和やか-散歩

「こんな映画見ました~」から「和やか-散歩」へ

小さな命が呼ぶとき

2011年06月24日 | こんな映画見ました~(洋画)
『小さな命が呼ぶとき』
---EXTRAORDINARY MEASURES---
2010年( アメリカ)

監督:トム・ヴォーン
出演:ブレンダン・フレイザー、 ハリソン・フォード、 ケリー・ラッセル、 メレディス・ドローガー 、 ディエゴ・ベラスケス、 サム・H・ホール

愛妻と子供たちに囲まれ幸せそうに暮らすやり手ビジネスマンのジョン・クラウリー(ブレンダン・フレイザー)は、切実な悩みを抱えていた。
8歳の娘メーガン(メレディス・ドローガー )と6歳の息子パトリック(ディエゴ・ベラスケス)が、長くても9年しか生きられないとされる難病“ポンペ病”に冒されていたのだ。
患者の数が少なくビジネスにならないと治療薬の開発も進まない中、いまやメーガンに残された時間はあと1年に迫っていた。
そこでジョンは、ポンペ病研究の第一人者、ロバート・ストーンヒル博士(ハリソン・フォード)のもとを訪ね、研究を進めるには資金が足りないという彼に援助を申し出る。
そして、勤めていた会社を辞め、ビジネスマンとしての才覚を総動員して資金集めに奔走、ストーンヒルの研究環境の整備に邁進するジョンだったが…。
(allcinemaより)

---------------------------------------------------------------------


実録ヒューマン・ドラマなんですね。
この映画を見ながら、『ロレンツォのオイル/命の詩』を思い出していました。
難病を抱えた親の子供を救いたいという強い気持ちに打たれます。
 
「ロレンツォのオイル」は1980年代の実話、こちらは現代の実話です。
私は、アメリカ社会の親たちの社会での実力に非常に驚かされたのが「ロレンツォのオイル」でした。
今回は、そういう驚きというより、難病と戦う子供達が絶えない事実が悲しかったです。
日本でも難病と戦うお子さんと親御さんの実態が報道されることがありますが、そういう親御さんの活動がまだまだ受け入れ難いのでしょうか。
 
子供のために立ち上がる親御さんを、アメリカ社会は温かく見守るような印象を私は持ちました。
しかし、それは金銭的にも社会の地位的にも恵まれている親の実力ということで、誰でもあんなに積極的に動けるとは限りません。
 
ハリソン・フォード、頑固な博士がなかなか似合ってました。
 
 







コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする