野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

2017、AMAスークロスレースが始まった。

2017-01-09 08:06:01 | モータースポーツ
  「第1戦優勝のHRCKen Roczen選手:Motocross Action」
2017年、米国AMAスーパークロスレースの第1戦Anaheim)が開幕した。
優勝はホンダHRCのKen Roczen選手。ホールショットを取った後、最後までトップを譲らず快勝。
Roczen選手の最速タイム1分01秒857で、2位との差を徐々に広げ、最後は16秒差で他ライダーの追従を許さず、優勝した。
第1戦のライブタイミングを見る範囲では、HRCのKen Roczenの実力が抜きんでている印象在り。
  
トップの Roczenを除けば、KTMとHusqvarna社が上位を占め、この結果を見ると、欧州モトクロッサーは日本車以上の実力ありと
考えざるを得ない。つい最近、二輪情報誌では全米No1の発行部数を誇る”Cycle News”誌が450㏄モトクロッサーの実走評価記事
2017 450 Motocross Shootout」を投稿していた。その結果は、
  〇1st place – KTM 450 SX-F
  〇2nd Place – Husqvarna FC 450
  〇3rd Place – Honda CRF450R

2017年モデルのモトクロスマシンの評価結果を勘案すると、今年のスーパークロスレースはホンダHRCのKen Roczenを中心に、
KTMとHusqvarnaマシンが取り囲む展開になるだろうとの予感。
 

大昔、NHKBS(BS放送開始当初頃)が毎日曜日の午後、AMAのスーパークロスレースを放送していた。
当時は、まだBS放送が普及していない時期だったので、近くの大型電気店でかじりついて見ていた。テレビの周りは同じく足を止めて観戦している人も多く、沸き立っていた。あるとき、当時の技術部長がUS出張された際、10万人収容の「ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム」で開催されたスーパークロスレースを観戦された。帰国後、トップ走行のカワサキライダーが聖火台への登り口右コーナーでホンダ車に抜かれ、その負けた原因の討議が忘れられない。その場面はリピートで何度も繰り返し放送されたが、カワサキの敗因を「立ち上がりパワーの不足」のマシンが悪いのか、それとも「ライダーのコーナーライン取りのまずさ」かで、数分議論となった。うまく言葉を選んでのらりくらり説明したら良かったのかもしれぬが、若気の至りもあって技術部長と相譲らずの議論をしてしまい、後から考えると破廉恥な言動だったと反省したものだった。当時の技術部長は、技術的論議には上下も無いと言うのが信念だったから良かったものの、自分の意見に固守する上司だったら、一歩間違ったら即飛ばされるところだった。同じような事例を、競合企業の担当者から直接聞いたことがある。NHKBSを見た、その会社の上司が、いちいちUS現地の担当者に即刻電話してきて、「あのサスの動きが良くない。即修正しろ」と指示されて困った困ったと言っていたと聞いた。日本で放送されるのも善し悪しだなと笑ってごまかした記憶がある。今はどうかは知らないが、当時は、こんな事など日常茶飯事だった。 何処のチームも、またその上位も、勝ちたかったのだ。湊川神社のお守りを車に付けて勝ったら、即刻数十個まとめて郵送してくれと米国からFAXが来た時はさすがに仰天したが、そんな大昔の時期もあったなーと、思いだした。
コメント
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