観察月日 2018. 2. 9.晴 9.5℃ 16.晴 11℃
観察場所 横浜市 和泉区 大和市
相鉄線「ゆめが丘」で降り、けやきの会の仲間と共に、和泉
川親水公園から、和泉川を下流へ向かって歩いた。
紅白のウメの花が咲き、コブシの芽も膨らんだ遊歩道、川
の中を歩くコサギが時々立ち止まっては、黄色の足先を小刻
みに動かす。小魚を追い出すよく見る行動だ。ところが、対岸
の土手に積み上げてある変わりブロックが作り出す大きめの
壺穴が続き、その中に頭を入れ何かを探しているコサギがい
た。
「何故穴を覗くの?」「中にカニがいるのじゃないの」「・・・・」
立ち止まった人達の声が聞こえた。
「あら!小魚を捕まえたわ」「穴の中に小魚が隠れているの
を、知ってるのかしら」不思議なコサギの行動に、私も足を止
めた。
その後は、カワセミがいたり、イソシギが低く飛んだり、河岸
段丘の林の縁にコジュケイを見付けたりしながら、天王森泉公
園で昼食、吊るし雛が綺麗に飾られていた。
田園が広がるその西に、境川遊水地公園があり、枯れたアシ
の合間に水辺が覗き、コガモやオオバンが水草を啄んでいる
のが見える。
新遊水地橋の中程まで渡り、けや木の会の人達と下を覗くと、
枯れ草の中からキジの♂が歩き出し、二羽の♀が餌を探し始め
た。「クイナが!」の声にカメラを向ける。モズ、アオジ、カワセミ
・・・次々と姿を見せ警戒する様子が見られない。野鳥達の目に
は、橋の上から覗いている人間の集団は、どの様に写っている
のだろうか。
壺穴を覗く コサギ。 小魚を捕まえた。
コジュケイが顔を出した。
天王森泉公園にて。
境川遊水地公園 新遊水地橋。
キジの♀が!
アオジが・・・
クイナが 水の中を・・・
枯れ草の中を歩きだした。
爆音に気が付いたら 上空を ミサゴ(ホスプレイ)が飛ぶ。