足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

No.1772 ~ 庭で初 ハラクロコモリグモ ~

2022年09月10日 | クモ

観察月日  2022 9.5.晴 31℃

観察場所  YOKOHAMA

 9月に入って、朝夕は少し楽になったものの、昼間はまだまだ

暑く夏そのものだ。

 庭の菜園もまだ秋遠く、サトイモは大きく成長し私の背丈を越し

、風もない大きな葉が揺れている。意外なのは、数本植えたサラ

ダピーマン、夏の間には休んだ様に実を付けず、最近になって

から背丈も大きくなり花も盛んに咲き、実の収獲も増え、近隣の

世話になっている人に分けたりしている。

 肥料は有機な物をと“発酵 牛ふん堆肥”を購入、菜園の片隅

に置いてある。

 そろそろハクサイの苗を植える用意にと、20ℓ牛ふん堆肥入り

の袋を持ちあげて「あれ!これは?」と一瞬立ち止まった。そこ

の、黒土の上には、白い球状の卵嚢を付けた、やや大きく感じた

“クモ”がいたのである。

 丹沢大山山麓では、春から初夏の頃、土の上・背丈が低い草

叢の上を走り回る、腹部端に球状卵嚢を付けた”ウズキコモリグ

モ“が多く、カメラを覗きながら語り掛け遊んだ事を思い出した。

 本を開いて見たら“ハラクロコモリグモ”で、「産卵すると土の中

に潜る」とあった。土の上には潜った軌跡は無く、生物の持ってい

る不思議な能力を感じた時間であった。

秋が来たが、様相はまだ夏の気配。

肥料は庭の片隅に。

袋を持ち上げたら そこに・・・・・・・・。

大きめに感じた ハラクロコモリグモ。

 


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