
『親愛なるきみへ』
---DEAR JOHN---
2010年(アメリカ)
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:チャニング・テイタム 、アマンダ・サイフリッド、 ヘンリー・トーマス、リチャード・ジェンキンス
「きみに読む物語」の原作者ニコラス・スパークスのベストセラー『きみを想う夜空に』を映画化した純愛青春ストーリー。
---DEAR JOHN---
2010年(アメリカ)
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:チャニング・テイタム 、アマンダ・サイフリッド、 ヘンリー・トーマス、リチャード・ジェンキンス
「きみに読む物語」の原作者ニコラス・スパークスのベストセラー『きみを想う夜空に』を映画化した純愛青春ストーリー。
兵役中でなかなか会えない中でも手紙で愛を育んでいく若い男女が辿る切ない運命を丁寧な筆致で描き出していく。
2001年春、米軍の特殊部隊に所属する青年ジョン(チャニング・テイタム)は、2週間の休暇で帰郷した際、女子大生のサヴァナ(アマンダ・サイフリッド)と出会い恋に落ちる。
しかし、愛を深める間もなく、ジョンは赴任地へと旅立つことに。
それでもふたりは、手紙を交わすことで互いの距離を縮め愛を育んでいく。
しかし、そんなふたりの運命を9.11同時多発テロが変えてしまう。
苦悩の末に任務の延長を志願したジョンに対し、孤独に耐えかねたサヴァナの心は揺れていく。
(allcinemaより)
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2週間で燃えた恋は、突きつけられた現実にはもろかったのネ・・・。
突然の別れの手紙に苦しむジョンが、帰京して目にした現実が、ちょっと意外でした。
クラシック映画「めぐり逢い」のテリーのように交通事故とか、または病気とかを想像してた私は古いですカナ。
帰京したジョンがサヴァンナに起きた現実を知るシーンは、この映画のクライマックスだと思いますが。。。
涙ながらに訴えるサヴァンナを演じるアマンダ・サイフリッドは好演してたと思います。でも、訴えるものが少々弱かったと思います。
その言い訳を聞いてる私でさえ、それでどうして手紙1本で・・・?
ジョンの任務延期に腹がたったから・・・?
でも、若い心はそれが許せなかったのかな・・・。
そうかぁ、、サヴァンナにとって財産を使い果たすほど尽くす人だったんだ、ティムという人・・・。等々、オバサンとしては、良くわからないサヴァンナの心でしたっ。
アマンダはチャーミングでしたよ。
リチャード・ジェンキンス、変わらず渋くて良かったです。
どこかで女性は自分を必要としてくれる人にっていう意見を読みましたが、何をどういいつくろっても結局はジョンに対する気持ちより勝った訳で。結局その程度だったということでしょ?と思ってしまいます。
たとえずっと逢えなかったらという部分を加味しても、良くある遠距離恋愛の破局物語なだけじゃない。と殊更冷たくドライな目線で観てしまったかな。(苦笑)
心が揺れることがあり得ます。
母性本能みたいなものかな。
というより、現在に生きてるのでしょうか。
ロマンチストでない、と言われてるのは、その辺りなのかも・・・。
取ってつけたようなラストも、ジョンが救われるのならそれでいいかな~と思いました。
戦死者も多いですから、ジョンの無事を祈りつつも、毎日ジョンが死ぬかも知れないと思いながらすごすのは、大学生のサヴァナにはきつかったのかもしれませんね。
原作を読んだ記事も載せていますので、お暇だったら見てください。結末にも触れてます。
監督も最初は原作どおりのラストにしたそうですが、米公開二週間前に思いついて急遽追加撮影をして、この映画のラストにしたそうですよ。
http://kazenosenlitu.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-4c2d.html
原作の記事も書かれているのですね。是非読ませていただきます。
確かにジョンの生死を案じながらの生活は、
サヴァンナには限界を超えていたのかもしれないですね。
ラストは原作とは違うそうなので、記事を読むのを楽しみにしております!
サヴァナとお隣のティムにこっちが翻弄された感じ(爆)
ジョンが気の毒だったけど、男らしくて純粋な愛情に、あのラストもまあありかな~と思いました。
確かに必要としてくれる人に心動かされるのは分かるのですが、
末期癌の夫と血のつながらない自閉症の息子を持つことになるのですよね?
大学出たての若い女性にとって、かなりの重荷のように思います。
それを彼女に選択させるティムもちょっと・・・
などと思ってしまいました(笑)
手紙を待つジョン、手紙1本で別れを告げられたジョン、やっぱりラストは救ってあげたいですよね。。。
>末期癌の夫と血のつながらない自閉症の息子を持つことになるのですよね?
そうそう、しかも財産使い果たして・・・。
ちょっと無理過ぎですよね。。。
ご自分なら許せるのですか~?って感じでしたよね。