ナイキは1990年代中期から、パリ・サンジェルマンと契約しています。
1970年に誕生したパリ・サンジェルマンは、フランスらしくル・コックとの蜜月が長かったものです。
90年代のパリ・サンジェルマンは、87年にカップ・ウイナーズ・カップで優勝し、リーグでも2度優勝しています。
しかし当時の彼等は当然ですが、現在のような影響力はなく、だからこそナイキが契約を希望したのかもしれません。
それはナイキもアシックス8オニツカタイガー)やミズノ、アディダス・プーマ、アンブロと比べると、歴史の浅い企業のためです。
ナイキは過去、コンバース、アンブロ、コールハーンを傘下にしていましたが、現在はコンバースのもですね。
コンバースが持つ名作の数々
どんなに卓越した技術があっても、新興ブランドの看板は捨てることが出来ない
そのためにコンバースが必要だった
という声があります。
そのコンバースも、ナイキ・リアクトという技術だけでなく、卓越したファン・プロモーションとデザインで、域を吹き返し過去の輝くが戻っている印象です。
ナイキは新興ブランドだからこそ、ある種の弱点を克服するために、知恵を出してきたともエイるきがします。
そして新興ブランドが老舗を追い越す形は、現在の「ユニコーン」「シリコンバレー」に通じているのかもしれません。