観察月日 2021.10.10.25℃ 曇り
観察場所 山北町 玄倉
「ここの所皆さんと会っていないので、話しが沢山溜まって
いるので・・」と語り始めたのは、Mさんであった。
「或る日庭の植木を見ると、それを包むように大きなドーム
状のクモの網が掛かっていて、その天井部にクモが止まっ
ていた。それは南方系のクモで、スズミグモだと解った。」と
、本論に入った。
それは、7月~8月?の長い間観察された様で、その観察
記録の写真を皆さんに提示しながらの話しが続く。
“スズミグモ”を、私は見た事がない。皆も同じだろう。興味
心身だ。
“調べてみたら、元は神奈川、岐阜、福井県を結ぶ線より南
に生息の種であったが、埼玉県・石川県まで北上していると
言う。気候変動か。”
「7月16日、網の直径は100cm位あり、シルクの様な細か
い格子状の網で張り巡らされ、クモはその最上部に居る。
まだ幼体らしく、白い隠れ帯を付けていた。」
「7月27日成体に成ったのか隠れ帯は消え、第4脚の一部
が薄黄色に」
「8月1日体長15mmに、腹部背面の模様複雑で美。これ
からの経過観察が楽しみ。」 ところが。
「或る日突然、網が消え、クモの姿も消えた??」とMさんは
言う。
“あなたなら どう考える!! この現象を?”
この後、元ビジター建物の裏手へ回ってみた。窓枠に、セミ
の抜け殻、チョウの羽化跡等が多数あった。無人でも生物ご
よみは捲られていた。
「コロナで 会えなかったので 沢山たまっているので」 とMさん。
「7月16日 網の直径100mm程・・・・・・・・ 」とMさん。
「7月27日 成体になったらしく 隠れ帯が消えて・・・・・ 」
「8月1日 体長15mmに 腹部背面の模様が複雑で美しい・・・」
ところが、或る日突然 ”網もろともクモの姿が” 消えた。” 彼方なら どうする?
”