塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ネイマールにとってリーグ1は退屈なのではなかろうか

2019-06-30 01:35:19 | 日記
 ナイキ首脳陣は今、神妙な面持ちかもしれません。

 それはネイマールの体調、そして評判が回復しないためです。

 サントスからバルセロナへ半ば強引に移籍した事例は、グレミオからパリ・サンジェルマンへ同様の形で移籍したロナウジーニョと兄にアシスと酷似しています。

 しかしロナウジーニョはパリ在籍時、既に2002年ワールドカップで優勝していますし、ロナウドとリバウドと共に攻撃をけん引していました。

 そしてクラブ・ワールドカップの優勝は果たせませんでしたが、バルセロナでの活躍は語り草です。

 ネイマールもバルセロナでリーグ優勝を経験していますが、皮肉にもその栄冠が彼の胸中に

 「メッシから逸脱しなくては」

 という考えを宿すことになったように見えます。

 しかし、パリ移籍以後は肝心な場面で怪我という大義名分があっても戦線を離脱することが多く、指揮官の算段に入っていません。

 2014年ワールドカップはコロンビア戦で負傷退場
 2015年と16年のコパ・アメリカがチリが優勝
 2018年ワールドカップは、ネイマール「ダイブ」の方が本人よりも注目を浴びる

 というように、代表でも思う方向に進んでいない傾向にあります。

 難しいのは彼は先天的に素晴らしい才能をもっているだけなく、サントスにはしっかりコパ・リベルタドーレス優勝という置き土産を残しています。

 しかし、リーグ1への移籍はきっとネイマールにとって退屈な形で終えてしまうのでしょう。

 つまりプレイする喜びがスペインよりも限られていると考えられます。

 僕がナイキ首脳陣であれば、ヴィニシウスとの天秤にかけプロモーションの内容を会議に掛けると思います。

 今夏、ネイマールが移籍を表明しても不可思議ではないのではないでしょうか。
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腹八分目を目指しましょうよ

2019-06-30 01:19:26 | 日記
 僕は大学時代、地元のスポーツ店、靴屋を軸にして周囲が呆れるほど、スニーカーを購入していました。

 1995年から1997年までのハイテクスニーカー競争
 1997年から1999年までのコンバースやケッズに代表されるキャンバス・シューズの売れ行き
 2000年ナイキが発売したエア・プレストに代表される、新しい概念の発表

 良い、欲しいと思ったスニーカーは本当に買い集めたもので、中にはエトニックのような馴染みのないものさえありました。

 ですからアイドルや限定スニーカーに熱中する現在の皆さんの心情は、「どことなく」わかります。

 しかし、学校を卒業して20年もたつと、熱中するジャンルに対しては食事と同様に

 「腹八分目こそが最適」

 とさえ思います。

 例えばサッカー日本代表を応援する弾丸ツアーに申し込む方の熱意は、こちらも頭が下がりますし、毎年発売される日本代表公式スーツを購入している方がいるならば、ダンヒルでなくとも

 「お買い求めありがとう」

 という他ないでしょう。

 でも、アイドルのライブに行きたい、限定スニーカーが欲しくてたまらない、だからといって

 3度の食事を疎かにする
 入浴や着替えなど、身だしなみに気を付けない

 というのであれば、それはさすがに考え物です。

 選手に会う、アイドルに会うのも、最終的には「人と人」の関係です。

 目の前にファンを名乗る人物がいても

 満足な食事を摂取しておらず、痩せている
 髪やひげ、爪の手入れができていない

 のであれば、握手や写真撮影に抵抗はもたれても致し方ないと思います。

 サッカーでは戦術を語る際に「バランス」という言葉がよく用いられますが、熱中する分野でも同じではないでしょうか。
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プレミア価格という現象

2019-06-29 00:15:08 | 日記
 サイズが合わなかったために購入しませんでしたが、初めてイタリア製のディアドラ・スニーカーを履いてみました。

 中古屋で発見しましたが未使用品であり、履き心地は抜群で

 「これがイタリア製のディアドラか!!」
 「ああ、惜しいなあ」

 と思いましたね。

 価格も未使用品でありながら4800円でして、つくづく惜しいなと思ったことと同時に、その横に並ぶプレミア付きスニーカーの価格表示でした。

 ゼビオ・スポーツがプーマに依頼して、ゼビオ・スポーツ限定スパイクを販売するそうです。

 店舗限定というのは確かに店側にとっての目玉商品であり、セールスが期待できると思います。

 しかし、その一方で近年はインターネットを通じた売買で利ザヤを得る機会が多くなり、欲しい品、試着してみたい品が当日店舗に出かけても、すでに完売御礼ということもあるようです。

 店舗限定というものは、千曲市のような片田舎ではなかなか入手する機会もありませんし、

 「高値でも致し方ないか」

 と考えがちです。

 最近はウヰスキーが高価買取、販売の対象となり、僕の贔屓ブランドであるニッカの竹鶴17年などは、かつての希望小売価格の4倍はします。

 僕は今手元に竹鶴の入門編である「竹鶴ピュアモルト」が一本ありますが、熟成年数が記された品は、何と正規の販売店で見たことすらなく、この古酒取扱店舗で初めて見たほどです。

 適正価格は人によって異なりますが、僕からすると冒頭で記したディアドラや、実際購入したロエベの中古ポーチの方が嬉しいわけです。

 嫌な言い方ですが、サッカニーやミズノのような、プレミアがつきにくい靴の方がもっと関心を持たれても良いように感じます。
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イタリア国内におけるユヴェントスの意義

2019-06-29 00:03:34 | 日記
 イタリアではユヴェントスと対峙する形でインテルが存在し、彼らの対戦はナショナル・ダービーと称されます。

 カルチョ・ポリの影響でユヴェントスの影響力は一時期陰を潜めるものの、近年は盟主の座を取り戻していますが、インテルはその躍進の原動力であるふたり

 GMのジュゼッペ・マロッタ
 指揮官のアントニオ・コンテ

 を招聘し、巻き返しを狙っています。

 199-2000年にマルチェロ・リッピを招聘した際、ユヴェントスとは比較にならない、フロントの脆弱さが翌2001年に発せられた

 「奴らのケツを蹴り飛ばしてやりたいぜ」
 「そして監督は即刻辞任だ」

 という名文句に繋がったのでしょう。

 ナポリを含む南部のクラブも、基本ユヴェントスに良い印象を抱いていません。

 しかし、イタリアの車製造業は基本、ユヴェントスの根幹である「フィアット」が担っていますから、イタリアの生活にはいたるところでユヴェントスの面影が見えているように思えます。

 一方でインテルは、90年代半ばから常に「ピレリ」と良好な間柄になります。

 対戦相手の全てを毛嫌いする欧州、南米サッカーでは日用品に宿敵の気配が感じた際はどのように対処しているのでしょうか。

 ナポリは仕立ての一大産地として知られており、日本にも熱心な背広好きが沢山います。

 彼らが敬愛する仕立屋のひとりに、アントニオ・パニコという方がいまして、彼の愛車はポルシェになります。

 彼は長谷川喜美氏の著作「サルトリア・イタリアーナ」の112ページにおいて

 「スーツの良しあしもわからない男が、何故フェラーリに乗っているのか、不思議に思ったものだ」
 「15歳で初めてコバルトブルーのポルシェ911を見た。そのデザインと計器類の美しさに心を奪われた」

 と語っています。

 しかし根本には、ユヴェントスを意識していたように思うのです。
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レアルかバルサか、貴方はどちらですか

2019-06-28 19:18:39 | 日記
 サッカー好きにとって、レアル・マドリーとバルセロナはいつの時代でも特別と言える存在です。

 ではもし僕が、

 「レアルとバルサ、贔屓にするならばどちらですか」

 と尋ねられたならば、レアルと答えると思います。

 理由は「何となく」という理由にならない概念なのですが、そこには僕が欧州を代表する名門「ロエベ」があるから、と言う形です。

 ロエベの皮革製品の素晴らしさは欧州でもよく知られていますし、スペイン王室が認定したブランド、と言う点も大きいと言えます。

 レアル・マドリー、レアル・ソシエダ、そしてレアル・オビエドにレアル・サラゴサ。

 彼らの持つ「レアル」というクラブ名は、王室を意味しますよね。

 きっと英語でいう「ロイヤル」、フランス語でいう「ロワイヤル」が、スペインではレアルになるのでしょう。

 僕はロエベの小銭入れをここ2.3年でしょうか愛用してきたのですが、今日、別途にポーチを購入しました。

 ただ、どちらも中古品で価格は割安でしたし、今日のポーチは表面に幾分「黄ばみ」があるので、ロエベとは思えないほどの安さでした。

 よく大企業の責任者は、常に即断、即決を求められると言いますが、僕はこのポーチを購入するまで2週間も「間」を空けましたから、即断の人間ではありません。

 サッカー・ダイジェストが

 「久保と中井がトップで共演することは奇跡」

 と語っていたはずですが、実際その通りと言わざるを得ません。

 しかし、彼らを見ていて自然と気持ちが昂るのは致し方ないと思いますし、両選手には良い間柄でいてほしいと切に願います。
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