野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

これがあるから一人に掛けるのは怖い

2017-01-24 06:36:16 | モータースポーツ
AMAスーパークロス第3戦 Anaheim-2 をパソコンのLiveTimingで追っていた。
KTMのR. Dungeyが良いスタートを切り、2番手はヤマハの若手ワークス C. Webbが続く。ポイントリーダーのホンダHRCの Ken Roczen選手は
スタート出遅れ7位で周回を終え、とんとんと上位に近づき5週目を終えると3位につけた。トップ争いに絡んだ10週目、突然、LiveTimingから
Ken Roczen選手の名が消えた。全ライダーが一斉にタイムを落としたので何か大きなミスでもしたんだろうと暫くパソコンを眺めているも、
Ken Roczenの名が出てこないまま20分+1周を終え、KTMのR. Dungeyが優勝し、2位は同じKTMのM. Musquin選手が入った。

ところが、間をおかずFBにKen Roczen選手の転倒場面が頻出し始める。大転倒だ。Ken Roczenはそのまま動かない。
  Ken Roczen Crashes Out of Anaheim 2 - Monster Energy Supercross 2017

MULEで運ばれるKen Roczenは左腕を固定され、間もなくして、「Roczen injured in hard crash at Anaheim 2」に、ホンダHRCのコメントが投稿された。
それによると、 Roczen選手は左腕の複雑骨折だとあった。これで、 Roczen選手の今シーズン、レース終了の可能性極めて大。
   
腕の複雑骨折だから、全治後レースに復帰するのは相当な時間を要するだろう。ホンダも長年の低迷からやっと脱局し、チャンピオンを
狙えるライダーを確保して、しかも現在のポイントリーダーがまさかの戦線離脱とは夢にも思わなかったに違いない。現時点の最も優秀な
ライダーの負傷戦線離脱は非常に残念ではあるが、これがあるから、いかに優秀なライダーを確保したと言っても、一人に全てを期待する
危険性がある。今年のホンダは、ダカールラリーの給油ミスと言い、序盤から出鼻をくじかれるレース展開となった。
コメント
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