内村セツ子さんのコラージュ作品”なんの木の花ともしらず匂うなり(庶民への祈り)”と妹のきんかんと私のコラボベストを合わせて飾った。
”何の木の花ともしらず匂うなり(庶民への祈り)”は松尾芭蕉の小文の一節で和菓子やの包装紙に書かれていたのを作品のベースに使ている。
江戸時代より千住で和菓子やを営んでいた店が廃業して”御自由にお持ちください”と書かれ路上に置かれていた包装紙を持ち帰り使ったそうだ。
セツ子さんが生まれ育った足立区千住は松尾芭蕉が奥の細道へ旅立った場所だ。
本のちょっとしたきっかけで作品は生まれる。
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