足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

No.1760 ~ 玄倉観察会を休んだ ~

2022年03月29日 | クモ

観察月日  2022 3.13.晴 19℃

観察場所  YOKOHAMA SEYA

 今月は玄倉へ行こうと思ってはいたが、KORONAのワクチン3回目が、

まだ回って来ない者にとっては、行く事は出来なかった。  

 ワクチンOKの通知が来たので、今回は気楽に考えて、懸り付け医へ

行き、受付で「ワクチンの予約お願いします」と言えばそれで今回は楽

勝と思っていたら、「昨日、枠は一杯に成りました」と。私は唯唖然。近

所の年寄りからも声を掛けられ、「また前回と同じ事なの、それなら止

めるわ」TVでは、“年寄りは遅い“と聞えるが、私など早く打ちたいのに

出来ず、いらいらする。

 2022年の玄倉観察会は、3月は14日でした。

 元ビジターセンターの裏へ回り、フデリンドウの蕾の成長の様子を見

るのがいつもの楽しみ、シカも見に来たらしく艶やかな糞が転がってい

た。今年はどうだったのだろうか。

 裁縫箱の中の片隅を思わせる”タマゴケ“は揃っていただろうか。林道

沿いの”フサザクラ“の花は霞みを掛けた様に咲いていただろうか。

 冬を越した“テングチョウ”は羽を広げて太陽のエネルギーを一杯集め

ていただろうか。“タゴガエル“は大きめの卵を産んだだろうか。頭は西丹

沢の生き物たちが駈け巡る。

 自宅の庭に降りてみると、“ニリンソウ”はいつの間にか、細かな土の中

から葉が浮き出て、“ヒトリシズカ”は茎を曲げながら、細かな土をもたげ

ていた。

フデリドウの花芽が目立ち、シカも来ていたのか?

タマゴケは賑やかだったか?

フサザクラの花は、綺麗に咲いたのか?

テングチョウは、元気に飛んだのか?

タゴガエルは、岩の下に卵を産んでいたか?

自宅のニリンソウは、葉を広げていた。

ヒトリシズカは、土をもたげて春を探す。