。

同じように今年も咲いている。

満開の花をつけて黒い幹が踊っているみたい。

そしてなんとなく私も嬉しい。

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カラスも異常に騒いで飛び回っていた。

やっぱり花が咲くと浮かれるのかしら。

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3月30日の場所取りのメッセージだがいつから取っているのだろう。

30日以外は自由に使ってくださいと書いてある。

平和なものだ。

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知り合いが眠るお寺では次は私の番よとばかりに花ミズキのつぼみがスタンバイしてた。

春はこころせわしい。

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桜の花見NO1

2008-03-27 19:03:18 | 日記・エッセイ・コラム

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西日暮里駅から田端駅の間に一方通行だが気持ちのいい道がある。

谷中墓地へ行く途中桜並木の下をバイクで走った。

暖かくなると桜並木が切れるところからフェンスにクズがまきつき緑のカーテンになる。

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日暮里駅近くのお寺に咲くしだれ桜の満開に出会えたが今年はバックに大きなビルが建っていた。

チョット目障り。

クズ

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花を生ける教室NO74

2008-03-26 19:09:12 | アート・文化

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こでまりさんの作品ですが部分です。

左上に生かっている黄色い花のレンギョウ、すぐ下に写っている白い花のユキヤナギ、今日はさくらもイッキに咲き始め都内は春爛漫です。

郊外にすんでいるこでまりさんのところはまださくらはチラホラだそうですが・・。

レンギョウやユキヤナギのラインを生かし微妙に違う色のピンポン菊3本を意識してトライアングルに生けたといっていました。

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このヤマツツジは1月に帰省したとき採集してきました。

お地蔵さんが鎮座する後ろに生えていたので「少しください」と声をかけて採集してきたのが花の冷蔵庫の中で咲いてくれました。

お地蔵さんを好きなこでまりさんに生けていただきました。

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花を生ける教室NO73

2008-03-25 19:20:05 | アート・文化

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けやきさんの作品ですが部分です。

右前面にイヌムギが写っています。

まだイネ科植物の穂は見られない時期ですが、毎年さくらが咲く寸前にさくらの木の根元に短く穂を出すイヌムギが今年も採集できました。

一年ぶりに同じ場所であえる喜びは格別です。

5月ごろ80センチぐらいの高さになりたわわに穂をつけ群生しているイヌムギとは別種のようです。

先週よりけやきさんは勤めている建築事務所の花器に自分の意思でお花を生け始めました。

見てくれるのは創作する人達です。

その人達のきびしい目にさらされ毎回花を選び生けることを続ければ思わぬ世界が広がる事でしょう。

「けやきさんは今年の春みたいね。」と思わず言ってしまった。

早いテンポで次々と新しい芽を出しています。

 

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早々とヤマブキの花

2008-03-24 19:38:34 | 日記・エッセイ・コラム

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今年の春はめまぐるしい。

文京区にある大学の構内には早々とヤマブキが咲き始めていた。

柔らかい新芽と一緒に黄色い花が咲くのでとてもにぎやかな感じがする。

大正時代に建てられた建物の借景もいい。

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ヤマブキにしては大きな株だ。

広い空間とのびのび育った木々、自然になじんだ古い建物、来るたびにいい花見や感激する植物に出会える。

花見NO1 NO2 NO3 NO4 

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ワイヤーを使って・・・

2008-03-23 19:31:44 | アート・文化

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1999年16回野草展に出品した作品で、高さ85センチ、一番広い巾が50センチの立体です。

コンクリートを流すとき補強に入れるアミと新聞紙、ヨシの穂を合わせました。

ヨシの穂が抜けた箇所は他のイネ科植物で修理して写しました。

製図は書かず思いついた形を形作っていくので10年近くたちひさびさに眺めてみるとアミをどう形作ったのかわかりません。

その時しか出来ない作品です。

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新聞紙のブルーの箇所を使っていました。

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新聞紙の赤い箇所と色のない箇所を使っています。

この年はアミと紙、使い慣れたイネ科植物を使っての作品を作りました。

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「野草 手紙」を読んで

2008-03-22 19:56:56 | アート・文化

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こでまりさんから教えていただいた「野草 手紙」の本をイッキに読んだ。

無実の国家反逆罪により獄中で13年を過ごした青年が5年ほどいろんな抵抗をして体を痛め、回復するには自然治癒力を高めることだと気づき身近の野草を体に取り入れることにより身もこころも回復する内容だった。

不自由な獄中生活の中でいろんな野草をお茶にし野草を食べている。

私は一日店にいるとクレンジングクリームで化粧を落としたときふき取った紙が真っ黒になる都心(去年頃からあまり黒くならない)に住、野草をお茶にし野草を食べて暮らしている。

文中、口当たりよく改良された野菜より自然の気をたっぷり含んだ野草がいいんだ。

と書かれていて野草を食べていると同じ気持ちになるんだと嬉しかった。

又農薬をつかわず泥団子の中へ種を入れて蒔く自然農法の福岡正信さんの存在も知ることが出来た。

その農法には興味がある。

それが同じ愛媛県人で帰れば見学に行ける。

外国でのほうが有名な人らしい。

無農薬で立派な野菜をどんどん作っていたら農薬が売れないので有名になると困るところがあるのかな・・。

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木の実のお皿につくしを生ける

2008-03-21 20:08:26 | アート・文化

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毎年つくしを採集に行く場所は工事中で採集できなかったので他の場所へ行ってみた。

去年より10日ほど遅れているが倍ぐらいの数が出ている。

出たばかりで丈も短く頭もまだ硬い。

持ち帰り袴を取っていたら生けたくなった。

短くても生けられる花器はすぐ作れる。

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左は私が作った木の実のお皿、右が通常は手作りの鉢を作っている光工房の備前の土を使ったお皿。

光工房製のお皿に水をはり木の実のお皿を乗せ、出たばかりのつくしを生けました。

年一回、ほんの少しの間だけのめぐり合いは特別嬉しい。

今日は楽しく生けて一年ぶりの味を果実酒と一緒に味わおう。

植物が好きなおかげで年に何度も特別嬉しい日がある。

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砂のお土産で・・NO3

2008-03-20 19:39:20 | アート・文化

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1997年14回野草展に出品した作品です。

茶色のビンにどんなお酒が入っていたのかはわかりません。

ビンの肩などに塗っているのは赤く染色した砂とグレーの九十九里河岸の砂です。

子供のころ九十九里海岸に預けられていたというきふじさんよりいただいた砂です。

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染色した肉厚のリンゴ椿に左から九十九里海岸の砂、鳥取砂丘の砂、染色しなくても赤い赤毛のアンで有名なプリンスエドワード島の砂です。

日本人観光客のとても多い島だったとのお土産話とともにいただきました。

ブローチに仕上げています。

プリンスエドワード島の砂が使われているというだけで買ってくださったお客様もいました。

14回野草展では草や木の実と砂を合わせた作品を多く作っています。

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砂のお土産で・・NO2

2008-03-19 19:32:24 | アート・文化

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1997年野草展に出品した作品です。

黒い焼酎が入っていたビンに塗られている白い砂は「花を生ける教室」の仲間が新婚旅行へフィジー島へ行ったときのお土産です。

可愛いビンに小さな貝やさんご礁のかけらと一緒に入った白い砂をいただき、幸せのおすそ分けもいただいた気分になったものです。

左側に写っている茶色の丸い実はお茶の実です。

下には殻に入った実を使っています。

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この高さ45センチ直径30センチもある大ビンは50年以上前私の家が和紙を作っていた頃紙を作る為に使う液体が入っていたものです。

ビンには割れないように藁縄をあんだものでカバーされていました。

プラスチックが出回るまでは液体を入れるのはビンか壷です。

プラスチックが出回り始め世界は変わりました。

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液体の代わりにお茶の実を入れました。

9月のまだ実が青い頃採集して乾かしたものなので開かないのや半開きや思わぬところからはじけたのやと形が一律でなく見飽きません。

フィジー島の白い砂もよく見ると貝やさんご礁のかけらでいろんな形で見飽きません。

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花見前・・・・・

2008-03-18 19:57:58 | 日記・エッセイ・コラム

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急に暖かくなりいろんな花が咲き始めたので用事のついでに時間を作り上野公園へ行った。

東照宮境内で青空をバックにふくよかに咲く白モクレンの見ごろに出会えた。

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背の低いピンク色の早咲きのさくらが咲いていたので白モクレンをバックに眺めれば豪華だろうと場所を選んだ。

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背が低いのでまだ若い木かと思っていたら切り倒された大木から出た木だった。

さくらは古い木でも胴ぶきするエネルギッシユな木だ。

それでも思わず「こんなに短く切られてよくがんばったネ」とこころの中で叫んだ。 

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芽吹き前のけやきをバックに咲く濃いピンク色の寒緋さくらもいいムードだ。

吉野さくら咲く寸前の上野公園は静かで華やかだった。

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