野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

2021年、衆議院選挙

2021-11-03 06:57:12 | その他
「11:01、産経ネット」
10月31日に行われた衆議院選挙は、自民党が圧勝した。
神戸新聞もどのネット誌も自民党の議員減少を大きく扱っているが、公示前から15議席減らしたものの、常任委員会の委員長を独占し各委員会の過半数も確保できる絶対安定多数261を確保したのだから一般的には、これを圧勝と言うんだと思う。自民党は甘利幹事長をふくむベテラン大物が小選挙区で落選したが、人心一新のためには良かったはず。だが思うに、公示前の自民党の276は取り過ぎで、このままだと傲慢さの出る政党になってしまうと、若干その傾向もあったので、自民の票が今回減ったのは良かったと思うし、もうすこし減らしてよかった。今回、個人的に応援していた日本維新が大きく飛躍し、公示前の11議席⇒41議席に+30と大飛躍した。維新は大阪・兵庫の躍進が大きいとあった。これを契機に全国区での認知度UPを期待したい。結果的にさもありなんと思った事に、立憲民主党と共産党は見るも無残に票を落とした。選挙前の下馬評では立憲民主党も共産党も大きく飛躍するとネットやテレビの報道にあったが、共産党のイメージは悪すぎる。立憲民主党は公示前110⇒96で△14に、共産党は12⇒10に△2、両党合わせ△16減らした。しかも”立憲共産党”とあれだけ酷評されたら、票をいれるのを普通は躊躇してしまう。旧ソ連、中国共産党、カンボジア等と、共産党の名の付く政党が過去したことなすこと、恐ろしくてしようがない。その共産党と立憲民主党が共同歩調をとるなどとは近寄りがたい物があった。加えて、自民党の前総理菅さんは顔が悪いからダメと言われていたが、あの共産党や立憲民主党幹部の口角泡を飛ばして自民党の悪口を演説する姿は、鬼のような顔に見え近寄りがたく寒気がした。

投票前の29日、ネットにでる新聞屋の予想では、例えば自民党は大きく票を落とし239、一方、立憲民主党は大きく票を伸ばし130に、共産党は16、そして維新は32と予想していた。産経でさえ、票を読み違えた。結果的に自民党は公示前から15議席落としたが、同じ新聞の予想からすると239⇒261だから逆にみると22票を伸ばしたともいえる。更に言えば立憲民主党は予想から△34落としたことになるので、幹部は責任追及されるのだろう。
   「産経ネット」

ちなみに、前回の衆議院選挙は2017年だったが、その時の印象はどうであったか、振り返ってみたい。
2017年の選挙時は自民党にいれた。この時は、10月22日、超大型台風21号が日本列島に沿って上昇してきた大雨の日だが、結果は自民党が284議席確保の圧勝で終わった。この時期、都知事の小池さんが新党「希望の党」を立上げて衆議院選挙を戦うと突然表明したので、大きく票がうごくと予想されたが、小池都知事の問題発言で立憲民主党が誕生した。どう考えても、当時の総選挙の投票先は、迫り来る北朝鮮の危機に対処できるのは、どの政権の誰かと選択であり、それは世界の現実を厳しく見つめてきた安倍首相以外に考えられなかった。だから、安倍総理に任す以外に道はなかったはず。一方、急仕上げの「希望の党」を筆頭に野党は総じて「安倍政権を終わらせる」「とにかく自民党の一強政治を終わらせる」の一点張りだった。安倍政権を、自民党を終わらせて、その後はどうするのかの政策を語らず、安倍総理は何ら関係なしと判明している森友・加計ばかりを取り上げていた。森友・加計はすでに終わった案件であり森友・加計のみを取り上げる野党演説は、北朝鮮の脅威に対して何ら対策は考えていませんと言うことに等しいのに、「打倒安倍」ばかりを連呼するのみで、とにかく変わらなきゃと言う。しかし、2009年の民主党政権の、あの遇政権を現実に見てしまったのだ。迫りくる危機に何も語らず、ただチェンジを連呼するだけの政党は信用できないと言う失敗事例を現実見てしまった。だから具体的政策を何も語らず、風頼りの「希望の党」や「立進民主党」にはなにも魅力を感じなかった。自民党に絶大な信頼を置いているわけでもないが、野党が言う「政権交代」というものに、我々年寄も特に若い世代も、それほど幻想を抱いていない。そして2021年、今の自民党政治を変えようと野党が毎日連呼しても、現実は、4年前に連呼している内容(与党のスキャンダル追及や悪口)と寸部も変わらない立憲民主党に、何を期待できるのか。

で、今回の衆議院選選挙で一番まともだったのは日本維新だったように思う。
特に「身を切る改革をせず、何の改革が出来ると言うのか」という下りには共感する。また、「今回の選挙は、アベノミクスがどうかとか、そんなしょうもない話じゃない。政治家が身を切る改革ができるかどうか。消費税あげといて、自分たちは懐温めてるなんてあり得ない」とも訴えていた。維新の言う財政再建は「無駄な公共事業の削減・補助金の削減に加えて国会議員や公務員の給与削減」だそうだ。「国民に負担を押しつける前に、国会議員3割削減、給料3割削減に、公務員の給料2割抑制。これで年間27兆円の公務員の人件費を抑えたら、年間5兆4000万円。消費税3%分が出てくる」とも述べた。それにしても、維新の意見に同席した政治評論家や新進気鋭の経済アナリストは、ただただ黙しているのみ。

維新の凄い所は、なんとっても「公約は守る」ことに邁進することだと思う。
維新の、公約を達成しようという姿勢とリーダーシップは、応援者にとっては非常に頼もしいものだ。例えば、ずっと前に、こんな記事「公約を守る松井知事。反故にする小池知事」がある。東京都議会議員のやながせ裕文の意見「自民から立憲・共産まで仲良くそろって「党利党略だ!」とのキャンペーンを展開しているが、これは全くの的外れだ。公約を守るために、あらゆる手段を尽くすのは当然のこと。有権者が選挙で選択した民意を軽視し、その遂行を妨害することしか考えない者こそ「党利党略」だ」は全くの正論ではなかろうか。また加えて、「いったい小池知事は何をしたかったのだろうか。選挙目当てで、誰にも受けがよい「市場プラン」をぶち上げ、ほとぼりが冷めた頃に撤回する。自民党をブラックボックスと批判し選挙に勝利するが、再選に向けて自民党に擦り寄っていく。これだけ「公約」「選挙時の言葉」を軽視する知事も珍しいのではないか」として、大阪府知事の公約必達姿勢と東京都知事の変質を並べて述べている。市民との信頼こそ最も重要なことで、公約達成を守らない首長こそ信頼できないものはない。また、あの桁違いの私利私欲さは日本人には理解出来ないものの、元日産のゴーンさんも必達目標(コミットメント)厳守こそ重要とした、優秀な経営者と評価されていた。一方、理念や方針を説明しない、達成目標のコミットメントを出さない、しかも一度言ったことを朝令暮改で平然としている経営者の部下になったら最悪だ。

大阪の近く兵庫の神戸市に住んでいるが、「ケンミンショー」の関西3府県の比較話題では、いつも馬鹿にされ笑いものにされている大阪だが、しかし3府県のなかで最も活力があるのは大阪であることに間違いない。数年前の神戸新聞には書いてあったのは、海外からの訪問客数は圧倒的に大阪と京都が多く、兵庫など低空飛行のままだ。多くの観光資産を有しながら観光客の伸び悩みに悩む神戸の話題は、議員の節度のなさと神戸市の「ヤミ専従」ぐらいか。あの活力ある大阪のバイタリティは、もともと大阪住民の人力だと思うが、その力を上手に引き出しているが維新の大阪知事と大阪市長の、ここ10数年の成果だと思う。神戸に住んで、大阪の活力が羨ましかったが、次第に兵庫にも浸透しつつある。今後の維新に期待!
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今年の健康診断、2021

2021-11-01 06:23:33 | 日常生活
今年、2021年の健康診断も終了した。
神戸市の特定検診と胃・大腸の内視鏡検査がメインだが、今年の結果も特に異状なしだった。
近くの「みどり病院」で、神戸市が指定する項目、身長・体重、血圧、血液検査、尿検査に加え、肺がん検診を実施した。BMIが少し低下し20.5(基準値24.9以下)で昨年より少し痩せ、血圧122/77、中性脂肪は72で昨年の61一昨年値87(基準値は149以下)と変わらず異状なし。その他の血液検査値も基準値内で問題なし。もう数年にわたり、αリノレン酸(荏胡麻湯)を毎朝、摂取してきたので、LDL値に変化がみられるか注視したが、値は何ら変わらず112(神戸市の基準値は119以下)となった。HDL値は少し下がり67→58、αリノレン酸(荏胡麻湯)を毎朝とってみるも左程の効果なしだが、毎日摂取しているのでこの値で済んだのだと良い様に解釈。空腹時の血糖値も通年と同じ86で、正常。γーGTが76で基準値50以下より若干悪化しているが、医者に言わせると誤差の範囲だと言う。7,8月ごろに測定した価は50以下だったので、たまたま少し上っただけで正常値の範囲なんだろうと解釈。尿検査も異状なし。肺がん検診である、胸部X線、痰の検査は神戸市の専門医の結果まだ未着。胸部X線はみどり病院で撮影した時点で問題なし判定だった。

胃内視鏡と大腸の内視鏡に加え腹部エコーは毎年実施している「ももいクリニック」で実施した。問題なし。
腹部エコーによる肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓など臓器検査も異常なく直ぐに終わり、胃内視鏡(食道、胃、十二指腸)と大腸内視鏡とも生検を採取することもなかった。腹部エコーと胃内視鏡検査は毎年実施、大腸内視鏡は3年後との指示を受けた。

今年は5月頃、2週間弱入院したが、また後日。

*神戸市特定検診の「肺がん検診」の結果は「肺がんなし」の通達があった。神戸市判定月日:2021年11月8日
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