塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

インテル、ホームでCSKAモスクワを迎え撃つ

2010-03-31 01:01:48 | 日記
 まもなくインテルは4強進出を賭け、ホームにCSKAモスクワを迎えます。
 しかしインテリスタとしての心情は複雑ですね。もちろんインテルには4強に進んで欲しいですが、本田の活躍にも期待したいところでしょうし。ただイタリア入りした直後、本田が足首を負傷したという情報が飛び込んできていますが、彼の体調はどうなのかひどく気になります。

 インテルとしてはボックスエリア周辺での不用意なファウルに気を付けたいですね。
 インテルのGKジュリオ・セーザルは、ジャンルイジ・ブッフォンを凌いで今や世界最強のGKと呼ばれていますが、彼にしても本田のFKを止める事は至難の技でしょう。彼の蹴ったボールの軌道は予想が困難ですし、仮に止める事ができても、リバウンドボールをマイボールにしない限り、ゴール前に詰めた相手FWに得点の機会を与えかねません。

 インテルの攻撃を司るのは勿論スナイデルですが、インテルが本田を自由にさせないように、CSKA首脳陣もいかにスナイデルを封じ込めるか戦略を練っていると思います。

 モウリーニョ監督は従来の4-3-1-2ではなく、チェルシー戦で見事な結果を残した4-3-3の布陣を敷くかもしれません。もし3トップを組むならディエド・ミリートを中央に、両翼をサム・エトーとギラン・パンデフを配置するはずです。

 つまり3トップが最前線からプレスをかけることで、CSKAの両サイドバックの攻撃を封じ、常に相手陣内でボールを動かし、前戦にいる本田を孤立させることで、CSKAに試合の主導権を握らせないようにするのです。

 勿論馴れた4-3-1-2の布陣を敷くことも考えられます。
 中央に位置する3人のセントラル・ミッドフィルダーが、スナイデルの守備のタスクを解放し、両サイドバックの攻撃参加を助ける形を取るわけです。CSKA側から見ても、ゴール中央にミリートがひとりで構えているよりも、ミリートとエトーのふたりが顔を出す方が脅威に感じるかもしれません。

 でもインテリスタの多くは、対戦相手がCSKAモスクワであることを喜んでいます。
 それは抽選結果ではなく、本田という日本人選手が在籍している事で、対戦相手としてのインテルが、必然的に数多く取り上げられるからです。日本人での知名度はミランとユヴェントスの方に分がありますからね。

 結果がどうなるかわかりませんが、僕としてはやはりインテルに勝ち残って欲しいですね。
 ただその時は、「もう少し本田の活躍を見ていたかった。」とも思うのでしょうが。
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サッカーグッズに思うこと

2010-03-30 22:41:22 | 日記
 今日僕のスーパーで、マンチェスター・ユナイテッドとFCバルセロナの、子供用のTシャツが売られていました。きちんとしたライセンス契約の下で作られていますから、サッカー好きのご両親にとっては、高額なレプリカジャージや、パンツやソックスがセットになった「インファン・キット」を買うよりも、Tシャツ1枚の方が経済的負担も少ないですし有難いのかもしれません。

 Jリーグ開幕前後日本全国のスーパー、デパートでは「カテゴリー1」という区画で、Jリーグ各クラブの公式グッズが沢山売られていました。僕の住む長野では長野駅前の東急で、これらの品を扱っていたと記億しています。

 まあJリーググッズを扱うよりも、海外の人気クラブのグッズの企画と生産を請け負う方が、メーカーとしてはお金になるのかもしれません。
 ただ日本サッカーの底上げの為には、代表や各クラブの努力だけなく、グッズの生産を請け負うメーカーや公式スポンサー、そして輸送機関など様々な媒体の協力が不可欠です。

 かつての姿とは異なり、今は各地域にそれぞれのサッカークラブが根付き、それぞれ専門ショップや通販で各グッズの販売も手がけています。
 例えばかつて僕が住んでいた甲府市では、ヴァンフォーレの商品は専門ショップだけでなく、市内にある「岡島」という百貨店でも買う事ができますし、パルセイロも練習場や通販で盛んに販売を手がけています。

 海外の名門に憧れる気持ちはわかりますし、彼らの企画力の凄さも僕は知っています。
 でも自分の住む地域にサッカークラブがあるなら、そのクラブが手がけているグッズを買うのも面白いと思います。その収益でクラブは強化されるわけですから、一度買ってみるのも面白いと思います。
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戦犯に対する扱い

2010-03-29 22:32:39 | 日記
 今スティーブ・マックイーン主演の「トム・ホーン」という映画を見ました。
 マックイーン演じるトム・ホーンは、かつてインディアンの首領ジェロニモを捉え、新たにやってきたワイオミングの土地で牧場主に雇われ、牛泥棒たちを次々ととらえますが、彼の並外れた技量に牧場主たちは怖れを抱き始め、彼に子供を殺害したという罪をかぶせ、絞首刑にしてしまいます。

 彼は絞首台を作るために独房にやって来た技師と保安官に向かって、
 「まるで自殺じゃないか。」と呟きます。
 この絞首刑はトム自身が後に下がる事で、彼の体重と備え付けの水の重さで、足許の板が外れて絞首されという仕組みなんです。

 この映画を見て感じた事は、6月のワールドカップで日本が結果を残さなければ、4年前と同じように「戦犯探し」が行われ、選手や家族が批判と喧騒の中、息を潜めて生活しなければならないということです。

 ドイツ大会後アルゼンチンでは、リケルメの母親が息子に対する非難が国内で鳴り止まず、体調を崩して入院しリケルメはアルゼンチン代表を去りました。アルゼンチンのみならず世界中の代表は、優勝するかもしくは予想外の好成績を残す以外、痛烈な罵声を浴びることから逃れられませんが、家族にまでその覚悟を背負わせるのはどうかと思うのです。

 もちろん反省することや新たな目標をたてることは大事ですが、感情に振り回されることなく、落ち着いた環境で議論することが大切だと思います。
 もし選手や選手の家族が行き過ぎた議論のはて、最悪死亡したら誰が責任をとるのでしょう?
 批判し続けたメディアやファンは、手のひらを返して自分たちの正当性を主張し、保身に回ると思います。

 ならば最初から感情を抑えて建設的な議論をすればいい。戦犯を生む必要はないように思います。
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代表から岩政の名が消える

2010-03-29 20:25:32 | 日記
 セルビア戦に挑む日本代表の守備陣から岩政の名前が消え、噂どおり横浜の栗原の復帰が決定しました。F・マリノスからは中澤と中村に加え山瀬も選出されていますから、栗原にとって馴染みやすい環境が用意されたように見えますが、僕としては岩政の召集があっても良かったと思います。

 岩政は風貌はいかつい為一見怖そうに見えますが、その愛嬌ある笑顔とコメントは、アントラーズファンで無い僕もつい微笑んでしまいます。少なくとも「やべっちFC」で彼を見た事がある方は、僕と同じ感想を持つと思います。

 岩政は空中戦での競り合いに強い事が特徴ですが、彼はベンチに座っている選手を束ねられるだけの人間性を持ち合わせた、数少ない選手だと思います。やはりベンチが定位置の選手には鬱憤が溜まってきますが、岩政ならば彼らの相談に乗りながら、レギュラーとベンチの区別無く、うまいことガス抜きができるような「遊び」を思いついてくれそうですから。

 例えば1993年のアジア最終予選足首の故障で出場できない都並は、思うように勝ち点を得られない代表を盛り上げる為、カラオケマイクを持参して選手を鼓舞し続けました。
 こうした気配りのできる選手がひとりでも23人の中に含まれていれば、監督のマネージメントはスムーズになると思うのですが。

 それにしても岩下(エスパルス)寺田(フロンターレ)槙野(サンフレッチェ)そして山口(ガンバ)と、岡田監督が召集はしたが一向に実戦で起用しなかった守備の選手は数多くいます。それだけ中澤と闘り王の能力がずば抜けているのか、それとも彼らが緊張しすぎて本来の力がだせなかったのか、僕にはわかりかねますが、少なくともCBのバックアップが栗原ひとりだけでは、明らかに少なく過ぎるのは間違いありません。

 本戦ではさすがにCBには4名程度の選手がエントリー去れると思いますが、正直レギュラー二人以外のCBをもっと試してみても良かったと僕は思っています。
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サッカーのファッションコラム

2010-03-29 20:12:55 | 日記
 サッカーファッションの話題を2つお知らせします。

 ワールドカップメンバー発表前、最後の親善試合となるセルビア戦の20名が発表されましたが、皆さんは岡田監督の身につけている上着とネクタイが変化していることにお気づきですか?
 もしかすると今日岡田監督が着用したスーツ一式が、今季の日本代表公式スーツなのかもしれません。

 6月の南アフリカは比較的涼しいようですが、日本はもう梅雨の手前の季節で汗ばんでいますから、もしかしますと夏用の素材を用いたスーツで、代表は南アフリカに乗り込むかもしれません。
 いつものように限定数が販売されるはずですから、店頭に並んだ際は是非見てみたいと思います。長野ではスーツは手に入りませんが、ネクタイやカフリンクスならば何とかなることが多いので。

 25日に発売された男性誌「GQ」が、今世界でお洒落な男性25名を独自に視点で選出、掲載して彼らのファッションの解説を行っていました。
 ブラッド・ピットやシアトル・マリナーズのイチローのように、GQのあるアメリカ在住の男性に混じって、ベッカムやクリスティアーノ・ロナウドも25人に選出されていました。

 ベッカムはアメリカでも馴染みがあるのでわかりますが、ロナウドの選出は以外でした。
 それだけ彼の知名度がアジアや北米で高まってきているのでしょうし、アメリカ代表は既に楽に勝ち点3を奪える相手ではありません。

 代表チームの成績向上がもしかすると、このアメリカの老舗雑誌の編集者たちに、影響を与えたのかもしれません。
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