足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

No. 1773 ~ 庭に来た トンボたち ~

2022年09月20日 | クモ

観察月日  2022 9.16.晴 31℃

観察場所  YOKOHAMA

 夏を謳歌したヤマユリは力を失い、この頃は、オミナエシの

黄金の花が虫たちに語り掛けている。まだ脇役だが、ノコン

ギク、シロヨメナが咲き出し、野のこよみをめくり始めた。

夏から秋に掛けて庭に現われた”トンボ“は3種類、その中で

回数、滞在時間共に断トツに多いのは”シオカラトンボ♀“だ。

“メス”は羽化すると雑木林周辺や、明るい草原で暮らす。小

昆虫を捕食し、卵を成熟させ産卵に備える為だ。家の庭は、

木あり、野草あり、菜園ありで、目的に合値したのだろう。

“オス”が来たのは、1回だけ、それもすぐ消えた。何故だろう。

成熟した”オス“は、池等水辺に行く。産卵二来た”メス”をキャ

ッチ出来るからだ。

“アキアカネ♂”が1匹だけで、今年は全く少ない。距離はある

が“冬水田んぼ”があり、トンボの天国でもあった。そこは「園

芸博」とかで、埋立られた。”アキアカネ♂“の羽を見たら、汚

れと傷みが凄い。夏山で成熟し、低地へ降りたが、水辺とメス

の”あかね“を探してどれ程飛んだのか羽が語っている。

“ウスバキトンボ”1回のみ。丹沢玄倉の明るい草原広場では、

毎年8月15日ごろ、決まって大群が現われ、子供達と追い

掛け遊び、自然に親しんだ。

シオカラトンボの雌。緑のきれいな複眼。

庭に来た回数、滞在時間も長い。

     アキアカネ♂ 羽の傷み、汚れ。 私たちに何を語っているのか。

ウスバキトンボ

 


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