足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

No。1005 ~ ハウチワカエデ の 紅葉 ~

2011年10月31日 | 植物

広々とした尾根の自然林 サポートしてくれるN君とI君

見上げるとハウチワカエデのステンドガラス

足元から 落ち葉が話し描けてくる

思い出に 拾おうか

持ち帰り 水に漬けると・・・

後は 標本作りの要領で

 

日  2011 1029、快晴 15

所  山梨県 小菅村 鶴寝山

 

 多磨川源流鶴寝山(1368m)とその周辺はブナ・ミズナラの多く、

自然林の木々が色づき始めた中を、秋を味わう山歩きをしてきた。

 スカイブルーをバックに、赤や黄色の葉を輝かせていたのは、ハ

ウチワカエデであった。葉が手のひら形をしているカエデの中では

葉が大きく、葉身は7~12cmで、手のひら状に711に分け目が

入っている。

 ふと足元を見ると、既に落葉した枯葉の中に、ひと際赤く華やか

なハウチワカエデの葉が、あたりを明るくし、迷わずシャッターを

切った。

 十代初めの頃は、休日と言えばネットを手に鎌倉の山を友人と歩

き回った。建長寺の裏山に回った時、半僧坊に天狗が使う大型の

“うちわ”の奉納があり、何とも不思議な世界を感じた。成人して

からは、深い山中でハウチワカエデに出会うと、不思議にその頃の

事がよみがえってくる。

 人は誰しも、きれいに色付いた落葉に出会うと拾いたくなる。ノ

ートに挟み持ち帰り、家で開けてみると葉先は折れしわくちゃで落

胆する事がある。その様な時、落葉を水に漬けてみよう。水を含

んで生気を取り戻す。その後は新聞紙に挟んで植物標本作りの要領

で。その後は思い出を詰め込んで、“しおり“にするなり”日記“

に挟むなり。

 

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One.shot Oct.28th ~ シロヨメナの 花 ~

2011年10月28日 | 植物

30㎝~1mの高さ 多年草

周囲は舌状花 中は筒状花

舌状花1本抜き取ってみたら

筒状花の集まり

葉はノコンギクとは違い 三條脈が目立つ

花の中を花粉にまみれて アザミウマの一種(1~2mmの昆虫)が歩く

  

雑木林の道を行くと 野菊に出会う 

ノコンギクとシロヨメナはよく似ている

どちらも シオン属だからよく似ている

               瀬谷区 瀬谷

 

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No.1004  ~ キタテハ の 秋型 ~

2011年10月27日 | 昆虫

日  2011 1026、晴 20

所  瀬谷区 瀬谷

 

 家庭菜園の隅に置いたカキの実に、早速キタテハが

やってきた。

 今年は家のカキの実付きが少なかったが、冬越しの

チョウの為にと土に置いたのである。

 まだ羽化して間もないのだろうか、翅の傷みも、汚

れもなく、色もよく新鮮そのものだ。

 夏型のチョウと比べると、翅にある鋸状の切れ込み

が深く、羽の表面積が小さい。翅の色彩も濃く、翅の

表は橙赤色と赤味が濃い。どれも、厳冬を越すために

必要な要素だ。

 成虫越冬するキタテハは、夏が過ぎ秋の頃の蛹から

は、冬を越す秋型のチョウが羽化してくる。もしも、

寒さへの準備のない夏型のチョウが羽化してきたら、

冬の寒さに耐えられず死が待っているだけだ。

 チョウの幼虫や蛹は、冬の来るのを日長で感じ、秋

型のチョウが羽化する。昼の長さが12時間以下であれ

ば冬支度をすると思われる。昼12時間+夜12時間=1

 24時間であるが、昆虫には解っているのだろうか。

1日を28時間とし昼夜14時間に、1日を20時間とし昼

10時間とした実験では、夜の長さを感じて冬支度に

入る様で、昼は夜を区切るための存在であろう事が解

っている。

 

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No。1003 ~ カシワバハグマの 花 ~

2011年10月26日 | 植物

 

花の集まりの中心に 2本雄しべが見える

花粉がなくなり そこから突き出た雌しべが見える 柱頭に花粉の粒が

日  2011 1021 21

所  町田市 小山田緑地

 

 暗い雑木林の中に、カシワバハグマの花の白さが浮き出ていた。

 「花にガガンボが沢山集まっていますよ」

Rさんに言われたが、暗くてよく見えない。マクロレンズで覗い

て見たら、小さなガガンボが花一面所狭しとひしめき、体長より長

く細い口吻を一個の小さな花の中へと差し込んでいた。

 花と言うと、チョウ・ハチを連想するが、ガガンボもよく出会う

昆虫だ。注射針の様な細い口吻の先を拡大すると二つに分かれてい

て蜜を捕えるしくみになっている。だが、花にとって重要な送粉に

役目に立っているのだろうか。

 白木の削り細工に見える頭状花の中心部に筒状に突き出ているの

は雄しべで、先端には押し出された黄色い花粉の粒が見える。

 花の周辺部には、突き出た筒状の中から更に柱状に伸び、その先

が開き花粉の粒が付いているのが雌しべの柱頭だ。

 一つ一つの花の集まりの周辺から開花し、始めは雄性花、やがて

雌性花に変わり、花の中心へと変化は進行し、沢山の種子を作る。

 キク科植物が作り上げた巧みな花の構造が見えてる。

 

                                                                                                     

 

 

 

 

 

 

 

 

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One‐shot Oct.25th  ~ コウヤボウキの花 ~

2011年10月25日 | 植物

コウヤボウキは いくつかの 花の集まり

筒花の中から 黄色い花粉を押し出しているのが雄性花  

もっと長く 白い柱頭を出しているのが雌性花

やってきたのは トビイロケアリ

花弁の先が ”くるり”と 蒔くのが チャーミング

                   町田市  小山田緑地

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